更新日令和6(2024)年11月26日

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令和6年度柏市健康福祉審議会第1回児童健康福祉専門分科会会議録

開催日時

令和6年10月21日(月曜日)午後2時から午後3時30分まで

開催場所

分室1 第1会議室

出席者

委員(敬称略)

五十嵐政江、岩田久美、大塚紫乃、小松崎禎、廣松雪子、渡邊祐一

事務局職員

依田こども部長、眞塩こども政策課長、渡会子育て支援課長、恒岡こども福祉課長、野戸こども相談センター所長、染谷学童保育課長、前田保育運営課長、星地域保健課長、坂口図書館長 他

議事

  1. 幼保連携型認定こども園、保育所及び地域型保育事業の設置の認可に係る意見聴取について
  2. 公立保育園再整備
  3. こども誰でも通園制度導入の検討について
  4. 柏市子どもの貧困対策推進計画及び柏市ひとり親家庭等自立促進計画の策定について
  5. 妊産婦等生活援助事業について
  6. 柏市子ども・子育て支援複合施設「TeToTe(てとて)」4階・5階の整備について

議事等(要旨)

事務局より、資料1~6に基づく説明の後、質疑応答及び意見交換を行った。

1.幼保連携型認定こども園、保育所及び地域型保育事業の設置の認可に係る意見聴取について

(渡邊委員)
量の見込みについて、どの年齢が増加しているのか。現在、3歳児以上は少ない人数になってきているが、今回資料に記載している数値はどの年齢を示しているのか。

(保育運営課)

委員指摘のとおり、3歳児以上に関しては速やかに整備をしていく必要性は低いが、1歳児については供給を増やしていかないといけないといった結果がでたことから、その考えを基に、全体の整備量を検討した。

(渡邊委員)

1歳児はかなりひっ迫していると考えられる。また、3、4、5歳児の利用定員を増やしている自治体も多いが、この3、4、5歳児は私立の認可保育園やこども園の経営状況に影響が出てくると考えるため、その点についても今後配慮してほしい。

(大塚会長)

地域によっては幼稚園型にした方がいいといった考えはあるのか。また、保育士の確保について、ヒアリングの内容を伺いたい。

(保育運営課)

第二期柏市子ども・子育て支援事業計画では幼稚園型認定こども園や幼保連携型認定こども園への移行を推奨しており、当該計画に基づき移行を認めるものである。

また、保育士の確保については、選定委員会でヒアリングを行い、見込みに対して保育士を確保出来るといった回答をいただいている。

(渡邊委員)

設置場所について、かしわSMILEこころ保育園の隣接地にかしわたなかこころ保育園が立地しているが、同一法人だから認めたということか。今後もこういった隣接地の計画があるということか。

(保育運営課)

市の方でエリアの指定はするが、事業者がそのエリア内のどの土地で計画するかまではコントロールできない。なお、通常は近隣に保育所がある場合はその都度事業者と相談することとしているが、今回のケースでは、同一法人であることから認めている。

 

2.公立保育園再整備

(渡邊委員)

最近、医療的ケア児に関する相談が増えてきている。私の園でも受け入れていきたいと考えてはいるが、子どもの大切な命でもあり、簡単には受け入れることができない苦しい状況。

そういった時に、公立園を紹介できるような形があると非常に助かる。医療的ケア児の受け入れを進めていってほしい。

(保育運営課)

医療的ケア児について、柏市は増加傾向にある。現在は、公立園の中で受け入れをしており、10月には富士見保育園でも受け入れを開始した。今後は、他の園での受け入れについて市内の状況に合わせて検討していく。

 

3.こども誰でも通園制度導入の検討について

(小松崎委員)

1時間あたりの利用料が300円程度ということだが、これは非課税世帯や生活保護受給世帯も同額か。

(保育運営課)

現在実施されている試行的事業においては、非課税世帯や生活保護受給世帯に対して減免措置を講じることが可能とされている。

(渡邊委員)

こども誰でも通園制度の趣旨としては、家庭内のみで保育を行っている場合や、虐待の可能性があるご家庭等、そういった環境の子どもに来てもらうことが一番の目的だと考える。ただ、事業を始めただけではその家庭の子どもが来てくれるのかという不安もある。そういった家庭に対して市からこの制度を誘導するといった働きかけをしてほしい。

(保育運営課)

まだ決定したものではないが、本制度の運用に向けて国で構築しているシステムでは、一人ひとりの利用状況を把握できるため、将来的には、制度を全く利用していない家庭などの情報を活用して支援に繋げることも視野に入れているようである。今後、国から具体的なことが示されると思われる。

 

4.柏市子どもの貧困対策推進計画及び柏市ひとり親家庭等自立促進計画の策定について

意見なし

 

5.妊産婦等生活援助事業について

(廣松委員)

この制度は素晴らしい取組だと思う。しかし、今回説明を受けて初めて知ったということもあり、もっと対外的にアピールしていった方がいいと考える。

 

6.柏市子ども・子育て支援複合施設「TeToTe(てとて)」4階・5階の整備について

(岩田委員)

私は主に4階の検討会にも参加し、意見させていただいた。その検討会で出た“動きのあるゾーニング”の提案を採用していただいたりと、オープンが楽しみである。2点要望したい。1点目は、クラフトコーナーやトピックを提示するコーナー等、魅力的なゾーンを維持するには、1回本を設置して終了ではなく、定期的に見直しを行っていってほしい。

もう1点は、5階に中高生の広場ができることから、そこにいる子ども達が4階の運営等に携わることができたら面白いなと考える。

(生涯学習課)

これまでもゾーニングを決定していくにあたり、中高生モニター20名程度の子ども達に意見を伺いながら進めてきた。オープン後については、中高生モニターを含め、実行委員会を組織し、中高生が自ら主体的に様々な運営やルール作りに関わっていくようなことを検討していきたい。また、スタッフ側としても、有償の大学生ボランティアを募集している。先週まで応募していたが、30名を超える応募があった。引き続き、中高生に来てもらえるような仕掛けを検討していきたい。

(廣松委員)

非常に興味のある施設である。各施設に対象者が定められているようだが、対象者以外の者が施設を使用することは可能か。

(こども政策課)

各階の施設を利用するには、条例で対象年齢や利用者の範囲が定められていることから難しいが、施設には共用部があり、どなたでも利用が可能であるため、そこから施設を見学してもらうことは可能である。

(小松崎委員)

児童相談所にいる子どもは居場所がなかなか見つからないという子が多い。このような場所が出来るのはそういった子どもに対してとてもありがたいこと。例えば、ここの施設を使用している子が適切な相談機関に繋がる仕組みは検討しているか。

(生涯学習課)

スタッフに対しては、学生スタッフも含めてユースワーカーの心構え等の研修をしっかりと行っていきたいと考えている。その上で、専門的な相談窓口に繋ぐ必要があると判断した場合は、その窓口と連携出来るよう事前に体制を構築していきたい。

傍聴者

2名

資料

お問い合わせ先

所属課室:こども部こども政策課

柏市柏5丁目10番1号(本庁舎別館3階)

電話番号:

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