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購入費を助成 命を守る取り組みです
昨年4月から、年齢を問わず全ての自転車利用者にヘルメット着用の努力義務が課されましたが、その着用率はあまり伸びていません。
警察庁の発表によると、昨年1年間の自転車乗車中の事故による死亡者の約半数が頭部の損傷によるもので、うち約9割のかたがヘルメットを着用していませんでした。また、過去5年間の事故で自転車乗車中にヘルメットを着用していなかったかたの致死率は、着用していたかたに比べおよそ1.9倍も高くなっていることから、事故による被害を軽減するためには頭部を保護することがとても重要です。
そこで市では、8月から自転車乗車用ヘルメットの購入費の一部を助成します。販売協力店での購入のほか、インターネットで購入した場合にも助成の対象となります。ヘルメットの着用にあたっては「髪形が崩れる」「持ち歩くのが大変」といった声も聞きますが、やはり命には代えられません。
皆さん一人一人が交通事故に遭わないための安全行動を心掛けていただくことはもちろんですが、ご自身やご家族の大切な命を守るためにも、この助成制度をご活用いただきつつ、自転車に乗る際にはぜひヘルメットの着用をお願いしたいと思います。
柏市長 太田和美
【広報かしわ8月号市長のスマイル通信より】