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更新日令和8(2026)年7月27日
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令和8年度第1回柏市子ども・子育て会議 会議録
開催日時
令和8年5月18日(月曜日)午後2時から午後4時まで
開催場所
分室3 第4会議室
出席者
委員
青木委員、荒井委員、榎本委員、大塚委員、北村委員、小塚委員、髙田委員、福原委員、吉田委員
事務局職員
依田こども部長、小倉こども政策課長、仁尾子育て支援課長、佐伯こども福祉課長、野戸こども相談センター所長、星母子保健課長、石原保育運営課長、林こども発達センター所長、野辺キッズルーム所長、田所アフタースクール課長、田中生涯学習課長、その他9人
議事等
- (仮称)柏市こども計画について
議事(要旨)
事務局より説明の後、質疑応答及び意見交換を行った。
(仮称)柏市こども計画について(議事)
(大塚委員)
今日の進め方として、第3章を中心に、基本理念・基本目標について1つずつ議論していきたいと思う。「こういう視点が必要」「ここの書きぶりをこうしたらよい」等、みなさんの意見を伺いたい。また、時間が許せば推進体制などほかの部分も考えていきたい。
基本理念について
(大塚委員)
今までなかった基本理念が加わり、全体的なところとして、こども中心に、ウェルビーイング(well-being)で考えていくのだと打ち出されてよかった。1章でこどもの権利条約やこども基本法のことが説明されているため、前から読んでいけば分かると思うが、こどもの声を集める、若者の声を集めるという点は3章でも書かれているとよいと考える。
(高田委員)
前回から全体的によくなった印象を受けた。こども・若者計画をつくるにあたっての焦点が絞られている。基本理念と方向性に関しても、それにのっとった文章となっており分かりやすくなっている。ただし、「こども・若者」という視点は、今回の計画の根幹にある部分なので、繰り返し掲載してもよいのではないかという感想である。
(吉田委員)
計画の中身はこども基本法に基づいていると思われるが、そのなかで基本理念の中に「身体的・精神的・社会的に将来にわたって幸せな状態」という文言があるが、P42で進学の支援などの金銭的援助を記載しているので、「経済的」という文言が必要かどうか検討してはどうか。
(こども政策課)
経済的支援はこども大綱でもうたわれているため、「経済的」という文言を入れることによって不整合が生じることはない。一方で、経済的援助は各論に近い内容でもあるので、基本理念に掲載することについては整合性の確認が必要と考える。
基本目標について
(高田委員)
P29の基本目標の一覧について、われわれはこれまで議論してきたので分かるが、基本目標1(基本目標1-1~1-7)と基本目標2(基本目標2-1~2-2)の分類について見出しが必要と考える。また、全体として各基本目標の焦点は絞られたものの、見出しと中身でニュアンスの違いがある。例えば、各基本目標に記載されている「現状」には市の既存計画を掲載しているが、これを「現状」という表現でよいのか。各計画が実際に行われているのか、達成に近づいているのか、そのあたりの分析がないと「現状」は分からないのではないか。既存計画がこどもまんなか社会に寄与することに関しては書き出してもよいと考えるが、「現状」というよりは「関連計画」とするなど表記については検証が必要と考える。「課題」については、現在書かれている内容は他市にも言えることであるため、「必要があります」「重要です」ではなく、柏市に即した内容となるよう調整すべきではないか。「課題」の記述については、本日の会議で議論していくものと思うが、例えば、P25「安心安全」に掲載されているグラフは、相談対応件数の増加によって虐待の発見が増えたとプラスにも捉えらることもできるが、課題と考えることもできる。今日は「課題」と「現状」の書き方について議論していければよいのでないか。この書きぶりが変わると「市の方向性」も具体的な内容に変わってくると思う。
(大塚委員)
基本目標1と基本目標2の見出しは必要と考える。「現状」のところは柏市に即した内容が打ち出せればよいと思う。これから「課題」と「方向性」を議論していきたいが、2章のデータや、こども・若者の声からどのような課題があるのか確認したうえで課題を記載するべきであると思う。すでにこども・若者の声を3章の「みんなの声」として抜粋しているので、そちらも参考にしながら議論を進めていきたい。
基本目標1-1
(大塚委員)
