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更新日令和5(2023)年2月15日
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野生動物への餌やり
生息数の少ない野生動物を保護するために、時期や場所を決めてエサやりを行う場合がありますが、一方、「かわいいから」「動物に近づいてほしいから」といった理由だけでエサやりをしているケースもあります。
野生動物へエサやりをすることは、その動物や周りの環境にさまざまな影響を与えることになります。
むやみにエサやりをするのはやめましょう。
なぜエサやりをしてはいけないの?
野生動物へむやみにエサやりをすると、次のようなことにつながる可能性があります。
- 動物がからだを悪くしてしまう
人からエサやりをされた野生動物は自力でエサをとれなくなり、生きることが困難になる可能性があります。また、野生動物が本来食べることのないエサを与えてしまうことで、病気になってしまう場合があります。 - 生態系バランスへの悪影響
エサを与えられた動物だけが増えて、生態系のバランスに悪影響を与えるおそれがあります。 - 農作物が荒らされる、人に攻撃をするようになる
エサを与えられた動物やエサに引き寄せられた別の動物が農作物を荒らしたり、人に攻撃をするようになるおそれがあります。また、こうした被害をなくすために捕まえなければない動物を増やしている場合があります。 - 周りの方が住みづらくなる
エサやりをする場所に野生動物が集まり、フンや尿、鳴き声などにより周りの方が困っている場合があります。 - 感染症を広げてしまう
伝染病(鳥インフルエンザや豚熱(CSF)など)に感染した動物と同じエサを食べることで、周りの動物へ感染が広がってしまう可能性があります。
関連ファイル、ホームページ
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野生動物にエサをあたえないでください(PDF:71KB)(別ウィンドウで開きます)