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介護保険サービス(地域密着型サービス)
地域密着型サービスとは、平成18年4月1日の介護保険法の改正に伴い創設されたサービスです。
このサービスは、高齢者が要介護状態になっても、可能な限り住み慣れた自宅や地域で生活を継続できるよう、支援していくものです。
主な特徴
- 事業所に関する許認可は、各市町村が独自に行います。
- 原則、住所地以外の他の市町村が実施する地域密着型サービスは利用できません。
- このサービスは市内を七つの日常生活圏域に分け、各生活圏域にサービス提供のための基盤を整備していきます。
地域密着型サービスの仕組み
7つの日常生活圏域
面積や人口、地域づくりの活動の単位など、それぞれの地域の特性を踏まえ、7つの日常生活圏域を区分しています。
圏域 | コミュニティエリア |
---|---|
北部1. | 田中、西原 |
北部2. | 富勢、松葉、高田・松ケ崎 |
中央1. | 豊四季台、新富、旭町 |
中央2. | 柏中央、新田原、富里、永楽台 |
南部1. | 増尾、南部、藤心 |
南部2. | 光ケ丘、酒井根 |
沼南 | 手賀、風早北部、風早南部 |
柏市における圏域
(補足)コミュニティエリア=地域特性・住民意識・人口・面積などから町会・中学校区等を単位として分けた20の地域
地域密着型サービスの種類と内容
- 夜間対応型訪問介護
夜間(午後10時から午前7時)に定期的、または利用者の求めに応じてホームヘルパーが自宅を訪問し、入浴・排せつ・食事等の介護や日常生活の世話を行います。
(補足1)要支援1・2のかたは利用できません。
(補足2)自宅に専用のケアコール端末(工事費はかかりません)を設置します。ケアコールを押すだけでオペレーションセンターの看護師が対応します。介護サービスが必要な時には、ヘルパーが自宅に駆け付け、介護サービスを提供します。 - 定期巡回・随時対応型訪問介護看護
単身や重度の要介護者のかたが在宅生活を続けられるよう、排せつなどの身体介護や看護のために、訪問介護や訪問看護が連携しながら、定期的に自宅へ巡回し、必要があれば24時間いつでも対応します。
(補足)要支援1・2のかたは利用できません。 - 地域密着型通所介護(地域密着型デイサービス)
定員18人以下の小規模な通所介護施設で、食事・入浴などの介護や機能訓練が日帰りで受けられます。
(補足)要支援1・2のかたは利用できません。 - 認知症対応型通所介護(認知症対応型デイサービス)
認知症と診断された高齢者を対象に、食事や入浴、専門的なケアが日帰りで受けられます。 - 小規模多機能型居宅介護
通所を中心に、利用者の選択に応じて訪問系や泊まりのサービスを組み合わせ、多機能なサービスを受けられます。 - 看護小規模多機能型居宅介護
小規模多機能型居宅介護で提供されるサービスに加え、医療ニーズにも対応したサービスを受けられます。 - 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
認知症と診断された高齢者が共同生活をする施設です。スタッフの介護を受けながら、食事や入浴などの介護や支援、機能訓練を受けられます。
(補足)要支援1のかたは利用できません。 - 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護(地域密着型特別養護老人ホーム)
ねたきりや認知症で日常生活において常時介護が必要で、自宅では介護が困難なかたが入所する、定員29人以下の小規模な施設です。食事や入浴などの日常生活上の支援や、健康管理が受けられます。
(補足)原則として、要介護3以上のかたが利用できます。 - 地域密着型特定施設入居者生活介護
介護保険の指定を受けた介護付有料老人ホーム、養護老人ホームなどの施設のうち、定員29人以下の小規模な施設です。入居している利用者の対して、日常生活上の支援や介護を提供します。
(補足)柏市内に施設はありません。
事業者情報について
柏市内の介護サービス事業所については、介護保険サービス事業者ガイドをご覧ください
居宅サービス・施設サービスについて
詳しくは居宅サービス・施設サービスをご覧ください。
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