「課題」の1点目については、誰に対する理解周知が不足しているのか、柏市の状況に即して書かれると良いのではないか。市民に対してなのか、こども・若者・子育て当事者なのか、あるいは行政なのか、その理解・周知についても方向性に入ると良いのではないか。また、こども・若者の意見聴取のなかで、なかなか意見を言える場がないという回答もあったかと思うが、意見を言える場としてどのようなものを求めているのかは、今後探らなければならないところだと思う。そこを含めて記述すると、場の創出にもつながるのではないか。学校以外にも、地域の居場所、子育て施設など、意見を言える場についてもう少し触れても良いのでは。
(吉田委員)
広くこどもの権利について意見聴取をするとのことだが、乳幼児については本人による発言・発信が難しいので、ここは大人がくみ取って代弁する必要性があるのではないかと思う。
(高田委員)
吉田委員の意見を聞いて、基本目標1-1の中に記載がないと気づいた。事務局でさまざまな手法を用いて意見聴取を進めてきたと思うが、未就学児への意見聴取は手つかずに等しい状態だと思う。そもそもの集め方だけでなく、計画策定や改定のタイミングでこどもの意見を聞いたか、現状では聞けていないなどの具体的な内容を記載するほか、吉田委員の意見にあったように、世代によって意見聴取が不足しているなど、世代ごとの意見聴取の集め方が確立されるような「課題」の記述があるとよいのではないか。
(大塚委員)
世代やさまざまな背景に応じた意見聴取のあり方が議論されていない、または、確立されていないという内容が「課題」にあるとよいと考える。
基本目標1-2
(吉田委員)
表記について確認したい。「こども」という言葉が漢字だったりひらがなだったりするが、これは意図的に分けているのか。
(こども政策課)
既存計画で既に漢字表記となっているところはそのまま引用し漢字表記としている。それ以外は、国の推奨標記であるひらがな表記としている。
(榎本委員)
公園づくりや環境づくりの推進となると、市内に公園がどれくらいあるのか、どういう利用がされているのかが書かれると良いのでは。実感として公園が減ってきているように感じている。
(大塚委員)
こども計画に関しては幅広く関連計画を見ていく必要がある。公園の数がどれだけあるのか、それがどういった地域にあるのかは非常に重要な観点だと思うが、これらは「緑の基本計画」の中で議論していくことになると思われる。今回の意見は所管課へ伝えてもらえると思う。
また、今の意見と関連し、おそらく柏市の状況として、地域ごとに差があることが課題であると考える。「課題」に記載されている「身近な地域において」は、どの地域に住む人かによって想像するものが異なるため、しっかり現状把握したうえで「課題」に落とし込んでいくと、格差の解消や地域間の情報共有にも踏み込めるのではないか。それぞれの地域資源を活用したり、地域の特色を活かしたりしながら、どの地域でもこどもたちが体験・遊びができるところを目指していけたらと思う。
(青木委員)
「『こども大綱』では?(抜粋)」や「現状」において、「男女平等の理念を推進する教育・学習」や「男女平等の視点に立った学習」と記載されているが、どうしたらよいという具体的なところが分からないのが率直な意見である。
(大塚委員)
「自分らしく」というところで、人権のこと等を考えるときに、男女平等や共同参画に紐づいていく。こども大綱から抜粋していると理解しているが、事務局としてはここが重要と考えているのか、あるいは、ここで抜粋しなくてもほかによい方法があるのか教えてほしい。
(こども政策課)
こども大綱を網羅的に記載するため、概要という形で抜粋したのが「『こども大綱』では?(抜粋)」の部分である。男女平等については基本目標1-2に関連する部分でうたわれているものではあるが、他のところで整理ができるのであれば、必ずしも基本目標1-2で触れなくてもよいと考える。
(大塚委員)
こども大綱の基本目標にあたる箇所から抜粋していると思うが、全体的にこども大綱を見ていくと、「遊びや体験活動はこども・若者の健やかな成長の原点である」や「遊びや体験活動の重要性、学びへのつながりや、その機会を保障することの重要性を改めて認識したうえで、国や地方公共団体、地域、学校、園、家庭、若者、民間団体、民間企業等が連携・協働して」という文言がある。細かくこども大綱を確認していくと、よりよい文言が発見できると思う。多様な遊びや体験を通じて成長できるというところが自分らしさにつながってくるが、多様な遊びや体験ができる場がどう構築されるか、そこにどうアクセスしていくかが本項の中心になると考えると、視点が少しずれているような印象がある。
(荒井委員)
