更新日令和7(2025)年3月19日

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令和6年度第2回柏市健康福祉審議会高齢者健康福祉専門分科会会議録

1.開催日時

令和7年2月6日(木曜日)午後2時~4時

2.開催場所

柏地域医療連携センター1階研修室

3.出席者

委員(敬称略)

飯島勝矢、中山宙久、宇佐見さくら、大塚昌孝、織田暁寿、金田しおみ、工藤淑子、小宮裕明、齊藤志帆、佐藤可奈(以上10名)

事務局等

健康医療部理事(吉田 みどり)

健康医療部次長兼地域医療推進課長(岡村 秀明)

高齢者支援課長(島澤 智宏)

地域包括支援課長(小出 嘉則)

福祉部次長兼指導監査課長(渡邊 浩司)

福祉政策課長(虻川 純子)

4.配布資料

事前配布資料

当日配布資料

5.議事(概要)

(飯島会長)

2025年問題とずっと言われてきた2025年になってしまったことを受け、この10年15年、どのぐらい積み上げることができたのかという視点と、次は2040年問題というふうに言われると思うので、これからの15年をどういうふうに描いていくのかってことが重要。その意味で、地域包括ケアの第2ラウンドをどういうふうに描くのかが大切になるかなと思う。当然、在宅医療介護連携と同時に予防というところも入ると思うし、ヘルスケア全般ということだと思う。その意味でこれから事務局からご報告ありますが、特に来年度これを仕掛けていきたい各種調査によって、いわゆる現状の把握とニーズの発掘についてどう拾い上げてくるのかが鍵になるんだろうなというふうに思う。

(事務局)

第10期柏市高齢者いきいきプラン21の策定に向けた基礎調査の方向性について

(高齢者支援課から、資料1「第10期柏市高齢者いきいきプラン21 調査の方向性について」及び資料1-1.「介護サービス事業所調査(令和4年度実施分)」、資料1-2「令和4年度医療従事者満足度調査」、資料1-3「ご本人用 令和4年度介護保険利用者とそのご家族への生活満足度調査」、資料1-4「ご家族用 令和4年度介護保険利用者とそのご家族への生活満足度調査」に沿って説明)

(飯島会長)

資料1の4ケアマネジャー調査について、主な質問の中の4新規の予防支援に対する考えは、具体的にはどういう雰囲気の言葉で、どういうところを聞こうとしているのか伺いたい。

(事務局)

具体的な質問項目はまだ詰めてはいないが、前回実施した調査において、ケアマネジャーの方々に介護予防サービスの中で充足させるべきと感じているサービスとして介護予防支援という割合が高かったことがあった。

また、自由記述の中でも、受け入れ先がなかなか見つからないという意見等もあったので、その辺りの実態を把握できるような質問項目を検討していきたいと考えている。

(飯島会長)

ケアマネジャーも含め、すべての職種において、自分のこうやるべき仕事っていうのは、ほぼ完璧に熟知して、きちんとやってくださってると思うが、この連携って意味での両脇にいる他の職種との、もう一回り一段上の連携っていうものを意識していく時代に入ってるかなとは思う。そういう意味で、何かケアマネジャーの経験値を生かせるようなところをあぶり出せるような内容になればいいかなと思う。

6.報告事項

(1)かしわ健康アプリについて

(地域包括支援課から、資料2「かしわ健康アプリ「ワニFit」」に沿って説明)

(飯島会長)

11ページの年代について、60歳以上っていうところがボリュームゾーンで、後期高齢者の方でも、どこまでスマホ使いこなしてるかは別にして、LINEぐらいはやってる可能性がちょっと高くなってきてるということもあり、この後期高齢者の方々は、ボリュームゾーンとして入っている部分なのか。

(事務局)

カードを保有してる方に配布した個別通知による登録が多く、当然こちらの75歳以上の方も含まれている。

(飯島会長)

ポイントを貯めて自分の健康のためにという循環のモードに入っていただきたいなと思う。

(金田委員)

このアプリはとてもいいと思っており、若い人たちもゲーム感覚で健康促進できるし、私もぜひやってみたい。実際、今カードを使って事業所等にボランティアに来ている人は高齢の方が多く、そのカードでコツコツ貯めたポイントでお花を買うんです、なんて楽しくおっしゃってる方が多い。もちろん、携帯電話自体持ってない方もいらっしゃるし、スマホを持ってるけれども、もう全然使えないという方がかなりたくさんいるようなイメージがある。なので、このカード方式が終了になった後にスマートフォンを持ってない、もしくはこういうことが難しい方への何か救出方法というか、カードが廃止っされたから活動ができなくなるということはもったいないので、継続できる方法が何かあるのかということが1つ。

