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「北柏駅北口に新しいまちが登場」
北柏駅が、もともとは貨物線の駅として建設されたことをご存じですか。人も乗り降りする駅となったのは今から50年前の昭和46年のことです。その後、昭和59年に貨物の取り扱いは中止されましたが、貨物線の駅として利用されていたところが大きく残されたままでした。
これからこの一帯が、新しいまちへと生まれ変わろうとしています。
北柏駅周辺のまちづくりには長い歴史があり、市が北口の土地区画整理事業に取り組み始めたのは、昭和から平成になったころのことです。事業が停滞していた時期もありましたが、平成25年に計画を変更し、再スタートを切ったところから加速していきました。
ですが、区画整理で道路や土地の形が整えられるだけでは、住みやすいまちにはなりません。土地全体がうまく活用されることが必要です。北柏駅前の土地の権利を有するのは市と個人のかたがたですが、みんながバラバラに土地活用をすると、まとまりのないまちになってしまいます。そこで、市を含めた権利者の皆さんで協力して、一体的な土地活用を目指してきました。
2月にはこのまちづくりに一緒に取り組んでくれる民間事業者を選び、3月に基本協定を結びました。スーパーマーケットや飲食店のほか、保育園や子育てファミリー向けの施設などもできる予定で、私も新しい街並みの出現が楽しみです。
令和7年度中のオープンを目指して、今年度から施設の設計に入ります。具体的になってきたらまたお知らせしますので、どうぞご期待ください。
太田和美
【広報かしわ5月15日号 スマイル通信より】
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