今のところに関連し、事務局に教えてほしい。こども大綱のなかで男女平等の理念を推進するという記述があり、抜粋してきたということだったが、「自分らしさ」の中には「多様な生き方をする」という側面があり、こども大綱でも書かれていると思うが、そこは基本目標1-3の「誰もが等しく」というところや、インクルーシブなど、他の基本目標で読み取れるという理解でよろしいか。
(こども政策課)
他の基本目標で読み取れるのであれば基本目標1-2に明記する必要はないというのが先ほどの回答の意図である。他の基本目標で男女平等・男女共同参画の視点を網羅できるか確認する。
(荒井委員)
青木委員の質問も、基本目標1-2のタイトルで男女共同に関する文言がないという指摘と認識している。「現状」で男女共同参画推進計画が掲載され男女共同参画がクローズアップされているように見えるので、全体を鑑みたときにどうなのかという質問だと思う。
(こども政策課)
基本目標1-2のタイトルに対して男女共同参画の要素がないというのはご指摘の通りである。基本目標1-2全体を鑑みて、改めて調整する。
(大塚委員)
男女共同については、こども・若者にとって欠かせないものである。多様性の中に含まれる等、整理ができればよいと考える。
(高田委員)
「課題」に記載されている「身近な地域において、年齢や興味関心に応じた多様な遊びや体験の機会や、安心して過ごせる場所が十分に確保されていません。」は、何を根拠として課題認識しているのか。
(こども政策課)
「現状」に記載の既存計画にあるように、こどもが憩える公園の数が足りていない、イベントや地域活動の量、体験機会が足りていないという現状を踏まえて「十分に確保されていない」と表現した。
(高田委員)
公園のことで言うと、ボール遊びができない公園が増えたり、騒音等の苦情で使えなくなったりということもあるのかなと思っているが、児童センターのことにも通じるものと考えている。夏は暑くて公園で遊べないなかで、室内で無料で遊べる環境がある。柏駅周辺はラコルタ、パレット、TeToTeなど無料で過ごせる場所があり恵まれていると思うが、柏の葉ですら無料で過ごせる場所が少なかったりするので、沼南など市の中心部から離れた地域はさらに状況が変わると思う。そのあたりが課題になるのではないか。児童センターを各地域に整備するのではなく、柏市には市民団体や民間企業でおもしろい取り組みをされている方が多くいらっしゃるので、ネットワークやプラットフォームを形成し連携できればよいのではないかと考える。
(大塚委員)
柏市の現状をすべて把握しているわけではないが、最近分かってきたところとして、民間や市で様々な活動がされている。具体の話になるので計画にどこまで書けるか分からないが、連携が必要であるという点は記載できるのではないか。
基本目標1-3
(高田委員)
意見ではなく、この分野は詳しくないので教えてほしい。先ほど伝えた通り「課題」が一般論になってしまっていると思うが、市としてこども計画策定に際して意見聴取のデータから見えた「課題」があれば、分かる範囲でお聞きしたい。
(こども政策課)
具体の内容ではなく申し訳ないが、各種個別計画の策定時に、計画の対象者に応じて意見聴取を行っているため、回答の分析を進めることで課題が見えてくると考えている。
(高田委員)
既にある意見から分析できるところがあると思う。3章の「課題」は、考察ではなく事実を書くところになるので、読み取れる数値的な部分を洗ってもらえればと思う。
(大塚委員)
支援へのアクセス先がどれだけあり、どこが課題なのかをイメージできるように記載してもらえるとよいのではないか。一般の市民の方にも情報提供できるよう内容を調整してもらいたい。
(北村委員)
基本目標1-3を読んで、保護者や養育者の視点が強いという印象を受けた。乳幼児期や小学生であれば保護者が支援に向けて動かなくてはならないところもあると思うが、中学生や高校生、大学生になると、親に相談できなかったり、友人にも相談しづらかったりする子もいる。そういった子に対して支援できるような体制があるのか、そのような視点を盛り込む必要があるのではないかと思う。
(榎本委員)
基本目標1-3で書かれている「妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない相談支援体制」というのは、私が健康づくり推進員を始めた20年前はそこまで至っていなかったが、ここ最近は切れ目ない支援がされていると感じている。課題としては、だれでも困ったら相談できるんだということが周知されていないところがあると考える。困ったときに相談できるような窓口があればよいのではないかと思っている。
(大塚委員)
