トップ > 市政情報 > 市長の部屋 > 市長のスマイル通信 > アフタースクール事業をスタート 新しい放課後の居場所づくり(令和7年8月)

更新日令和7(2025)年7月24日

ページID43142

ここから本文です。

アフタースクール事業をスタート 新しい放課後の居場所づくり

子どもたちの放課後の過ごし方が変わってきています。昔は、友だちの家に集まって一緒に過ごすこともありましたが、近年は共働きの家庭が増え、それが難しくなっています。

市では、学校から帰宅しても、保護者が仕事などの理由で家にいない小学生をお預かりする学童保育を「こどもルーム」と呼んでいますが、その利用者数は、この10年でおよそ2倍に増えました。

こうした中、市では受け入れを拡充し対応してきましたが、施設の数や広さには限りがあり、希望しても利用することができない小学4年生以上の待機児童が増えています。一方で、放課後に学校の空き教室を使って、学習会や体験講座を行う「放課後子ども教室」も一部の学校で行っていますが、人手不足などの課題を抱えています。

そこで市では、保護者の就労状況を問わず、希望する全ての児童が安心して過ごせる放課後の居場所を提供するため、こどもルームと放課後子ども教室を一つにした新たな「アフタースクール事業」を来年度から行うこととしました。まずは市内42校のうち20校でスタートし、その後全ての小学校に展開してまいります。

友達と遊んだり、静かに読書や学習をしたり、さまざまな体験プログラムの中から好きなものを選んで参加したりするなど、それぞれの興味や関心に応じて、子どもたちが放課後の時間を自分らしく過ごせる居場所づくりに努めてまいりたいと思います。

柏市長 太田和美

【広報かしわ8月号市長のスマイル通信より】