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2035年まで人口増加 その先も、ずっと選ばれるまちへ
今年度、柏市の将来人口の推計を行いました。国全体の人口はすでに減少していますが、柏市では、2035年まで人口が増加するという結果となりました。これまでの推計よりも、人口のピークが10年先になるという予測です。
大きな要因は、市北部のつくばエクスプレス沿線の開発に伴う転入者の増加です。また、ほかの地域でも住宅供給などが見込まれ、転入者数が転出者数を上回る「転入超過」は、2035年以降も長く続くとみています。
それでも長期的にみれば、急激な減少ではないものの、柏市も人口減少の流れから逃れることはできません。死亡数が出生数を上回る「自然減」はすでに始まっており、少子化が進む一方で、2035年には85歳以上のかたが現在の2倍に、2045年には3人に1人が65歳以上になることが見込まれるなど、団塊の世代から団塊ジュニアの世代にかけての高齢化に伴って、超高齢社会が続きます。
人口構造が変化する中でも、多くのかたに選ばれる元気な柏であり続けるためにーー。健康寿命の延伸や子育て支援だけでなく、ちょっとワクワクするような、まちの魅力を積極的に伝えていくことも続けていきたいと思います。
柏市長 太田和美
【広報かしわ12月号市長のスマイル通信より】
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