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緑住都市構想は、21世紀を見据えたアメニティの高い地域環境の形成を目指し、緑住都市の将来像と整備方向を明らかにしたものです。
緑にとけ込んだコミュニティ豊かな潤いとやすらざのある『緑住都市』
市域の中で早くから住宅を中心とする市街化が進行してきた柏市の南部ゾーンについて、成熟段階にある既成市街地のグレ-ドアップを図り、緑の中の快適な生活をめざし、「緑」と「住」機能が融合したまちづくりを進めていくものです。
南部ゾーンこは、柏市の南部地域及び西部地域の一部、約1,600ヘクタールの地域です。
藤心、南部、光ケ丘、増尾、酒井根の5つのコミュニティ区により構成されています。
緑住都市構想の実現を図るため、地域住民の意見を反映したまちづくりを基本として、4つの視点から施策などを取りまとめたものです。
緑住都市の都市構成
地域内の多様な緑空間の保全・活用、行政・市民・関連団体の協調のもと、骨格となる緑、拠点となる緑、身近な地域の緑や、それらを結ぶ緑の保全と活用を図っていきます。
景観地、レクリ工-ション、災害時の避難地や防災などの観点から、緑の拠点として増尾城址総合公園、酒井根下田の森や南増尾小鳥の森緑地など拠点となる公園・緑地の整備を推進します。
増尾城跡総合公園
酒井根下田の森
南増尾小鳥の森緑地
幹線道路網の整備を推進しながら、緑の並木道(幹線道路、緑道、緑の連携紬)の形成を図り、街路樹や道路内緑地の整備、沿道緑地の確保、緑空間のネットワークの形成に努めます。
都市計画道路の整備を推進し、格子状の骨格的な道路網を形成することにより、市域の中央・北部ゾーンや周辺都市との円滑な交通を確保するとともに、広域交通と地域内交通の分離を図ります。
歩行者等の安全確保と交通の円滑化を図るため、計画的な整備を推進していきます。また、宅地化農地等の開発にあたっては、道路の連続性の確保や行さ止まり道路の解消を図るよう、適切な誘導に努めます。
安全で快適な歩行空間のネットワークの形成⇒主に駅、学校、商店街、病院や公共・公益施設を結び、日常生活を支える道づくりを進めます。
利用者のニーズに応じたバス交通のサービス向上⇒駅前広場や道路の整備進捗、地域住民の利用況に応じ、今後も引き流き、バス事業者にサービスの向上を働きかけていきます。また、高齢社会に対応した新たな交通手段として、ミニバス等の検討を行います。
下水道の計画的な整備⇒下水道の計画的な整備を推進していくとともに、環境保全の観点から、動植物の生態系を保護していこうこする考え方(ビオトープネットワークなど)を取り入れた整備についても検討していきます。
「齋藤牧場を中心とした周辺について、官民協力のもと、防災機能を備えた広場や、高齢社会に対応した拠点」
緑住まちづくりを推進していくためには、市民・関連団体く地元企業、商・工・農業や公益法人等)・行政の三者が、等しくまちづくりの主体であるという認識と役割分担のもとに、合意形成を図りながら協調したまちづくりを進めていくことが必要です。
市民・関連団体・行政の協調体制をつくりあげるためには、まず、地域に情報交流、意見交や市民のまちづくり活動を支える仕組みや組織づくりが必要となります。
緑住都市地域内の5つの近隣センター区域のコミュニティを母体として、緑住まちづくりを進めていくための地元組織の設置について、近隣センター運営協議会やふるさとづくり協議会と協議していきます。
今後のまちづくりの進め方 今後の市民・関連団体・行政の「協・働」によるまちづくりは、以下のように展開していきます。
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緑住まちづくりの推進母体と支援体制づくり 推進母体・・‥市民の自主的なまちづくり組織 |
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緑住まちづくりのモデル的実賎 コミュニティネットワークやミニバスの路線選定なとについて、 地域の特性や実状を踏まえたきめ細かな検討を行い、市民の自主的なまちづくりを実践します。 |
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緑住まちづくりルールの構築と実践 築2段階の実践経験を生かし、柏市独自の緑住まちづくりルールを構築し、 より良い市民参加のまちづくりを実践します。 |
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