更新日令和3(2021)年3月21日

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令和2年度第1回柏市子ども・子育て会議会議録

開催日時

令和2年7月20日(月曜日)

会議形式

書面審議

出席者

委員(敬称略)

小川美和、開地佳代、西藤尚子、稲田真実子、染谷理、髙山勝幸、水野誠志、寺本妙子、福山壮子、林恵子、原田圭子、深田恒子 

議事等

  1. 会長・副会長選出(案)について【議題1】
  2.  第二期柏市子ども・子育て支援事業計画の概要等について
  3.  柏市子ども・子育て支援事業計画総括進行管理報告書について【議題2】
  4.  第二期柏市子ども・子育て支援事業計画について(諮問)

議事等(要旨)

(1)会長・副会長選出(案)について【議題1】

  事務局より資料1の資料送付を行い、意見書が提出された。結果については以下のとおり。

会長・副会長選出(案)

同意する

同意しない

未回答

12

0

3

賛成多数により、会長・副会長選出(案)が了承された。

(2)柏市子ども・子育て支援事業計画総括進行管理報告書について【議題2】

  事務局より資料3の資料送付を行い、主に次のような意見が出された。なお、各意見への事務局からの回答については10月会議にて報告を行う予定である。

 (1)主な事業の進行管理報告書

(支援団体(支援者)のネットワーク構築について)

(開地委員)市民のつながりで作成された冊子がより有効に活用されるよう、必要な人の手に届きやすいほうがよい。

(水野委員)子育て応援情報誌「Touch」の冊子の発行部数が多ければこども園、幼稚園、保育園にも配れてよい。保護者方が好まれるような紙面構成・内容だったが、認知度が低いと思う。ネットワーク構築には幅広く様々な方に認知していただくことが重要である。

(林委員)「touch」の内容が子育て世代に沿っていて素晴らしいと思う。市民団体が活躍できる場所を増やすことが必要である。SNS等で情報はいくらでも捜すことはできるが、手元に届く情報誌が目にとまることもあるので配布する場所の検討をしてほしい。

(原田委員)touchの他には子育て応援フォーラムもその一環という認識でよいか。

(利用者支援事業  基本型・特定型について)

(開地委員)個々の職員のバックアップ体制の構築を期待する。

(西藤委員)「子育て支援アドバイザー」のスキルアップと養成の内容を教えてほしい。

(林委員)自ら育児相談で電話や出向いてこられる方々は概ね自ら解決できる力のある方で、そこまではハードルが高くできない人ほど心配なケースにつながることが多い。2018年ではアドバイザーは5名と聞いたが、その後増えているか。

(原田委員)第二期計画P7-8で、子どもをみてもらえる人がいない人の「心配・悩みを相談しない」割合が高いことをどう解決するのか。一人で子育てしない、させないことを市の大きな施策の一つと考えていればそのことに触れてもよい。

(利用者支援事業  母子保健型について)

(林委員)ネグレクトや虐待につながる産後うつについて支援が必要と考える。子育て応援ケアプランは出産を乗り越えるまでがメインと聞いているがその後の対応の改定はあるのか。

(原田委員)「妊娠子育て相談センター」というのは、わかる人にしかわからない書き方だと思う。また、この窓口が土日祝日に休みなのは、利用する側にとっては不便なことも多いと思うので対策はあるか。

(乳児家庭全戸訪問事業について)

(開地委員)必要な方への再訪問の充実により、トラブルの早期発見や他の支援事業への橋渡しとしての機能も期待する。

(西藤委員)「新生児訪問」が「第1子がいる子育て家庭を対象」となっているが、第1子のみに限る理由はあるのか。希望者には第2子以降でも訪問するなどの選択があっても良いと思う。

(寺本会長)「訪問事業」について、今回のコロナ(COVID-19)の状況における取組み、オンラインでの対応(例えばSNSの活用等)、ニーズ調査や実態調査の有無について教えてほしい。

(障害児通所支援(児童発達支援)について)

(寺本会長)「就学相談について」という職員研修や教育委員会との連携についても教えてほしい。

(水野委員)保育所等訪問支援に関して、職員にアドバイスをいただき助かっている。障害児通所施設の利用実績が横ばいなのはどうしてなのか。こども発達センターの受け皿が限界にきているのではないかと思うので、増築や第2こども発達センター等の開所も考えてほしい。

(林委員)保育園でもこども発達センターや民間の療育施設と繋がりがあるが、対応の部分でとても差がある。民間施設の職員の方のほうが質が高い対応をする。こども発達センターの職員の方々の療育のスキルや経験、研修について教えてほしい。

(産後ケア事業について)

(開地委員)事業の周知を強化してほしい。

(西藤委員)「市内外の産科医療機関、助産院に委託して、宿泊・デイサービス」を実施とあるが、具体的な場所の公表や利用の周知はどうしているか。また、サービスの利用は、希望した方は誰でも受けられるのか、必要と認めた方のみが利用できるものなのか。

(原田委員)見込み以上の利用があったということはニーズがあるということだが、今後支援を厚くする予定はあるか。

(高等職業訓練促進資金貸付事業について)

意見なし

(放課後児童健全育成事業について)

