更新日令和3(2021)年2月26日

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市立柏病院 小児科ニュース

小児医療の充実に取り組んでいます。

柏市では、「子どもを安心して産み育てられるまち」を目指し、妊娠・出産・子育てを前向きな気持ちで臨めるよう、切れ目のない子育て支援の充実に努めています。

市立柏病院では、今後、小児医療を重点的に取り組み、公立病院としての立場から、夫婦共働き世帯や核家族世帯など、子育て中の皆さんを応援します。

小児科医師の夜間待機日が拡大されました

市立柏病院では、毎週火曜日の夜間に小児科医が待機し、小児患者の受入れを行ってきました。

このたび平成31年4月より、新たに水曜日の夜間も小児患者の受入れを開始しました。

受診の際は、事前にお電話で御確認ください。(問い合わせ先は最下部に記載してあります)

小児科の様子
(小児科診療ブースの様子)

小児科夜間診療

曜日

火曜日 水曜日(新規追加)

受付時間

午後7時から

翌日午前6時まで

午後5時から

翌日午前8時30分まで

(補足)ただし、祝日は除きます

専門外来が拡充されました

市立柏病院では小児専門外来の充実を徐々に図っています。以前から心配な症状があり大学病院などにかかったほうがよいのか判断ができない場合など、まずは小児科外来にお気軽にお問い合わせください。

初診時に専門医が診察、および患者さんの状態に応じた初期対応を施行のうえ、さらなる精査加療が必要な場合には適切な専門病院にご紹介をさせていただきます。他院に通院中の方は、主治医にご相談のうえ、紹介状をご持参ください。

小児神経外来

神経外来は、発達に支障をきたし社会的に不利益のある子供たちの生活の質を高める治療と、ご家族への育児、介入支援を行う外来です。主な疾患は、てんかん、発達障害(自閉症、注意欠陥/多動性障害、学習障害)、心理社会的障害(心身症、不登校、チック症、精神運動発達遅滞)、自律神経異常(起立性調節障害、睡眠障害)などです。

小児神経外来

症状 曜日
  • くびが座らない、ハイハイが始まらない、歩かない
  • 発達遅滞(言葉発達、社会性の発達)、落ち着きがない
  • ぼーっとする、ピクピクする、バタンと倒れる
  • 朝起きられない、いつも顔色が悪い、頭痛が続く
  • めまい、出来ていたことが出来なくなった など

毎週火曜日

午後

小児内分泌外来

内分泌外来は、ホルモンのバランスに異常をきたすことにより成長に悪影響を及ぼす疾患を診る外来です。成長の過程が診断および治療を検討するうえで役立つため、受診の際には母子手帳や成長記録が残るものをお持ちください。主な疾患は、低身長症、思春期早発症/遅発症、高度肥満、高脂血症、糖尿病、甲状腺機能異常などです。

小児内分泌外来

症状 曜日
  • 身長が小さいことを相談したい(低身長症)
  • 二次性徴が早く来ている、なかなか来ない
  • 体重が重たくて気にしている、生活習慣病が心配
  • 学校検尿で尿糖の異常を指摘された
  • 甲状腺の病気が心配

毎週木曜日

午後

小児血液・免疫外来

血液・免疫外来は、原因不明の発熱が持続したり、重篤な感染を繰り返したりするお子さんがどのような基礎疾患によるものか診療を行う外来です。主な疾患は各種貧血性疾患、血球貪食症候群などの血球減少性疾患、小児リウマチ性疾患、家族性地中海熱、周期性発熱症候群などの自己炎症性疾患、先天性/後天性免疫不全症などです。専門的な治療、検査が必要な場合は東京医科歯科大学附属病院と連携して診療にあたります。

小児血液・免疫外来

症状 曜日
  • 原因不明の発熱を繰り返す
  • 重症感染を繰り返している
  • 抗生物質を内服していてもなかなか感染症が回復しない
  • 中耳炎を繰り返している
  • 家系に免疫不全症の方がいるので心配

毎週火曜日

午前

循環器外来

循環器外来は、心臓機能の異常に伴う疾患について、心臓超音波や心電図などを利用して評価し加療していく外来です。主な疾患は先天性心疾患(心房中隔欠損症、心室中隔欠損症、ファロー四徴症など)、不整脈(上室性頻拍症、QT延長症候群など)、川崎病後合併症、心筋疾患などです。

循環器外来

症状 曜日
  • 学校健診などで不整脈、心雑音を指摘された
  • 急にどきどきする、急に意識を失って倒れる(失神)
  • 胸が痛むことがしばしばある

毎月1回

月曜日午後

問い合わせ先

詳細は柏市立柏病院までご相談ください。

お問い合わせ先

所属課室:健康医療部医療公社管理課

柏市布施1番地3(介護老人保健施設はみんぐ1階)

電話番号:

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