更新日令和6(2024)年1月24日

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令和5年度第3回柏市男女共同参画推進審議会会議録

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開催日時

令和5年12月19日(火曜日)午前10時~午前11時30分

開催場所

パレット柏 ミーティングルームC

出席者

(委員)

大村委員、橋本委員、木野委員、村上委員、津波委員、谷委員、萩原委員、横山委員、小林委員、岡林委員

(事務局)

小島企画部長、佐伯共生・交流推進センター所長、野戸副主幹、小泉主事補

 

議題

1. 会長及び副会長の選定について

2. 第三次柏市男女共同参画推進計画の令和4年度実績報告書に係る意見書案の修正案について

3. 柏市男女共同参画推進計画の改定について

議事(要旨)

1. 会長及び副会長の選定について

委員改選に伴い「柏市男女共同参画推進審議会規則」第3条の規定により委員の互選を行う。会長、副会長ともに推薦があり、異議がないため、会長には大村委員、副会長には萩原委員が選出された。

2. 第三次柏市男女共同参画推進計画の令和4年度実績報告書に係る意見書案の修正案について

事務局から第三次柏市男女共同参画推進計画の令和4年度実績報告に係る意見書案の修正案について説明を行った。その際の主な意見は次のとおり

 

  • 小林委員

修正箇所である文面が「教職員や保護者」と限定されているが、地域の啓発も必要なので、幅を持たせた表現の方が良いのではないか。

  • 大村委員

教育には、学校教育・家庭教育・地域教育とあるので、ご指摘の箇所の表現を「教職員・保護者・地域の皆さん」とすればよいと思う。前段と後段の2か所の表現を考えてもらいたい。

  • 木野委員

男女共同参画に関する教育については、ぜひ地域の方や保護者の方にも見ていただきたいと思う。実際、家庭へは学校経由で声を掛けてもらっているが、保護者の反応はほとんどない。一方で、保健所、教育委員会から地域の民生委員などに声を掛けていただくと来ていただける。地域に情報がいくようにしていただくとよいと思う。

  • 小林委員

健康づくり推進員が中学校で行っている命の授業のお手伝いに行っている。地域内の赤ちゃんがいる家庭にお願いをして、実際に赤ちゃんを抱っこさせてもらうなど、男女関係なく生徒全員で赤ちゃんのお世話をするような機会がある。これは地域が関わっていることだと思う。

  • 村上委員

地域というジャンルを入れるとしたら、どこに入れればいいのだろう。学校教育で地域向けにやっていることと言うとどういうものがあるのか。

  • 萩原委員

コミュニティスクールが全地区に配置されたので、地域の方たちとの関りに活用できると思うが、地域によって体制にばらつきがあるので、考慮する必要がある。コミュニティスクール経由で地域に啓発をしていくのは大事なことだと思う。難しいところはあるが、今後はそれを活用していければいい。

  • 木野委員

今月、松戸で男女共同参画フェスタがあって参加してきた。お父さんたちの参加も多く、読みきかせがとても上手だった。お父さんの育児参加が直接的でわかりやすかったので、柏でもやったらよいと思う。

  • 大村委員

(3)の意見について、地域を入れるということから考えると、報告書48ページの3、4にあることだと思う。ここに今後、地域という内容を加えていけばいいのかなと思う。

  • 岡林委員

委員になって初めて計画を読んだが、本当に多種多様な分野に関わっていると思った。ここ数年コロナの影響で、集まり等が少なく活動できなかったと思うが、今後はたくさんの部署を巻き込んで、推進していくようにしたらよいと思う。

  • 事務局

貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。コロナの影響でいろいろなことが止まってしまっていたが、今後は、庁内での情報共有を図るとともに、様々な部署にまたがる課題に取り組んでいきたいと思う。

 

3.柏市男女共同参画推進計画の改定について

事務局から柏市男女共同参画推進計画の改定について説明を行った。その際の主な意見は次のとおり

 

  • 小林委員

意識調査を配布した数が4千人から2千人になっている理由は。

  • 事務局

予算と時間の都合で調査数を減らしている。回収率は前回とほぼ同じ率のため、有効な回答が得られたと考えている。調査は紙媒体で、郵送封筒に返信用封筒を入れて、実施している。

