更新日令和3(2021)年9月16日

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令和3年度第1回柏市交通政策審議会会議録

1開催日時

令和3年8月18日(水曜日)午後2時00分から午後3時00分

2場所

沼南庁舎大会議室

3出席者

委員(出席17名、代理1名)

本会場出席者:藤井会長、星副会長、小林委員、阿部委員、松丸委員、武藤委員

WEB出席者:伊東委員、熊谷委員、鈴木委員、大原委員、沖田様(浅川委員代理)、小瀧委員

吉﨑委員、中嶋委員、檜山委員、中村委員、伏野委員、中野委員

事務局

坂齊交通政策課長他5名

4傍聴者

8名

5議題

(1)地域公共交通部会について

(2)新型コロナウイルス感染症の各交通への影響について

6議事要旨

(1)地域公共交通部会について

(事務局)

資料5、資料6の説明

(藤井会長)

部会の委員について、資料4「柏市交通政策条例施工規則」第5条において、部会は会長が指名する委員をもって組織するとある。

事務局これについて何か補足があるか。

(事務局)

部会としては先ほどの資料6の委員の方を提案させていただく。

(藤井会長)

先ほどご提示あった内容で進めていく。

(2)新型コロナウイルス感染症の各交通への影響について

(事務局)

かしわ乗合ジャンボタクシーおよび予約型相乗りタクシー「カシワニクル」の令和2年度から令和3年6月における利用状況および予防対策についてご報告する。

かしわ乗合ジャンボタクシーの利用状況は、令和2年度4月から6月においては、前年の同じ時期と比較して約65%減少していたが、令和3年度現在においては少し戻ったものの、令和元年度の同時期と比較すると、約35%減少している。

カシワニクルの利用者は、令和2年度4月から6月においては、前年の同じ時期と比較して35%減少していたが、その後徐々に回復し、令和3年度の4月から6月においてはコロナ前の令和元年の同じ時期より約10%上回っている。

感染予防対策は、国が示した方針に則り、一般社団法人全国ハイヤ―・タクシー連合会で策定したガイドライン等を参考にし、体温測定、定期的な手洗い、手や指の消毒、マスクの着用、車内の換気、エアコン使用時の外気導入、社内の消毒を各事業者にお願いしている。また、運転席と後部座席を仕切るシートを設置し、乗客と乗務員の飛沫感染防止に努めている。

(東武鉄道小瀧委員)

鉄道のご利用状況は、2019年から2020年にかけて、柏駅における1日当たりの乗降者は、定期、定期外のお客様を含め約3割強減少している。2021年度4月から6月については、2020年度に比べ若干増加したものの、第5波による影響は不透明な状況である。

次に感染予防対策についてだが、具体的には、駅においてはアルコール消毒液の設置、設備の除菌抗菌清掃、駅窓口における除菌剤の設置、飛沫感染防止のビニールカーテンの設置、ソーシャルディスタンスの確保、トイレのハンドソープの設置、一部の駅待合室やウォークインカウンター等において殺菌灯を設置している。車両については、車内の除菌清掃、抗菌加工をし、社員による窓開けによる換気をしている。車内で車掌が金銭授受等をする際はコイントレーやフェイスシールドを使ってお客様のご対応をしている。またご案内という面では、朝ラッシュ時間帯の混雑状況をホームページでお知らせしている。また車内等のご案内放送において感染予防対策について注意喚起を行っている。

これら当社の感染予防対策の取り組みについては、当社ホームページでご案内しているので是非ご参照いただきたい。

次に鉄道利用の拡大施策の一部をご紹介すると、職住接近の郊外型サテライトオフィス「Solaie+Work」や、個室型スマートワークブース・テレキューブを駅前や駅ナカに展開をしている。また新しいワークスタイルの提案として、日光金谷・中禅寺湖金谷ホテルにおいてワークルームを設置し、ワ―ケーションプランをご提供しているところである。

