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柏市では、2005年のつくばエクスプレス線の開業を契機とし、柏の葉にて「公・民・学」連携による「課題解決型のまちづくり」を進めてきました。
2006年11月には、柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)を設立しました。この組織は、行政(公)、市民・企業(民)、大学・研究機関(学)が、人・空間・金などの資源を持ち寄り、対等な立場で共にまちを創っていくために設立した、「公・民・学」連携の組織です。
2008年3月には、立場や考えの異なるステークホルダーの共通の指針・将来ビジョンである「柏の葉国際キャンパスタウン構想」を策定しました。
柏の葉のまちづくりは、このUDCK(組織)と柏の葉国際キャンパスタウン構想(ビジョン)の両輪で進められています。
柏の葉では2011年7月に、課題解決型まちづくりコンセプト「世界の未来像をつくる街」を掲げました。
何もないゼロからのまちづくりだったこともあり、その課題を一自治体レベルにとまらず、日本の大きな社会課題である「低炭素社会・超高齢社会対策・低成長社会」を設定しました。この課題に対応する形で「環境共生・健康長寿・新産業創造」を3本柱として、国が主導する環境未来都市、地域活性化総合特別区域への指定も受け、スマートシティによる様々な取組を推進してきました。
2019年に、これまでの柏の葉におけるまちづくりを加速する新たな取組として、「国土交通省スマートシティモデル事業(先行モデルプロジェクト)」へ選定を受けました。(外部サイトへリンク)
この事業は、新技術や官民データを活用しつつ都市・地域課題を解決するものです。
柏の葉では、19団体による柏の葉スマートシティコンソーシアムを立上げ、3つの戦略「民間+公共のデータプラットフォームの構築、公・民・学連携のプラットフォームを活用したオープンイノベーションの活性化、分野横断型のサービス創出」、4つのテーマ「モビリティ、エネルギー、パブリックスペース、ウェルネス」を設定し、駅を中心とするスマートコンパクトシティを推進していきます。
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