「市の方向性」の中に「関係機関が連携し」という表現はあるが、その一歩前で「ここに行けば相談できる」というような場の周知の仕方について必要になるのではないか。北村委員と榎本委員の意見を聞いて、妊娠期から子育て期については切れ目なく支援が進んでいるのかもしれないが、それ以降の取り組みが分散しているのではないか。当事者への相談窓口の周知や実際の相談体制など、もっと切れ目なく取り組めると、ぐっと良くなると思う。まさに取り組みが始まっているところでもあると思うので、相談できる場を、保護者だけでなく、こども・若者も含めて考えているというところが伝わればよいと思う。
(高田委員)
P81に掲載されているWebアンケートのQ28を見ると、心身の健康等について相談ができる場所や支援機関を半分の人しか知らないということが分かる。この数値が多いのか少ないのかは分からないが、半分しか知らないということは困っている人がいる可能性があるので、この結果を書くだけでも一層伝わるのではないか。
(大塚委員)
「みんなの声」は、意見聴取・アンケートの自由記述の内容が拾われているが、数値結果を「みんなの声」に掲載しても良いのではないか。書きぶりは検討してほしいが、データで伝わるところは参考資料まで見なくても分かるよう紐づけしてほしい。
(小塚委員)
全体的にデータから吸い上げて書いてもらっていると思うが、基本目標によっては「みんなの声」の記述が少ないものもある。データがないのではなく、データが取れていないのではないか。あまり声を拾いすぎても見づらくなるが、柏市の人口を考えるともう少し記載があっても良いと考える。みんなの声を聞いた上で、「こういう課題をもって進めていこう」という方向性が分かるので、データから吸い上げていくのがよいと思う。また、「みんなの声」の行間が他と比べて狭いので、文字が小さく見える。スペースの問題かもしれないが、他と同じだと見やすくなると思う。逆に良かったところとして、「現状」のところで、柏市にこんなにたくさんの計画があるのだと思った。私が携わった計画は内容を知っているが、そのほかの計画も内容を文章で明らかにされると調べたくなるため、表にするより良いと思った。
(吉田委員)
基本目標1-3のなかのキーワードで重要な文言は「切れ目のない」という部分だと思う。この切れ目のなさが本当にあるのか「課題」で示すとよいと思う。
基本目標1-4
(大塚委員)
経済的な支援については、「こういった基準でこのような支援がある」という内容になってくるが、さらに大きな視点で言えば、支援が必要なこども・若者はさまざまな状況を抱えていると想像している。近年、個別最適性や伴走型支援などがうたわれているなかで、市のレベルだからこそできる個々の支援が書かれると良いと思う。
(高田委員)
貧困に関するデータが古いように思う。現状はどうなっているのか。新しいデータがあるなら掲載してほしい。
(青木委員)
基本目標1-3と基本目標1-4は関連していると思うが、自分たちが支援が必要かどうかを分かっていない当事者をどう把握していくのかは課題と感じる。友人でも教育者でも、周囲の人が気づいたときに、いきなり児童相談所に相談するのは心理的なハードルが高い。通報とまでいかなくても、気づいた時の相談窓口や相談体制がつくれたらよいのではないかと思った。
基本目標1-5
(小塚委員)
前回の議論から基本目標のタイトルが変わり、「活躍できる」という表現から、「自分らしく活動できる」という表現となった。障がいをお持ちの方や病気を抱えている方には、自分の個性の中で過ごしているかたもいる。ノーマライゼーションかしわプラン策定時に、受給者証や障害者手帳を所持している不特定多数の方から意見を聞いているが、当事者の保護者の方が答えていたりするため、当事者自身からも意見聴取できたらと思う。最後に、基本目標のタイトルがとてもよくなったと思う。
(大塚委員)
当事者から声を集めることができていない点は課題にも挙がると思う。なかなか声を上げられないという状況もあるかもしれないが、さまざまな手法を用いて聴取していけるよう課題に示されるとよいのではないか。
(高田委員)
ノーマライゼーションかしわプランに掲載されているデータの推移をみて、18歳未満の障害者手帳所持者数が増えていることを知った。将来的にはもっと増えていくと思うし、将来的なニーズを把握しながら対策を取らなくてはならないことも課題と感じた。そのあたりを「課題」として記載してもよいのではないか。
基本目標1-6
(高田委員)
これから(仮称)柏市こども・若者相談センターができるというトピックをどのように掲載するかは分からないが、具体的な話なので、市の計画に巻き込みながら「市の方向性」を示せるとよいと考える。
(大塚委員)
(仮称)柏市こども・若者相談センターなど柏市で進めているさまざまな事業についてはトピックとして紹介予定と聞いているが、この内容についてはいつごろ提示予定か。
