更新日令和7(2025)年1月31日

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令和6年度第2回柏市防災会議会議録

開催日時

令和7年1月28日(火曜日)13時30分から14時40分まで

開催場所

柏市役所本庁舎5階第5・6委員会室

(柏市柏五丁目10番1号)

出席者及び委任状提出者

柏市防災会議委員(会長を含む)29名
委任状提出委員9名

運営

  1. 事務局
    危機管理政策課
  2. 議題提出者
    防災安全課

議長(議事進行)

柏市長(柏市防災会議会長)

議事概要

報告 令和6年度事業報告について

  1. 計画の策定/修正等
  2. 訓練等
  3. 連携会議等
  4. 協定
  5. 災害対応
  6. 実施事業

議題ア 能登半島地震での気づきを柏市施策へ、つなぐ。

  1. 大規模地震時の電気火災抑制策である感震ブレーカーの普及促進策
  2. 避難所の充実(1.スペース拡充 2.衛生環境の向上)
  3. 災害に強い通信体制を構築するための情報通信ネットワーク・サービス
  4. 防災備蓄倉庫から迅速な物資輸送を実現するため在り方を検討
  5. 災害対策本部の拠点となる市役所を機能強化

議題イ 令和7年度事業予定について

  1. 災害後72時間を乗り切る体制の構築
  2. 避難所運営体制等の構築
  3. 取り残されない避難体制の構築

議題ウ 柏市地域防災計画の修正について

  1. 防災基本計画の改定に伴う修正
  2. 市の防災体制の変更に伴う修正
  3. その他修正

質疑・意見

報告 令和6年度事業報告について

質疑・意見なし

議題ア 能登半島地震での気づきを柏市施策へ、つなぐ。

(東京電力パワーグリッド株式会社東葛支社長/内山委員)

 感震ブレーカーの配布だけではなく、設置まで対応する点は非常に優れていると感じる。ばね式のものを設置すると思うが、分電盤の形状によっては設置できない場合があると聞いている。そういったケースに対応する準備が必要ではないか。

 また、夜間に地震が発生した場合を想定し、市民に懐中電灯やスマートフォンなどの光源を用意するよう周知することも、安全対策として重要ではないかと考える。

(議題提出者:防災安全課長)

 各世帯の分電盤の形状に応じて設置ができるよう、十分考慮して普及を進めていく。

 また、夜間の備えについては、設置の説明の際に、懐中電灯やスマートフォンを枕元に置くといったようなことを周知する予定である。

議題イ 令和7年度事業予定について

(首都圏新都市鉄道株式会社守谷駅務管理所長/齊藤委員)

 第1回会議で震災発生時で帰宅困難者への対応を心配していると意見したが、帰宅困難者訓練を実施するとのことで心強く感じている。

(議題提出者:防災安全課長)

 市内には10か所駅があるが、帰宅困難者対応の拠点となるのは柏駅であると考えている。このため、次年度の計画では、帰宅困難者の訓練を柏駅で実施する予定だが、他の駅についても発災時には対応が必要となる場合が想定される。そのため、今後はつくばエクスプレス沿線や東武線沿線を含む各エリアで、より具体的な対応について協議を進める。

議題ウ 柏市地域防災計画の修正について

(東京電力パワーグリッド株式会社東葛支社長/内山委員)

 発電機の稼働時間に関する修正内容、新旧対照表の28ページに記載されている「連続稼働時間15時間」から「稼働可能時間15時間」への修正について質問がある。この修正は本来有するべき機能から現状の機能にあわせた修正となっており、後ろ向きな修正のように見受けられるがいかがか。

(議題提出者:防災安全課長)

 今回の修正は、冷却水に関する問題点が発覚したため、現状を正確に記すことを目的として行った。しかし、指摘のとおり、この修正内容は前向きではないため、本部機能が必要とする稼働時間が確保できるよう、検討を進めていく。

(柏市防火安全協会長/成實委員)

 避難所における犯罪防止策について伺う。東日本大震災で、避難所生活が長引く中で盗難や性犯罪など多くの問題が発生したと聞いている。柏市の対策において、このような視点が十分に取り入れられているのか説明を求める。

(議題提出者:防災安全課長)

 犯罪抑止に関しては、まだ十分に整備されていない状況である。東日本大震災の事例を参考に、今後の整備に反映できるよう対策を検討する。

(柏市危機管理部長/熊井委員)

 避難所では、町会や避難者の協力を得て、見回りなどの体制を整備する予定である。また、避難所だけではなく、自宅で避難される方への対応も含め、警察や関連機関との連携を強化する必要があると認識しているおり、引き続き対応を検討していく。

(気象庁気象大学校教授/小畑委員)

 銚子地方気象台の委員としての参加を検討されているか。気象大学校から学識経験者として参加させてもらっているが、緊急の場合に対応できる機関は地方気象台であり、今後気象災害が激しくなっていくと予測されるなかで、よりよい防災会議のため、地方気象台の参加が有益ではないかと考える。

(議題提出者:防災安全課長)

 銚子地方気象台の委員参加について、重要な提案と認識した。今後検討を進めたい。

傍聴者

傍聴者2名

お問い合わせ先

所属課室:危機管理部危機管理政策課

柏市柏5丁目10番1号(本庁舎3階)

電話番号:

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