更新日令和5(2023)年9月25日

ページID36122

ここから本文です。

令和5年度第2回柏市健康福祉審議会高齢者健康福祉専門分科会会議録

1.開催日時

令和5年8月3日(木曜日)午後2時~4時

2.開催場所

柏地域医療連携センター1階研修室

3.出席者

委員(敬称略)

須田仁、井部泰子、狩野宏樹、﨏久美子、堀田きみ、山名恵子、吉野一實、渡部昭(以上8名)

事務局等

健康医療部理事(吉田 みどり)

健康医療部次長兼高齢者支援課長(宮本 さなえ)

健康政策課長(大西 佑作)

地域包括支援課長(恒岡 真由美)

健康増進課長(浅野 美穂子)

地域医療推進課長(梅澤 貴義)

福祉部次長兼指導監査課長(渡邊 浩司)

福祉政策課長(虻川 純子)

柏市社会福祉協議会事務局長(山下 嘉人)

4.配布資料

事前配布資料

資料1 第9期柏市高齢者いきいきプラン21 第1部 総論(PDF:5,387KB)

資料2 第8期柏市高齢者いきいきプラン21の実績について(令和4年度サービスの事業量等編)(PDF:715KB)(別ウィンドウで開きます)

資料3 第9期における介護保険料の算定について(PDF:317KB)(別ウィンドウで開きます)

資料4 次第(PDF:121KB)(別ウィンドウで開きます)

 

当日配布資料

当日資料 委員名簿(PDF:82KB)(別ウィンドウで開きます)

5.議事(概要)

(1)第9期柏市高齢者いきいきプラン21の総論について

(高齢者支援課から、資料1「第9期柏市高齢者いきいきプラン21 第1部 総論」に沿って説明)

(吉野委員)

4点伺いたい。1点目は、基本理念の、高齢者が住み慣れた地域でともにいきいきと暮らせるまち柏について。「住み慣れた地域」というのは、住み慣れた自宅で出来るだけ長く生活することだと思う。集合住宅に住み替えると地域との関わりがなくなると思うが、住み替える件数自体は少ないと考える。理念の設定が適当でないのではないか。2点目は、他市との比較について柏市の数値が良いことから何が言えるか。3点目は、生活習慣病とフレイル予防について、施設外の高齢者についても、医者や栄養士が対応した上での健康維持を想定しているのか。4点目は介護保険の持続可能性の確保について、費用の抑制をどのように行うのか、恣意的に要介護度を抑えることで費用を抑える恐れはないのかについて伺いたい。

(事務局)

1点目について、健康福祉計画の理念の「住み慣れた地域」という表現は、在宅医療をはじめとしたさまざまなニーズを想定しており、本人の意向に沿って暮らし方や居住地の選択ができるまちをつくっていきたいという考えが込められている。2点目について、他市との比較は、これまでの取組の結果として、本市がどういう位置にいるのか、大まかなイメージを掴むために掲載している。3点目について、柏市では医療と介護予防の一体的推進ということで、将来的に介護のリスクが高そうな人に、個別に健康維持のための勧奨などを始めている。4点目について、要介護度の一次判定は国が作成したシステムを使用しているため恣意的な操作は不可能であり、想定もしていない。介護保険制度の持続可能性確保のためには、介護現場の業務効率化や、介護予防や健康増進への取組を行う予定である。

(堀田委員)

3点伺いたい。1点目はソーシャルキャピタルについて、まだ一般的ではない用語を使うのは避けるか、もしくは別途説明が必要ではないか。また、指標の判断についてもポイント差をどう受け取ればいいかというのを含めて、わかりやすい指標にしてほしい。2点目は、なぜソーシャルキャピタルの上昇ではなく維持が目標なのか。3点目は、3ページの全体図の左の列、2番の記述について、団体同士で支える側、支えられる側があるというのはどういう状況なのか。また、全体図中の文章は長すぎると分かりづらいため、短くまとめる方が見やすいと考える。

(事務局)

1点目について、46ページでは人とのつながりと言い換えている。ご指摘いただいた箇所については今後補足する。2点目について、ソーシャルキャピタル指数は3つの項目(心配事や愚痴を聞いてくれる人がいるか、自身が心配事や愚痴を聞いてあげているか、看病やお世話をしてくれる人が身近にいるか)について点数化したものであり、経年で追っていける調査内容になっている。高齢者が増えても下がらないよう、維持することを目標としている。3点目について、ある程度自立している人、地域とつながって生活している人は時に支える側にもなってほしいという考えから当該の表現を用いた。長さについては、指摘の通り検討の余地がある。また、介護に限らず町会などでも人材の確保は課題であり、今後意識していきたい。

(狩野委員)

資料38ページ以降の計画策定の方向性について、後半になるにつれ強み・特色が減り、課題が増えている。課題に注目しがちになるが、良い部分もたくさん記載してほしい。

(事務局)

指摘の通り、少ないと考えている。柏市の強みや特色について、出席者からも知見をお借りしたい。

(渡部委員)

本市の強み・特色は、どこかからの意見を集約したのか。

(事務局)

公表している数値から、載せられそうなものを調べて載せている。

(渡部委員)

課題が多く、9期のプランの中で全て解決はできないのではないか。

(事務局)

現状課題に挙がっているものも、裏返すと強みになるかもしれない。強みと課題のバランスが良くなるよう、工夫したい。根拠が明らかでなくても構わないので、普段良いと感じている点などを寄せてほしい。

(吉野委員)

強みといえるか分からないが、町会での支え合いへの関心は高く、さらに進める必要がある。K-netに市からの補助金が出るように、市で応援する姿勢を打ち出すと良いのではないか。

(事務局)

町会活動やふるさと協議会など、柏市には地域の組織と行政が連携する体制が古くから出来上がっており、強みになっている。一方で、地域間での温度差や担い手の不足などの課題もある。まちづくりの観点から、提案のあった補助や支援といった方法を含め、市全体で地域活動の活性化が検討されている。その一環として、高齢者を支える地域の在り方についても、市全体で引き続き課題解決に取り組んでいければ良いと思う。

(堀田委員)

市役所内で部署を横断して課題解決に当たることを、計画に盛り込んでおいた方が良いのではないか。また、県内全体の連絡会議や協議会にて、柏市は行政や社協との連携がうまくいっていると羨ましがられる。強みとして伸ばしていきたい。

6.報告事項

(1)第8期柏市高齢者いきいきプラン21の実績について

(高齢者支援課から、資料2「第9期高齢者いきいきプラン21の実績について(令和4年度 サービスの事業量等編)」に沿って説明)

(2)第9期における介護保険料の算定について

(高齢者支援課から、資料3「第9期における介護保険料の算定について」に沿って説明)

7.傍聴

傍聴人数

0名

8.次回開催日程

令和5年10月5日(木曜日)午後2時から

地域医療連携センター1階研修室

お問い合わせ先

所属課室:健康医療部高齢者支援課 計画調整担当

柏市柏5丁目10番1号(本庁舎別館2階)

電話番号:

お問い合わせフォーム