更新日令和3(2021)年3月11日

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令和2年度第4回柏市教育振興計画策定有識者懇談会会議録

1 開催日時

令和3年2月17日(水曜日)から令和3年3月2日(火曜日)まで

2 開催場所

書面による開催

3 出席者

委員

南部委員、山田委員、中田委員、杉本委員、中村委員、寺田委員、加藤委員、多賀井委員、荒井委員、鈴木委員、高橋委員、露木委員、長澤委員

4 内容

(1) 議題

第2次柏市教育振興計画(案)へのパブリックコメント意見に対する市の考え方について

(2) 意見等

【荒井委員】

パブコメを拝見して、夜間中学に関する意見が大変多く、切望されていることを実感した。有識者懇談会の際に、外国籍のお子さんの日本語学習環境の整備の必要性について触れさせていただいた。また、自身がPTA役員だった時も「教育のあるべき姿の多様化」も念頭に置きながら、子どもたちの長欠については常に留意していた。柏市ですぐにどうこうということでなく、様々な事例を研究することで、受け皿の一つとなればうれしい。

【露木委員】

夜間中学校関係者からの意見が多いと感じた。自分も外国籍住民の子女の教育について、学習アドバイザーの現場で対応しながら、必要性を感じているが、同時に親御さんの日本語教育、文化教育も同様だと思っている。また、日本人でも何らかの理由で中学に行けなかった方々にも心を寄せている。どちらも、現実の生活や仕事も絡んでくるので、一様に進める事は難しいと感じる。行政の力もいただき、良い方向に進めばと思う。

【長澤委員】

「夜間中学校」の必要性が大変よく分かった。実際に柏市に開設となると、誰が教えるのかという点が少し気になった。教職員の負担軽減を重要視している以上、学校の先生方がというのも矛盾が生じてしまい、かといって、年齢や国籍も様々な方が集まるとなると、誰でもいいという訳にもいかないのかとも思う。それなりに教員としての経験があり、指導力・語学力のある方。また、不登校の子どもたちも通うとなると、カウンセラー的な知識も必要になるのではないかと考える。今現在はボランティアの方がやってくださっているようだが、一個人の意見としては、夜間中学校専門の教員が居てくれると安心だという思いもある。私自身、自分の子どもがもし不登校になり、教育を受けられなくなってしまったら、このような夜間中学校という場所がかなり心の支えになると思った。それゆえに、開設となると様々な事をかなり突き詰めて考えていかなければいけないようにも感じた。

【南部委員】

パブリックコメントに対する市の考え方において、「丁寧に調査研究を進めてまいります」と記載しているが、「早急にその実態を調査する」旨の文言を追加し、すぐ対応するとの意思を示すことが必要だと思う。

【事務局】

今回の調査では、本市における公立夜間中学の対象となる方の潜在数だけでなく、対象となる方々にどのようなニーズがあるのかについても把握する必要があるとの観点から、令和3年度中に公立夜間中学の対象となる方のみならず、こうした方々を日ごろ支援している関係者・団体にも御意見を伺う機会を設けてまいりたいと考えております。今回いただいた御意見につきましては、「市の考え方」へ反映させていただきます。

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