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愛犬・愛猫を守るために マイクロチップの装着・登録を
犬や猫を飼っていらっしゃる皆さん、マイクロチップの装着はお済みですか。令和4年6月から、飼育している犬や猫にマイクロチップを装着することが努力義務となりましたが、市内に登録されている犬の装着率は現在15.6パーセントで、猫はその約半分となっています。
マイクロチップは犬や猫の皮下に埋め込む電子器具で、識別番号が登録されているため、万が一はぐれても、飼い主を早期に特定することができます。いわばワンちゃんやネコちゃんの身分証です。
市の動物愛護ふれあいセンターは、多くのボランティアの協力で、全国的にも数少ない「殺処分を行わない愛護センター」として運営しています。一方、迷子で保護される犬猫は後を絶ちません。「室内で飼っているから大丈夫」というかたもいらっしゃると思いますが、留守中にもし災害が起きたら、どうなるでしょうか。
能登半島地震では、迷子になった多くの犬や猫が今も飼い主の元に帰れずにいます。大切な家族である愛犬や愛猫をいざという時にも守れるよう、飼い主としての備えが必要です。
そこで市では、10月から犬や猫に新たにマイクロチップを装着させた場合、その費用の一部を補助します。犬や猫を飼育されているかたはぜひ、この補助制度を活用し、マイクロチップの装着・登録をお願いします。
柏市長 太田和美
【広報かしわ10月号市長のスマイル通信より】