ここから本文です。
災害時のお口のケア
災害時は水不足やストレスで口の中の衛生状態が悪化しやすく、誤嚥性肺炎などのリスクが高まります。このページでは、万が一に備えて防災バッグに入れておきたいお口のケアグッズや、水が少ない時・歯ブラシがない時のケア方法について解説します。
お知らせ
災害時にお口のケアが必要な理由
災害時は水不足により口の中を清潔に保つことが難しくなります。
加えて、ストレスによる免疫力の低下も重なり、誤嚥性肺炎にかかりやすくなるため注意が必要です。
実際に、阪神・淡路大震災の関連死のうち、約24%が肺炎によるものでした。
命を守るためにも、災害時のお口のケアは非常に重要です。
肺炎を防ぐためのポイント
- 口の中の細菌増殖を防ぐため、こまめに歯みがきをしましょう。
- 入れ歯を使用している方は、食後に入れ歯をきれいにし、夜寝るときはなるべくはずして清潔に保ちましょう。
防災バッグに入れておきたいケアグッズ
歯ブラシ、液体ハミガキ、口腔用ウェットティッシュ、普段使用しているデンタルフロスなどのお口のケアグッズを用意しておきましょう。
災害時のお口のケア方法
状況に合わせて、以下のようなケア方法を実践しましょう。
ケア方法1:水が少ないときの歯みがき
-
少量の水をコップに準備し、その水で歯ブラシをぬらして歯をみがきます。
-
歯ブラシが汚れてきたら、ティッシュペーパーなどで汚れを拭き取り、再度みがくのを繰り返します。
-
最後にペットボトルの水で口をすすぎます(少量の水で2〜3回に分けてすすぐとよりきれいになります)。
ケア方法2:歯ブラシがないとき
-
食後にペットボトルのキャップ1〜2杯の少量の水やお茶でしっかりうがいをします。
-
口腔用ウェットティッシュやガーゼ、ハンカチなどを指に巻き、直接汚れを拭き取るのも効果的です。
ケア方法3:唾液を出すことも大切
-
よくかんで食べるようにします。
-
唾液腺(耳の真下)をマッサージして分泌を促します。
-
ガム(特にシュガーレスガムが効果的)をかむことも有効です。
液体ハミガキの活用と備蓄品チェックリスト
水が少ない災害時には、すすぐ必要のない「液体ハミガキ」が強い味方になります。お口のすみずみにまで広がり、菌を減らす効果が期待できます。
液体ハミガキの使い方と特徴
-
使い方
適量(10ml)を口に含み、20秒ほどすすいで全体にいきわたらせた後、歯みがきをします。水ですすぐ必要はありません。 -
使用期限
未開封の状態で通常の保存状況であれば、製造から3年程度は品質に問題ありません。 -
洗口剤との違い
液体ハミガキは「歯みがき剤の液体版」でありブラッシングが必要ですが、洗口剤は口臭予防や爽快感を得るためのものです。
非常時持ち出し品・備蓄品チェックリスト
-
貴重品(現金、健康保険証、身分証明書など)
-
情報収集用品(携帯電話、携帯ラジオ、家族の連絡先など)
-
食料・飲料水
-
清潔・健康のためのもの(救急セット、常備薬、歯ブラシ、歯みがき剤、洗口剤、タオルなど)
-
便利品など(懐中電灯、簡易トイレ、防寒具など)
-
その他生活に欠かせないもの(おむつ、生理用品、粉ミルクなど)
お問い合わせ先