令和5年度第1回柏市男女共同参画推進審議会会議録

開催日時

令和5年6月30日(金曜日)午後3時15分～午後4時45分

開催場所

パレット柏 ミーティングルームG

出席者

（委員）

大村委員、村上委員、津波委員、中島委員、小島委員

（事務局）

佐伯共生・交流推進センター所長、野戸副主幹、小泉主事補

 

議題

1.第三次柏市男女共同参画推進計画の進捗状況について

2.令和5年度柏市男女共同参画行政に関する施策について

議事（要旨）

1. 第三次柏市男女共同参画推進計画の進捗状況について

事務局から令和4年度実績報告を行った。その際の主な意見は次のとおり

• 中島委員

81ページの条例制定の記述について、条例の制定はしないのですか。

• 事務局

千葉県に条例ができていないので、柏市として先に制定する考えはない。県に先行している自治体もある。周りの動向を見させていただく。予定事業の記述について、適切に書きかえる。

• 村上委員

39ページの男性の育児休暇について、柏市の状況を教えていただきたい。

• 事務局

男女合わせての数字が記載されているので、現時点での回答はできない。

• 村上委員

出産補助休暇や育児参加休暇を含めて、有休や休暇制度を少しずつでも取りやすいようにして、浸透するように。周知して、男女ともに取りやすいようにしてほしい。管理職研修に盛り込んでもらうようにしてほしい。

• 中島委員

4ページの「子供休暇」とは。育児休業と違うのか。

• 事務局

子供の行事や予防接種のために取る休暇であり、小学生まで取れるような仕組みである

• 小島委員

39ページの育児休業について、前年度より若干下がっている（横ばい）にもかかわらず、男性職員の育児休業取得が大幅に上がったという説明の根拠はあるか。

• 津波委員

4ページの人権出前講座等の受講者が令和4年4月にすごい勢いで増えた理由はあるか。

• 事務局

52ページの実施事業内容をご参照いただきたい。前年度は2回のみだったが、今回は19回の出前授業をされている。

• 大村委員

6月23日理解促進法が施行された。国が基本計画を作って、地方公共団体が努力義務を負い、知識の普及など必要な施策を講じるなど、今後の対応が求められるだろう。

• 中島委員

学校と事業主は別か。

• 大村委員

事業主は労働者との関係で、学校は学生、でも教職員がいるから労働者と両方。

• 事務局

トイレが、男女共用になることで、女性専用トイレの設置をしないところがある。公園のトイレが男女共用となると、子連れのお母さんは、怖くて子供一人では行かせられないとなる。生き方の多様性を認めようという風潮があるが、物差しがそれぞれ違うので、何が正しいかはわからず、行政で決めていくことも難しいと、つくづく思っている。

2. 令和5年度柏市男女共同参画行政に関する施策について

事務局から柏市男女共同参画に関する令和4年度事業報告及び令和5年度事業予定の説明を行った。その際の主な意見は次のとおり

• 中島委員

講座に関する人数について

• 事務局

参加人数が少ないことは周知不足と思っている。

• 村上委員

オレンジリボン（児童虐待）とパープルリボン（DV）を一緒にやるところが増えている。内容はつながっている。女性から男性への暴力もある。言葉の暴力が多いので表に出にくい。男性が悪いと言われてしまう。

• 事務局

オレンジのメモ帳など、国からもらう啓発物品を配るなどしている。

• 中島委員

妻の不倫が離婚理由でも、親権は妻にいく。

• 中島委員

以前にダブルデッキを使ったイベントをやってみる話が出ていたが、関心がない人、問題があることを知らなかった人に知ってもらう。意識してもらう。いろんな活動をしている方の力を借りて、行っていただきたい。

• 津波委員

市民活動フェスタなどで配布してもよいと思う。多くの方に知っていただける。

• 事務局

はぐはぐ（男性の育児）や教育委員会。PTA連合会などで保護者にアプローチする。

• 村上委員

家庭教育の講座を学校で催すので、企画していただく。

• 事務局

木野さんの講座でよいかもしれない。イベントに乗っかる形で行っていく。

• 津波委員

広く配信することで必要な人に届くようになるといい。

資料

令和4年度実績報告【案】（PDF：5,673KB）

傍聴

傍聴者なし

次回開催日時

令和5年8月29日（火曜日）