  • 横山委員

広く声を拾うためには、紙にこだわらない方がよいと思う。若い人はQRコードだと回答してくれる人が多いと思うので、デジタルと両方を取り入れ、選択できるようにしたらどうか。

  • 村上委員

紙とデジタルでは回答の結果がかなり変わった経験がある。連続性や前年度と比較できるようにするためには、紙で続けることも必要かもしれないが、選択肢を多くすることも必要だろう。よって、紙からデジタルへ方法を変える時には、その点の注意が必要だと思う。

  • 事務局

あとは、質問数の問題もあると思う。スマートフォンで見る場合、かなり長くなってしまうが、経年経過を見ている質問も多いため、質問数を少なくするのは難しい。ただし、今後5年後に調査を行うときには、今よりもっとデジタルが進んでいることだろう。そのため、紙とデジタルとそれぞれで集計したものと、総計したものと、集計の段階が増えることになるが、やった方がよいだろう。

  • 村上委員

調査コストは上がるだろうが、回答数を増やすためにも必要なことだと思う。

  • 大村会長

同じ質問で、デジタルと紙との回答の差を見ることも大事になるかもしれない。

  • 小林委員

ふるさと協議会の回覧を例にとると、QRコードを導入した結果、回答にそんなに差異はないように思う。QRコードで返してくれる人は少ない。しかし、若い人は増えていると思う。

  • 岡林委員

第3次計画は平成28年度から令和8年度までの予定だったように思うが、令和7年度までに早めたのは理由があるのか。

  • 事務局

第3次計画は、令和4年度に後期計画になる予定だったが、コロナ禍の影響で会議ができず、平成30年度の改定で終わっている。また、11年という長い計画のため、時勢に沿わない部分もでてきている。これらの理由や市の総合計画が令和7年度から新しくなることなども合わせて検討し、1年早めた。

  • 岡林委員

ネット社会の普及により、対面での相談が減っているところがある。シニア層でもネットを活用するようになっており、私が参加している調停相談会では、コロナ後に対面が減った。今後は、男女共同参画の相談もネットでもできるように考えてもよいのではないか。

  • 事務局

子ども関係の相談だとLINEを活用している相談が増えていることは感じている。市の「女性のこころと生き方相談」では、対面か電話であるが9対1くらいで対面相談が多い。コロナで変わったことといえば、相談件数が減ったこと。現在は、以前の水準に戻りつつある。継続して通う人が多く、対面で話すことで、心が安定するのかもしれない。

  • 大村委員

大学でもオンライン授業などが増えている。参加の可能性を広げるということから見ると良い点だと思う。

  • 横山委員

私たちの講座もオンラインでやっており、参加の可能性が広がっていると思う。相談でも、顔を見せたくない人はオンラインを選択するのではないか。しかし、表情が見えないと、相手が腹落ちしているかわからない面もあり難しいとは思う。状況に応じた使い分けを準備して、選択肢を広げたほうがいいと思う。

  • 小林委員

柏市はデジタルの推進が遅いかと。どうでしょうか。

  • 事務局

DX推進課をはじめとした体制も強化されており、もう少し見守っていただけたらと思う。

  • 横山委員

行政は対応が遅くて、融通が利かないと思う時がある。民間レベルで新しいことを検討していってほしい。まず、できることやできないことを検討して、その上での判断が必要だと思う。

  • 村上委員

第4次計画は、何年の予定か。第3次のように10年と長いと、今回のようにオンラインが発展していくなどの変化があるだろう。

  • 大村委員

たしかに今は、なかなか10年後の社会を想像することはできない。

  • 事務局

国や県の計画を見ると、5年期間が多い。第4次計画もそれに倣うと考えている。

  • 小林委員

次回の審議会の予定はいつ決まるのか。

  • 事務局

2~1か月前に決定をしていく。次回は2月を予定している。オンラインも考えていく。

資料

【資料】令和4年度実績報告に対する意見書(案)(PDF:511KB)

傍聴

傍聴者なし

次回開催日時

令和6年2月予定

お問い合わせ先

所属課室:企画部共生・交流推進センター 男女共同参画センター

柏市柏一丁目7番1-301号 Day Oneタワー3階

電話番号:

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