危機管理の統括及び政策

近年、社会で発生する危機は、地震や風水害等の自然災害だけではありません。社会に影響を及ぼすような事故や事件が相次ぎ、その様相も大規模化・多様化しています。

そこで、危機の複雑化・多様化とともに幅広い対応が求められるため、市職員が危機管理に関する共通認識をもち、常に危機に備え、迅速かつ的確に対応できるよう各種計画を策定しています。

なお、危機事象とは、以下のような事態をもたらす可能性がある出来事又はある一連の状況が発生することです。（地震、台風、火災、情報漏えい、CBRNEテロ、感染症流行など）

(1)市民の生命・身体及び財産等重大被害又は広域・広範な影響が及ぶ事態

(2)市民サービスに重大な悪影響を与え、又は市政信頼を損なう事態

柏市危機管理基本計画

目的

本計画は、本市が取り組む危機管理の基本的な事項を定め、総合的な危機管理体制の整備に努めるとともに、緊急時に速やかな初動体制をとり、危機の影響・被害を最小限に抑えるなど、危機から行政の組織運営を守り、もって、市民の安心・安全を確保することを目的としています。

内容

本計画は、市の危機管理における枠組み及び基本的な考え方を示した計画で、次のような機能を有しています。

1. 保護主体の生命・身体・財産・、名誉、組織活動に重大な被害・影響を及ぼす災害・事件・事故など危機管理の上位概念・規定を示した全庁的な計画
2. 市全体の危機管理の推進の在り方について示したもの
3. 想定外の事態、危機管理マニュアル未作成の危機事象及び主管課が不明な場合における、緊急時の標準的な対処方針を示したもの
4. 柏市地域防災計画及び国民保護計画の枠組みに入らない事態ないし対処計画を補完する必要のある事態

〇柏市危機管理基本計画（PDF：1,289KB）

参考

柏市危機管理基本計画以外の計画については、以下のページを併せてご参照下さい。

1. 柏市国民保護計画
2. 柏市地域防災計画