また新しい生活様式や多様化する通勤スタイルを広くサポートするために、今年度10月より「TOBUPOINT(トブポ)」会員向けの新しいサービスとして、東武線をご利用するとポイントがたまる「トブポマイル」を開始する。その他、実施済みの営業的な取り組みとしては、新たな旅行商品を企画・販売したり、特急のご利用促進としてTHライナーの草加駅への臨時停車、ソーシャルディスタンスを確保してのご乗車をご希望するお客様向けに臨席特急券を小児料金で同時購入できるキャンペーン、修学旅行等の団体様向けには、貸切特急割引キャンペーン、浅草や東京スカイツリーに出かけしやすくなるように特急列車の30%オフキャンペーンを行ってきたところである。

最後に新しい輸送サービスのご紹介として、当社、東松山市、JA埼玉中央、大東文化大、株式会社コークッキングの産学官連携により今年度8月より「TABETEレスキュー直売所」というものを本格的に運用開始した。これは農産物の再販による食品ロス削減を一つの目標としたSDGsに位置づけられる取り組みであるが、当社としてはこの取り組みに合わせ、旅客輸送に留まらない鉄道輸送サービスの活用方法として有料手回り品の料金制度を新設し連携しているところである。

(阪東自動車吉﨑委員)

感染予防対策だが、当社では、手洗い、うがい、アルコール消毒とマスクを全従業員に実施している。また全従業員に出勤時に体温測定を行っている。平熱でない場合にはすぐに帰宅させPCR検査を受けさせるようにしている。バスの車内については、常時窓を開けて換気をしている。さらに運転席からすぐ後ろの両側の席を空席にして、車内に停止線を設けお客様とのソーシャルディスタンスを確保している。車内の消毒として1年間効果が持続する光触媒スプレーというものを施工している。

続いて利用状況だが、6月の時点でコロナ前と比べて約80%、8月の千葉県の緊急事態に入ってから、現在は75%程度まで下がっている。また、夜間便の回復を検討していたが、利用が下がっている為、引き続き夜間減便を実施している。

当社の取り組みとしては6月からあけぼの山農業公園への延伸、6月11日からアクティブシニアパスという高齢者向けの定期券を販売し好評を得ている。

(柏地区タクシー運営委員会松丸委員)

利用状況だが、全国で4~6月は2019年と比較して、4~5割の売上減となっている。8月は緊急事態宣言になり益々落ち込む予想である。千葉県も全国平均とほぼ同じ状況である。保有車両の約50%程度しか稼働していない状況であり、ドライバーも雇用調整助成金を当てて休業させている。

一番の損失はタクシードライバーの退職で、どこの地区においてもここ1年で約1割以上の退職が出ている。アフターコロナで元に戻ったとしてもタクシーが足りなくなってしまう可能性がある。退職の理由は、ドライバーには高齢の方が多く、年金をもらえる年齢なので、コロナにかかるリスクが高い空間で働くより、退職を選んでしまうことにある。

感染対策としては、事務局と同じようにガイドラインに従って行っている。それ以外では、オゾン発生器を1日1回以上かけたり、お客様にもマスクの着用をお願いしたり、ハンドタイプの消毒液を乗務員が持ち、お釣りのやり取りの際に1回1回消毒している。会社によっては社内に噴霧器を常時置いて除菌しているところもある。

また、市にお願いして、新型コロナワクチンの輸送にタクシーを活用していただいたり、集団接種会場にタクシー乗り場を設置させていただいたりしている。

関連ファイル

資料1_次第(PDF:61KB)(別ウィンドウで開きます)

資料2_1委員名簿(PDF:136KB)(別ウィンドウで開きます)

資料2_2座席表(PDF:54KB)(別ウィンドウで開きます)

資料3_柏市交通政策審議会条例(PDF:298KB)(別ウィンドウで開きます)

資料4_柏市交通政策審議会条例施行規則(PDF:281KB)(別ウィンドウで開きます)

資料5_柏市交通政策審議会イメージ図(案)(PDF:250KB)(別ウィンドウで開きます)

資料6_柏市交通政策審議会地域公共交通部会委員(案)(PDF:138KB)(別ウィンドウで開きます)

 

 

 

 

お問い合わせ先

所属課室:土木部交通政策課

柏市柏255番地(柏市役所分庁舎1-1階)

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