更新日令和3(2021)年9月16日

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令和3年度第1回柏市交通政策審議会地域公共交通部会会議録

1開催日時

令和3年8月18日(水曜日)午後3時15分から午後4時30分

2場所

沼南庁舎大会議室

3出席者

委員(出席16名)

本会場出席者:藤井部会長、星副部会長、小林委員、阿部委員、松丸委員、武藤委員

WEB出席者:伊東委員、熊谷委員、鈴木委員、大原委員、吉﨑委員、中嶋委員、檜山委員、

中村委員、伏野委員、中野委員

事務局

坂齊交通政策課長他5名

4傍聴者

7名

5議題

(1)柏市地域公共交通網形成計画の進捗状況の報告

(2)公共交通空白不便地域の対応に関する報告

6議事要旨

(1)柏市地域公共交通網形成計画の進捗状況の報告

事務局から、柏市地域公共交通網形成計画の進捗について、資料3及び資料4に基づき、報告した。

(2)公共交通空白不便地域の対応に関する報告

事務局から、公共交通空白不便地域の対応について、資料5及び6に基づき、報告した。

7主な質疑応答

(1)柏市地域公共交通網形成計画の進捗状況の報告

(阿部委員)

資料3の一番下にある「交通体系や交通環境整備による総合評価」の目標値が40%とあるが、この数値の根拠は何か。

(事務局)

細かく計算した訳ではなく、現状の30.6%を見て、概ね40%を目指すべきだろうということで設定している。

(藤井部会長)

目標設定は利用者数のように実数として確認ができる内容と、どれくらいのレベルに達すればそれが担保されるかという内容のもの、サービスレベルといった形で評価されるもの色々あるが、この場合には、市民意識調査というアンケートの中で、市民の思いがどれだけ公共交通と向き合ってその状況に賛同していただけるかというものを表している。これは他の自治体でもやっているが、自身が関わっている自治体で一番高いところでも30~40%である。低いところでは10%台もある。本来は100%が理想だが、公共交通を利用している人としていない人とで、感じ方が異なるので、実質100%を狙うのは難しい。現状30%で、次のステップで40%、将来的には市民の半分50%のレベルを段階的に目指していくという狙いがあったのかと思う。

(松丸委員)

北柏駅の北口の開発が進んでいて、タクシーバス乗り場が2年後くらいに出来る予定なので、どこかにその旨を触れておいた方が良いのではないか。

(事務局)

今、北柏駅の駅前広場の整備を進めていて、国道6号側からバスやタクシーが駅に乗り入れする形で整備を進めている。現時点、整備を進めている段階なので、まだ載せてはいないが、そのような進捗についての情報は出していくべきだと思うので、事務所の方と相談し、しかるべき時期に情報発信していきたいと思う。

(檜山委員)

コロナの時期ではあるが、将来に向かって粛々とやっていかないといけないと思う反面、経営する立場から言うと、交通事業者は今、非常に追い込まれている。先ほど、15%程度利用者が落ち込んだとの話があったが、バス事業は利益率が1~2%と非常に少ない状況で、輸送の便数を維持しているので、お客様が15%減ったら、そのまま赤字になる状況である。

15頁にある感染症対策支援金はありがたく思っている。是非こういった形での支援を続けていただきたい。また、バスにはラッピングバスというのもあり、広告の中でも堅調に伸びている。こういった出稿に対しての支援もお願いしたい。

(伊東委員)

アフターコロナで公共交通の体系を維持するのが難しい事業が出てくると思う。こういった場で状況の情報共有はできていると思うが、もう少し交通事業者と市が連携して、情報共有を密にしながら、どういう風に市民の方々に乗ってもらえるかの施策を考えていく必要があるのではないか。

個々の施策については、カシワニクルの新地区のチラシが先ほど出ていたが、字が多い印象であった。もっと高齢者が見てもわかるようにイラストやタイトルで分かりやすくする必要があると思う。

最後に質問で、Hのショットガン方式のタクシープール導入だが、こちらは平面駐車場の場所の目星がついているのか教えていただきたい。

(事務局)

ショットガンについては柏駅の東口と西口でこれまで検討を行ってきた。西口については、タクシー運営委員会の方でタクシープールを持っているので、そちらを継続している。東口については、サンサン通りにタクシーが縦列で並んでいるのでそれをショットガン方式に代えられないか検討してきたところである。平面駐車場の場所については現在のところ、まだ決まっていない。

(伊東委員)

14頁のモビリティマネジメントだが、マップの白く囲んである部分は何のためか。

(事務局)

バスマップについては市の施設で配布や転入者に対して配布している。白く囲んである部分は広告が入っているので、隠している。

(伊東委員)

自家用車での移動をしている家庭では、それが当たり前で育ってしまう。それをこういった乗り方教室を開催して公共交通に乗ってもらうのも大事だが、それ以外に、公共交通に代替することで環境面や健康面にこれだけ良くなるといったことを、小学生にも考えされる内容も入ってくるとよいのではないか。

(藤井部会長)

単にモビリティとして考えるだけでなく、将来ゼロエミッションなどを考えていく中で、これは市のこういった施策につながっているといった学習の場にしていく、行政の場だからできることだと思うので、是非検討してもらえればと思う。

(2)公共交通空白不便地域の対応に関する報告

(藤井部会長)

相乗りは非常に難しい。コロナの中でデマンドタクシーの運行率が上がっているという自治体が結構ある。これは、マイタクシーとして相乗りにならない移動ができるので、コロナの中でも安心して使えるデマンドタクシーとして使われている。

今回ここでは買い物交通という使い方をしていて、病院は通院の場所が違ってくるが目的地を合わせて、利用者をまとめるといった使い方になる。

あとは、それを周知してみんなで買い物に行こうという手立てを一緒にやらないと、マイタクシー化して自治体の負担は大きい方に転がっていってしまう。

実施運行は10月を目指しているので、一日も早く実現に向けて展開していただければと思う。

関連ファイル

資料1_次第(PDF:66KB)(別ウィンドウで開きます)

資料2_1委員名簿(PDF:125KB)(別ウィンドウで開きます)

資料2_2座席表(PDF:53KB)(別ウィンドウで開きます)

資料3_柏市地域公共交通網形成計画(短期施策)の進捗状況一覧(PDF:665KB)(別ウィンドウで開きます)

資料4_柏市地域公共交通網形成計画の短期施策の進捗状況について(PDF:1,896KB)(別ウィンドウで開きます)

資料5_これまでの公共交通空白不便地域の対応について(PDF:1,519KB)(別ウィンドウで開きます)

資料6_利根町会における買い物支援タクシーの実証運行について(PDF:864KB)(別ウィンドウで開きます)

 

 

 

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所属課室:土木部交通政策課

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