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結核集団感染の発生について(令和8年3月23日発表)
結核の集団感染が発生しましたので、下記のとおり情報提供します。
なお、治療が必要な方は全員適切な治療を受けており、他者への感染の恐れはありません。
1 本事例の概要と経過
- 令和7年9月13日に市内医療機関から結核患者(50代、男性)の発生届を受理
- 12月より、患者家族、勤務先について、接触者の健康診断を実施
- 令和8年3月までに結核の発病者3名と感染者4名の患者を確認
- 3月23日、結核の集団感染(※)事例として厚生労働省に報告
2 市民の皆様へ
- 結核の初期症状は、風邪の症状とよく似ています。2週間以上咳が続くようでしたら、必ず医療機関を受診しましょう。
- 市で行っている健診又は職場等での健康診断を進んで受診し、早期発見に努めましょう。
- 健康診断で異常を指摘された場合は、速やかに専門の医療機関を受診しましょう。
- 高齢者は、咳などの症状が出にくい場合があります。食欲が低下した、元気がな い、体重が減ったなど、いつもと違う様子が見られたら、早めに医療機関を受診しましょう。
(※)結核集団感染の定義
同一の感染源が2家族以上にまたがり、20人以上に結核を感染させた場合をいう。なお、発病者1人は6人が感染したものとして感染者数を計算する。計算にあたっては、初発の患者を含めない。
「結核に係る感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第17条に規定する健康診断の取扱いについて」平成19年3月29日健感発第0329002号厚生労働省健康局結核感染症課長通知
本事例の計算式 発病者3人×6 + 感染者4人 = 22人 ≧ 20人
3 その他
今回の情報提供は市民の皆様への結核に関する啓発を目的にしています。報道にあたっては、発病者等の人権尊重に十分なご配慮をお願いします。なお、個人情報及び会社名等につきましては、プライバシー保護の観点から公表しませんのでご配慮ください。
【参考】
- 結核とは
結核菌によって主に肺に炎症を起こす病気です。 - 肺結核の症状
肺結核の初期は、咳、痰、発熱(多くの場合は38℃以下)症状が、2週間以上続きます。
その後、軽快、悪化を繰り返しつつ徐々に進行し、全身倦怠感、血痰、喀血、呼吸困難などの症状が出ることがあります。 - 感染経路
結核菌を排出している結核患者が、咳やくしゃみをした時、飛散する結核菌を吸い込むことで感染します。結核に感染しても結核菌は増殖速度が遅く、感染の有無を調べる血液検査が陽性になるまでには、3か月程度かかります。 - 潜伏期間
結核に感染しても、免疫力で抑えつけられ、発病するのは10人に1人から2人程度です。吸い込んだ菌の量や感染した人の抵抗力の状況にもよりますが、発病までには早くて6か月程度かかります。 - 結核の治療
標準的な治療方法として、通常3剤または4剤の抗結核薬を組み合わせて、6か月から1年間程度内服します。 - 感染者と発病者について
感染者:無症状で、血液検査等で陽性となった者
発病者:結核の症状を呈し、画像検査等により結核の所見が認められた者
本件に関するお問い合わせ先
柏市健康医療部保健予防課
- 電話 04-7167-1254
- FAX 04-7167-1732