更新日令和3(2021)年2月26日

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設立趣意書

大学コンソーシアム柏 設立趣意書(PDF:72KB)

大学コンソーシアム柏 設立趣意書

東葛地域とその近辺には、多数の大学が立地しており、それぞれの特色を生かした教育研究活動が行われています。

近年、大学の間では、18歳人口の減少や本格的な生涯学習社会の到来、国立大学法人化等の動きを受け、従来の教育研究活動に加えて、社会貢献活動を重要な柱に位置づけ、地域社会との連携を積極的に模索・強化する動きが活発化してきています。

一方、地域では、地方分権の拡大をはじめとする社会経済の変化に伴って、各地方自治体の経営能力が問われており、地域の社会資源を存分に活かした、まちの魅力の向上が大きな課題となってきました。

大学と地域が連携してまちづくりに取り組み、それぞれの社会的価値がアップするような、Win-Winの関係を形成することが期待されています。

国でも、大学と地域の連携が注目されており、平成17年12月、都市再生本部において、「大学と地域の連携協働による都市再生の推進」事業が第十次都市再生プロジェクトとして決定され、「千葉大学・東京大学などとの連携協働による柏・流山地域のまちづくり」が、モデル的な取り組みとして位置づけられました。これに呼応して、地域再生本部も、文部科学省、国土交通省ほか関連府省の協力を得ながら、大学と地域の連携による地域活性化を支援しています。

これらの動きは、各大学にとっても、行政にとっても、国の支援措置を活用しながら活性化を図る好機といえるものです。

柏市及び近隣に立地する大学と柏市は、平成17年度に懇談会を2回行い、大学と地域との連携のあり方について、意見交換をしてまいりました。

この中で課題として共通認識を得られたのが、組織としての協働関係を築く体制づくりと、連携にあたっての目的やメリットの明確化などです。

そこで、柏市内及び近隣の知的資源を生かしたまちづくりを一層進めるため、このたび(仮称)大学コンソーシアム柏を設立し、情報共有や意見交換と、連携協働事業のインキュベーションを促進することといたしました。

環境問題や地域社会の活性化、少子化、2007年問題など、まちづくりの様々な課題に前向きに取り組み、大学と地域の双方にとってメリットのある、また地域資源の好循環を生み出す関係づくりを目指します。

平成18年11月22日

大学コンソーシアム柏

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