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こころの病の知識
はじめに
こころの病は、誰でもかかりうる病気
こころの病気で病院に通院や入院している人たちは、国内で603万人(令和5年時点)になります。生涯を通じて5人に1人がこころの病気にかかるともいわれています。こころの病気は特別な人がかかるものではなく、誰でもかかる可能性のある病気です。
こころの病気は、回復しうる病気
こころの病気にかかったとしても、多くの場合は治療により回復し、社会の中で安定した生活を送ることができるようになります。最近では、効果が高く副作用の少ない治療薬も出ていますので、以前よりも回復しやすくなっています。
こころの病気になった場合は、体の病気と同じように治療を受けることが何よりも大切です。ただし、早く治そうと焦って無理をすると、回復が遅れることがあります。「焦らず、じっくりと治す」という気持ちで臨むことが回復への近道です。
こころの病気を正しく理解しましょう
こころの病気は、本人が苦しんでいても、周囲からはわかりにくいという特徴があります。
私たちは、病気や怪我をした人には「無理をしないでね」と自然に声をかけることができます。しかし、こころの病気の場合は、気づかないうちに無理なことをさせたり、傷つけたり、病状を悪化させているかもしれません。
私たちみんなが、こころの病気を正しく理解することはとても大切です。
こころの病気の種類
代表的なこころの病気
- 統合失調症
- 気分障害(うつ病、躁うつ病)
- 依存症(アルコール、薬物)
- 神経症(パニック障害、不安障害)
など、その他にも多くあります
統合失調症
うつ病
躁うつ病
アルコール依存症
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