更新日令和4(2022)年6月23日

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令和4年度第1回柏市開発審査会会議録

1 開催日時

令和4年6月2日(木曜日)
午後2時00分から午後3時40分まで

2 開催場所

柏市役所 分庁舎2 2階 第1・2会議室

3出席者

(委員)
池川会長、都田委員、垣野委員、笹山委員

(事務局)
都市部:市原理事、沢次長兼宅地課長、鮫田参事
宅地課:大竹副参事、石川副参事、白木副主幹、鴇田主任、渡邉主任、宮里主事
開発事業調整課:増渕課長、杉山副参事、山中副主幹

4 議題

  1. 議案第1号 柏市開発審査会会長の選出について(非公開)
  2.  議案第2号 開発行為の許可について(公開)
    「児童養護施設」
  3.  議案第3号 開発行為の許可について(公開)
    「障害福祉サービス事業所」

5 議事(要旨)

議案第1号については、会長に池川委員、会長職務代理者に都田委員を選出した。
議案第2号及び議案第3号については、宅地課から議案の内容を説明した後、審議を行い、審議の結果、当該開発行為の許可について、全員一致で異議のない旨の結論を得た。主な質疑応答審議内容は、以下のとおり。

 (議案第2号)

池川委員
 計画の児童養護施設については、入所する児童は通学することが前提だと思いますが、治安等の関係から通学路の街灯について、現状や今後の対策について考慮しているのですか。
 また、計画敷地の道路からの出入り口付近について、緑地を設ける計画となっていますが、緑地の植栽等による物陰が発生することによる安全対策は考慮されていますか。

宅地課
 現状の街灯設置状況については調査しておりませんが、近くに酒井根西小学校、酒井根中学校がある関係で、その小中学校の学区に設定され、その通学路として指定されております。そのため、通学児童の安全対策を考慮して、通学における登校・下校時には、職員が通学児童の見守りなどの対応をして、適宜対応することになっております。
 また、計画敷地の道路からの出入り口付近の緑地の植栽計画については、安全対策を考慮して低木中心に植栽する計画になっております。

事務局
 さらに位置図を参照して、申請地の西側に酒井根西小学校があり、申請地の全面道路が通学路に指定されていることを説明した。
 また、申請地の北東側に酒井根中学校があり、申請地からの通学路について説明をおこなった。

都田委員
 柏市開発行為等審査基準の65ページの法第34条第14号の規定について、「市街化区域内において行うことが困難又は著しく不適当と認められる開発行為等について定めたもので」とありますが、今回の児童養護施設が「虐待されている児童その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを擁護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とする施設」の建築とあるので、今回の申請地が市街化区域と比べて、田園風景などに囲まれた相応しい立地条件であると理解してよろしいですか。

宅地課
 そのとおりです。

都田委員
 柏市開発行為等審査基準の65ページから「市街化調整区域における公益施設の立地方針」について、大規模な施設は「生活圏」に立地することとありますが、今回の申請地が道路等のインフラが整備されており、バス停から300m以内の範囲とすることの基本方針に該当すると考えてよろしいですか。

宅地課
 そのとおりです。

 (議案第3号)

池川委員
 今回の申請地は、災害ハザードエリアの区域としては、想定浸水深が3m以上の土地の区域ではないということですね。
 また、仮に3mの浸水があったとしても、建築施設の1階階高さが約4mなので、2階に避難すれば浸水被害から逃れることができると認識してよろしいですか。

宅地課
 そのとおりです。

池川委員
 1日あたりの最大利用者数は何人を想定しているのですか。
 また、その最大利用者数に対する職員数は何人を考えていますか。

宅地課
 施設の1日あたりの稼働率100%を想定すると、利用者数は55名、それに対する職員数は35名を考えております。

笹山委員
 今回の計画施設の申請理由から、1日あたり利用者数を55名予定されており、その内特別支援学校高等部卒業後の就労支援20名を設けた施設は現在少ないため、今後のニーズに応えた素晴らしい福祉施設であると感じました。
 また、今回の施設運営に対応する専門職の職員数を確保することに苦慮するかもしれませんが、事業者が素晴らしい申請目的を持った施設を計画されていると感じましたので、感想を述べさせていただきました。

宅地課
 計画施設に対する御感想をいただき、ありがとうございます。

都田委員
 計画施設である「障害福祉サービス事業所」は、現在柏市において足りていないと考えてよろしいですか。

宅地課
 医療技術の進歩に伴い医療的ケア児が増加するとともに、その実態が多様化し、医療的ケアを必要とする障害児者および重度心身障害児者を特別支援学校高等部卒業後に受け入れる施設が、全国的に不足している状況です。そして、柏市においても福祉施策の小冊子「ノーマライゼーションかしわプラン2021」の中で、医療的ケアを必要とする障害児者等を受け入れる施設を増設することが盛り込まれており、現在柏市においては足りていない状況です。

6 その他

 柏市開発行為等許可基準条例の改正についての説明、包括承認基準に該当する開発行為又は建築行為の許可の内容等についての報告を行う。

7 傍聴

傍聴者 0人

お問い合わせ先

所属課室:都市部開発事業調整課

柏市柏255番地-1(柏市役所分庁舎2-2階)

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