(こども政策課)
次回のパブリックコメント案でトピックを含めて提示する。
(小塚委員)
トピックに掲載した内容は3章の中に再掲するのかしないのか、教えてほしい。
(こども政策課)
トピックで取り上げるのは具体の事業の話となる。基本目標の誌面では、計画の内容や考え方を記載しているため、内容が個別具体になるものについてはトピックとして掲載する予定。
(小塚委員)
(仮称)柏市こども・若者相談センターは市が何年もかけて取り組んでおり、こども・若者に特化した施設と期待しているので、何度も掲載しても良いと思う。
(大塚委員)
トピックの内容は次回確認させてもらいたい。
(青木委員)
「市の方向性」のなかで「家庭で困難を抱えるこどもを早期発見」と表記されているのが気になる。「こどもまんなか」にこだわるからこそ「こども」と表記していると思うが、こども大綱の抜粋にもあるように「困難を抱える世帯」が重要なのではないかと思う。虐待されているこどもを見つけることも重要だが、保護者も悩んでいる。具体的な表現は思いつかないが、そんな保護者を救えるような、世帯の意味合いを強めた表現になるとよいのではないか。
(大塚委員)
基本目標1と基本目標2の書き方をどうするか、混ざる部分があるので難しさが残っていると思う。基本目標1はこども・若者に振り切って、基本目標2で困難を抱えている保護者を社会全体で支えていくというところを書いていければよいのではないか。
(高田委員)
こども・若者の計画だが、子育て当事者の方のリアルな意見が出てくるのは自然だと考える。この計画は、子ども・子育て支援事業計画も包含しているため、青木委員の今の意見は大切な部分と考える。家庭で困っている人がいるという視点は、基本目標1-6だけでなくすべての基本目標に通じる視点と考えると、基本目標1についてはこども・若者に振り切ってしまってもよいのではないか。個別に記載するのではなく、基本目標2でトータルでカバーしていくと、世帯のことも議論できるので分かりやすくなるのではないか。基本目標1と2でターゲットが異なるが、どちらも大切であるというところが伝わると思う。
(大塚委員)
これまでも議論してきた内容である。基本目標1ではこども・若者、基本目標2では子育て世帯を支えながら進めていくという全体的なところが分かるようにしてもらいたい。
基本目標1-7
(高田委員)
基本目標1-7は章を分けてもいいほど幅広い内容が掲載されているため、すべてをカバーすることは難しいが、相談窓口が主要な内容と思うため、そのデータがあればよいと考える。また、いじめに関するデータがもう少し示せるとよいのではないか。いじめについては2章に掲載されていないため、いじめが増えているのか、フォローできているのか等の話が追加されるとよいのではないか。また、P74のQ12「困っていることや悩み事を話せる人はいますか」のグラフは、数値と比率が異なっているように見えるが、どちらが正しいのか確認したい。
(こども政策課)
数値が正しいと思われるが、改めてデータを確認し修正する。
(大塚委員)
専門機関への相談がこどもたちにとってしやすいのか、意見を聞きながら改善できているのか書かれてくるとよいと思う。
基本目標2-1
(北村委員)
基本目標2-1について、特に経済的負担を軽減させるための施策が受けられるのは、親として助かっており、こどもに対しての余裕ある接し方にもつながる。親視点では注目されやすい部分だと思うので、引き続き進めていただきたい。
(青木委員)
「市の方向性」において、支援体制に関しては、悩んだ時に明確にどこに相談すればよいのか、自分の悩みすら考えがまとまらないときでもすぐに思いつくような状態になるとよい。また、支援の観点で言うと、家庭教育だったり、アンガーマネジメントだったり、こどもルーム等で講習会の掲示がされていることもあるが、実際に子育て中の方に足を運んでもらうのが難しかったりする。参加しやすくなるよう、動画視聴などの教育支援があってもよいのかもしれない。以前の会議でも触れたように、夫婦仲が家庭環境にも影響するので、対人関係に関するセミナーや教育支援が普及していくことも必要だと思う。
(荒井委員)
親の心や体が健康でないとこどもに良好に接することができないこともあるので、見落としてはならない視点である。両方そろってウェルビーイングが達成されるので、漏らしてはならない視点と考える。
基本目標2-2
(高田委員)
