「3回目ワクチンの早期接種に向けて」

今号から始まる「市長のスマイル通信」では、柏市における政策や取り組み、重要なお知らせ、そして明るい話題などを市民の皆さんにお届けしていきます。時には、苦しく厳しいニュースもあるかもしれませんが、私の言葉でメッセージを届けることで、少しでも柏市や市政に関心、愛着を持ってもらえるようなコーナーにしていきたいと思います。
さて今回は、いまだ猛威を振るう新型コロナウイルス感染症の市内感染者の発生状況や、3回目のワクチン接種についてお伝えします。
市内感染者は、1月中旬以降大きく増加していて、第5波で記録した1日の最多感染者数160人の約3.6倍となる571人の感染者が確認された日もありました。1月末時点では、約8割が40歳代以下のかたでしたが、このところ60歳代以降のかたの感染も増えています。感染者の半数以上は2回以上ワクチンを接種されたかたとなっていますので、皆さん今一度ご自身の感染対策の見直しをお願いします。
市としても、皆さんの不安を解消するため、3回目接種時期を2回目接種後の8カ月から7カ月に前倒ししておりましたが、このたびさらに1カ月前倒しし、柏市民の接種対象者を一律に2回目接種後6カ月にすることを決定しました。これには、柏市医師会や医療従事者のご協力により、多数の医療機関でモデルナ社製ワクチンを取り扱う体制が構築できたためです。改めて感謝申し上げます。
2月から市内4カ所で市の集団接種を開始し、妊娠中や基礎疾患をお持ちのかたには専用予約枠を設けたほか、高齢者のかたを対象に大学生等による予約サポートコーナーの開設なども行っております。より多くの市民の皆さんが安全・安心に接種できる体制を継続して整えてまいりますので、引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。

太田和美

【広報かしわ2月15日号 スマイル通信より】