更新日令和4(2022)年12月13日

ページID32592

ここから本文です。

令和4年度第3回柏市男女共同参画推進審議会会議録

開催日時

令和4年10月24日(月曜日)午後3時30分~午後5時

開催場所

パレット柏 ミーティングルームD

出席者

(委員)

大村委員、橋本委員、木野委員、中嶋委員、小島委員

(事務局)

仁尾共生・交流推進センター所長、野戸副主幹、金子主事

議題

  1. 柏市パートナーシップ及びファミリーシップ宣誓の取扱いに関する要綱(案)について
  2. 市民意識調査(案)について

議事(要旨)

1. 柏市パートナーシップ及びファミリーシップ宣誓の取扱いに関する要綱(案)について

前回の会議において審議した「要綱(案)に対する意見及び修正等」を反映させた資料について説明した後、意見を伺った。その際の主な意見は次のとおり

  • 大村委員

使いやすい制度という面では、対応していただいたものもあると認識している。難しい問題として、里親の場合など、どこまで制度の中に入れるかという点がある。ファミリーシップ制度自体がまだこれからというところがあるため、色々と検討余地があると思う。とりあえずはパートナーシップにプラスしてファミリーシップをセットにしているところが多いので、引き続き検討していただきたい。

  • 橋本委員

居住要件について、柏市では一方が市内在住であればサービスを利用できる方向性を示されているが、その一方が他の自治体に在住している場合、その自治体が双方が市内在住でないと制度を利用できない要件であったとき、柏市の宣誓書及びサービスは使えないということか。

  • 事務局

そうなる。

  • 橋本委員

不動産について、利用できるようにしてほしいという当事者の意見があったということだが、具体的にはどういったことについてお困りだったのか。

  • 事務局

不動産事業者によっては、同性パートナーだと断られるところもあると聞いている。性的マイノリティに理解を示す事業者も多くなっているようなので、柏市からも周知・宣伝をしていく予定である。事業者はあくまでも民間企業のため、判断はゆだねることになるが、協力していただければと考えている。

  • 橋本委員

生活の拠点地を自由に決められる制度であってほしいので、近隣圏でも使えるというところが必要になってくると考える。

  • 大村委員

アメリカでは結婚制度が州でバラバラではあるが、一部の州の要件で結婚をするとどの州でも夫婦と認められるという考え方がある。我々はまず柏市としてできることをやっていくことが必要である。将来的にこういった方向性も検討の対象になってくると思われる。

2. 市民意識調査(案)について

前回の会議において審議した「市民意識調査に係る意見及び修正等」を反映させた資料について説明した後、意見を伺った。その際の主な意見は次のとおり

  • 大村委員

パートナーシップ制度等の性の多様性に関する議論をしておきながら、設問の回答に「男性も女性も」のように性別が2つしかないのはいかがなものか。問4は「性別に関係なく」のような表記を頭に入れるのはどうか。

  • 橋本委員

「身体的性別に関わらず」という文言でもいいと思う。

  • 小島委員

問4のDは、らしさの問題になり、それに対するこだわりがまだ強いのか、あるいは減ってきているのかを調査するためにも、そのままの表記でいいのではないか。

  • 大村委員

意見にもあるように、あえてその主語を意識させるためにも頭に入れた方が対比としてはわかりやすいと思うが、いかがか。

  • 木野委員

一般的に「男の子と女の子」と言われるように男の子が先に表記されるので、あえて「女の子と男の子」と順番を入れ替えて表記してもよいのではないか。

  • 小島委員

一般的に「~らしくしなさい」ということをだんだん言わなくなってきてはいると思うが、よく言われる方を設問には入れた方がよいのではないか。

  • 大村委員

どちらを先にするかについてはこだわらなくてもいいのではないか。

  • 事務局

問4のA,B,Cに関して、「男の子も女の子も」という表現を「性別に関係なく」と変更する。

  • 大村委員

パートナーシップ制度の補足説明部分で、修正後は同性同士という文言を変更したとのことだが、異性間でも適用されるということが分かる表現ではないと感じる。二者の後に「同性及び異性間」の表現に変更した方が良いのではないか。

  • 事務局

「二者(同性及び異性間)」の表現に変更する。

  • 橋本委員

問12の「子どもを産み育てやすい社会にするためには」の設問について、選択肢に「女性が社会に進出しないこと」とある。言い方が他の選択肢と違ってきついのではないか。この選択肢は前回あったとのことであるが、その際に問題にならなかったのか。

  • 小島委員

過去との傾向を比較するといった観点で、設問としては残した方がいいと考えるが、選択肢の内容的には違和感を感じる。

  • 大村委員

選択肢の1~5に関しては応援する立場で肯定的な文言が入っているのに対し、6だけ否定的な文言が入っているため違和感を感じるのではないか。

  • 橋本委員

「女性が家事・育児に専念する(社会に進出しないこと)」に修正するのはどうか。

  • 事務局

そのように変更する。

  • 大村委員

設問の「あなたは」が入っているものと入っていないものがあるので、統一した方がいいのでは。

  • 事務局

「あなたは」が分かるように、入れるところと削除するところを修正する。

傍聴

傍聴者1名

次回開催日時

令和4年12月26日(月曜日)

お問い合わせ先

所属課室:企画部共生・交流推進センター 男女共同参画センター

柏市柏一丁目7番1-301号 Day Oneタワー3階

電話番号:

お問い合わせフォーム