基本目標2-2は、基本目標1-1~1-7、2-1を経て、こども・若者を地域全体で支えていこうという内容と認識している。私の場合、町内会や柏市の協議会などに関わっているが、地域に住んでいる人との関りが薄くなっていると感じる。地域の誰が亡くなったとか、誰が引っ越してきたのかなども分からないような関係性で、そういうところも含めて地域の状況が分からないのが現状だと思う。そうすると、町内会や市民団体含めて、どういう支援やニーズがあるかも理解されていないと思うので、まずはこどもに対する情報周知やこどもまんなかとは何なのか等の話を理解してもらった上で、アクションが起こせるよう情報提供の必要があるのではないか。
(大塚委員)
地域でのつながりが減ってきていることを含めて課題に示し、その地域でこどもを支える仕組みをどうしたらよいと考えているのか、声を拾っていくにはまずは周知が大切だと思うというところを書いていけばよいのではないかと思う。この計画をたてることが周知の始まりと考えているが、まずは周知を進めていくんだという方向性を含めると、安心するのではないか。地域とこどもに関わる行政が同じ方向で進められるのではないかと思う。
(荒井委員)
私たちはこの計画の策定に関わっているので「こどもまんなか社会」と言うが、高齢者の集まる場に行けば「老人まんなか社会」と言うだろうし、働いている世代も息苦しさを感じているので、本当は「みんなまんなか社会」で、笑顔でウェルビーイングになりたいんだということを伝えたい。「『こども大綱』では?(抜粋)」のなかで、地域連携を「虐待擁護の観点から」としているが、社会的関係性が薄くなってしまっている中でみんなで子育てをしようという考え方がトレンドになってきているので、それらの内容を含めた基本目標2-2になると、説得力が増すと思うが、いかがか。「虐待擁護の観点から」という文言は必ず入れなくてはならないのか確認したい。
(こども政策課)
ことも大綱の概要を示したものなので、必ず入れなくてはならないというわけではない。関係機関との連携を主眼に置いた内容を改めてこども大綱から確認し、修正する。
(吉田委員)
今は情報があふれていて、コミュニティに参加する必要がないと考えている人もたくさんいる。コミュニティに参加することのメリットや良さが出てくるとよいと思う。また、孤立と言うが、本質的な孤立をどう定義するか、今は1人でも情報を集められる世の中であるため、1人で十分だと思っている人を孤立と言ってよいのかという観点もあると思う。
(大塚委員)
まさに現代社会の課題だと思う。コミュニティに参加したくないという人もありつつも、コミュニティにいるからこその安心感を醸成していければと思うので、そのあたりを明確に入れ込めると良いと思う。
(高田委員)
自分が活動している領域で、「まち保育」という、横浜市立大学の三輪律江先生が提唱されている、こどもとともにまちが育っていくという考え方がある。普通に過ごす中では町内会との関りは薄いが、町内会に身近なイベントがあれば、こどもを媒介として大人が地域とつながるという考え方もある。今回の計画は、こども・若者・子育て当事者を対象としているが、地域全体を育てていくということにもつながると思うので、そういう考え方もあるということをお伝えする。
4章 推進体制について
(高田委員)
成果指標が入り、だいぶ内容が変わった印象を受けた。分かりやすくなったと思う。ただ、ダイアグラムのところは、内容は間違っていないが、もう少し精査してもらいたい。「こども・若者・子育て当事者」が並列に書かれているが、こどもは委員に参画できないので、分けて書いた方が分かりやすいのではないか。また、私は子ども・子育て会議に若者枠として入れていただいていると認識しており、子ども・子育て会議の委員は18歳以上であれば委員として参加できるので、推進体制として大学生などの若者を入れるということを検討してほしい。こども施策推進会議のところも、頻度までは難しいと思うが、例えばどういう部局が参加して、事務局や会長・副会長をどのような人が担うのか等、書けるのであればもう少し具体的に書かれてくると良いと思う。また、こども施策推進会議と子ども・子育て会議の間の「調査審議」は、「評価」などもう少し強い表現でもよいのではないか。
そのほか、成果指標で「柏市が好きですか」という項目があるが、こども大綱の成果目標とニュアンスが異なるように思う。既に1回目の聴取をしているため修正は難しいと思うが、数値の比較・進捗状況を確認するためにも、こども大綱の成果目標との整合性をそろえた設問を今後、検討する必要があると思う。
(大塚委員)
推進体制のところは大切だと考えている。報告の中身については書かれるべきだと思う。今後こども施策推進会議での内容が進捗状況として子ども・子育て会議で報告されると思うので、そのあたりが書かれてくると良いと思う。
傍聴者
2名
次回開催予定
令和8年6月8日(月曜日)
会議資料
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