中学の制服に新たな選択肢　統一デザインのブレザータイプを導入

今年、小学生から届いた手紙に「自分が行く中学校では女子の制服がスカートと決められている。ズボンを選べるようにお願いします」とありました。
『なぜスカートをはかないといけないの？』
私自身も当時、同じ気持ちになったことを思い出しました。
市では今、未来につなぐ魅力ある学校づくりを目指し、学校や教育委員会と連携・協力しながら、さまざまな角度から教育環境の見直しを進めています。
その中で、中学校の制服については、多様性により配慮し、子どもたちが自由に制服を選択できるよう、従来の学生服やセーラー服等に次ぐもう一つの選択肢として、市内共通の標準制服（ブレザータイプ）を導入します。
これにより、寒暖差への対応も可能となり、デザインが統一されることでリユースもしやすくなると考えました。
まずは令和6年度中にモニター制度として導入し、実際に着用した生徒の意見を取り入れ、令和7年度の本格導入につなげていきます。
未来の柏の子どもたちのために、引き続き、より良い教育環境の実現に取り組んでいきます

 

柏市長　太田和美

【広報かしわ10月号市長のスマイル通信より】