(開地委員)学童利用といってもまちまちなので、学校の空き教室の活用等柔軟な対応で待機児童の解消や過密化の緩和をお願いしたい。

(水野委員)他市のように公設公営ではなく公設民営にする予定はないか。

(原田委員)こどもルームの拡充にはスタッフの手当ても重要だと思うがどうか。

(幼稚園教諭・保育士の確保について)

(西藤委員)「復職支援講習会(年1回)」の簡単な内容と周知の方法を教えてほしい。

(染谷委員)来場者はどの程度増加しているかグラフ等で示してほしい。

(水野委員)合同就職説明会などは結果も出ていると思う。処遇改善(月額43,000円)についても上乗せをしていただくのが望ましい。質の高い教育・保育を行うには質の高い先生が必要不可欠である。

 

(2) 施策からの点検報告書

(1-(1)子育ち・親育ちの環境づくり)

(開地委員)「子どもが健全に育つ」ということが、子育てをしている人だけでなく、社会全体の豊かさに寄与することにつながるというメッセージの発信をお願いしたい。

(1-(2)子育て支援ネットワークの構築)

(原田委員)市では、子育て応援フォーラムを市民の自立的な組織による運営にしたいということか。そのためには事務局的な組織が必要だと思う。市民の運営に任せたいならば、行政に代わる組織づくりをする必要があると思う。

(1-(3)ワーク・ライフ・バランスの推進)

(高山委員)「育MEN応援プラン」とはどのようなものか。また、庁内へ向けた啓発の結果、取得率はどうなったか。男性の場合、様々な要因により休暇を取得しづらい状況は未だにあるので、研修や制度周知による効果を知りたい。

(2-(1)情報提供・相談体制の充実)

(開地委員)子育て支援アドバイザーの充実をしてほしい。2箇所以外にも常駐が難しいならば巡回など他の場所でも相談できるとよい。

(水野委員)LINEでの情報発信は有益でとてもよい。

(2-(2)子育て家庭の負担の軽減)

(染谷委員)経済的負担の軽減について具体的な取組みを記載してほしい。

(水野委員)一時預かり事業は、核家族にはとてもニーズが高いので今後も増えることを希望する。

(原田委員)虐待防止にも理由を問わない一時預かりは有効だと思う。安心して相談できる場所や子育てを休める場所、時間が必要と考える。また、共働きが多いので病児・病後児の保育も必要と思う。

(2-(3)児童虐待の防止)

(水野委員)児童虐待の予防・早期発見をするには、こども園、幼稚園、保育園などの協力が大切と思う。

(林委員)要保護児童の保育園入園が決定した場合にどの時点で、どこから保育園に連絡があるのか。対象の保護者と面接や連絡をとる時点で保育園側が知らないケースがあるため、速やかに受け入れる園への連絡が必要であると考える。

(原田委員)虐待防止は周囲を含めての問題なので、市民への啓発はどのようにしたらいいかは今後とも考えていかなくてはならない。

(2-(4)障害のある子どもへの支援)

意見なし

(2-(5)ひとり親家庭の自立支援)

(西藤委員)学習支援事業での学習指導の人員に加えて、生活関連非認知能力の習得に関して別に専門的な方を配置してサポートしているか。

(3-(1)教育・保育の計画的整備)

(原田委員)こどもルームに関しても、需要は高いと思う。こどもルームは子育て支援の側面と子どもに対する支援の両面があるので、定員数の増員や指導員の増員・スキルアップも事業として打ち出してほしい。

(稲田委員)新しい保育施設が毎年のように増えていて助かる方も多いであろうと思う反面、1日中狭い空間で保育を受ける事や保育施設の数が増えて管理の目が行き届きにくくなっていないか。

(水野委員)今後保育園と幼稚園の複合施設の認定こども園が主流になると思うが、現状は1号認定児がサポートされていない。認定こども園の普及のためにも全ての認定児をサポートしてほしい。

(林委員)必要な供給量の確保の整備が進められているが、公立保育園の今後の計画等はあるのか。また、放課後児童(小学生)については居場所確保、指導員の確保、指導員の質の向上に力を入れていくべき。

(3-(2)教育・保育の質の確保・向上)

(稲田委員)公立の保育士募集の時間などの要項を見ると、子育て世代の保育士、パート希望者は選択しにくいと思う。

(染谷委員)研修の内容について、ITやプログラミング教育についての研修を実施しているか。また、研修の開催頻度や総参加人数等の進捗状況を示してほしい。

次回開催予定

令和2年10月19日(月曜日)

資料

R2第1回子ども・子育て会議次第【書面会議】(PDF形式 60キロバイト)

資料1 会長・副会長選出(案)(PDF形式 76キロバイト)

資料2 第二期柏市子ども・子育て支援事業計画の概要等について(PDF形式 490キロバイト)

資料3 総括進行管理報告書(PDF形式 2,605キロバイト)

資料4 見直し諮問(PDF形式 65キロバイト)

資料4別添 柏市子ども・子育て支援事業計画見直し(PDF形式 229キロバイト)

お問い合わせ先

所属課室:こども部子育て支援課

柏市柏5丁目10番1号(本庁舎別館3階)

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