もう1つは、スライド7のマイナポータルAPI連携のところで、医療情報の提供というところがあったが、少し心配と感じた。情報漏洩やセキュリティ対策的の部分で、個人情報を提供するため、そのあたりはどういうふうに対策を考えているか伺いたい。

(事務局)

スマホ等を持っていない方への対応については、考えていかなければいけないと考えており、支援会等で向き合っている高齢者の方は、スマホをほとんど使っていないという方が多くいるが、このアプリをインストールしながら少しお話しさせていただき、参加したらこのQRコード読むだけですよ、という説明をすると少し安心されております。

今後繰り返し使ってもらえるか、また慣れていただけるのかなという、そういった意味でのきっかけにもこのアプリはなっていくのかなと考えております。

2点目のセキュリティにつきましては、マイナポータル、マイナンバーカードのセキュリティというのはこのアプリだけに限らず、色々なところで心配されているかと思う。

我々がこのアプリを業者に委託するにあたって、プロポーザルというものを実施し、そこでセキュリティの要件等を厳しく設定した上での採用となっているが、それに安心することなく、今後注視しながらこちらは機能として盛り込んでいきたいと考えている。

(2)ADL維持等加算促進事業について

(高齢者支援課から、資料3「ADL維持等加算促進事」に沿って説明)

(3)保険者機能強化推進交付金・介護保険保険者努力支援交付金の評価指標の達成状況

 について

(高齢者支援課から、資料4「保険者機能強化推進交付金・介護保険保険者努力支援交付金の評価指標の達成状況について」及び資料4-1「令和7年度保険者機能強化推進交付金(市町村分)評価指標に係る該当状況調」、資料4-2「令和7年度介護保険保険者努力支援交付金(市町村分)評価指標に係る該当状況調査票査票」に沿って説明)

(大塚委員)

資料4のスライド2の得点状況について、保険者機能強化推進交付金の目標3と介護保険保険者努力支援交付金目標2の部分は、改善余地がかなりあるのかなというふうに思うが、今後どのように改善をしていこうと考えているか伺いたい。

(事務局)

まず、今後加点が見込まれるのが確実な部分についてはスライド4にて記載しており、例えば、介護給付費の適正化事業では柏市の特徴などを分析ですが、柏市の要介護認定の新規の認定者数は令和5年度において約7,000名おり、その方々の約7割は軽度の認定となっている。サービスの状況やケアプランの状況、それから重度化の状況などを、国が提供している見える化システム及び柏市独自で導入している民間のシステム等を活用し、分析を進めていきたいと考えている。

また、資料の4の1と2の内容について、よく精査すると回答欄が〇になりそうな部分や、そこも含めて先程述べた新たに取り組むことと、現状×になってるが〇にできる可能性のある項目の見直しを担当課全体で確認したので、来年度以降については、もう少し加点できると考えている。

(大塚委員)

資料4の2の難聴の高齢者の方の早期発見・早期介入が0点だったので、私が実際に服薬指導していて本当に難聴、耳の聞こえない高齢者の方の指導ってすごく大変であり、そういう方々が増えていくときに、早く見つけてあげて何とか支援をしてあげたほうがいいと感じた。そこが0点だったので、こういうところもぜひ拾い上げていただきたい。

(事務局)

その部分については地域包括支援センターの窓口で資料を配布をしたり、実際に対応していることがいくつかあり、それらをきちんと〇と表記すれば、取れた項目というのがあったため、そのあたりの反省を含めて、次年度以降きちんと精査をしていきたいと考えている。

7.その他

(1)特別養護老人ホームの整備予定について

(高齢者支援課から、資料5「特別養護老人ホームの整備予定について」に沿って説明)

(2)老人福祉センター柏寿荘改修事業について

(高齢者支援課から、資料6「老人福祉センター柏寿荘について」に沿って説明)

8.傍聴人数

0名

9.次回開催日程

未定

お問い合わせ先

所属課室:健康医療部高齢者支援課

柏市柏5丁目10番1号(本庁舎別館2階)

電話番号:

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