更新日令和7(2025)年12月5日

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ネイチャーゲーム研修の実施

令和7年11月11日・20日の2日間、千葉県立柏の葉公園にて、柏市内の認定こども園、認可保育園、小規模保育施設、幼稚園に従事する若手保育士、保育教諭、幼稚園教諭を対象に「ネイチャーゲーム研修」を実施しました。

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ネイチャーゲームが育む子どもの力

ネイチャーゲームは、楽しく活動を行う中で、伸び伸びと子どもたちの「力」を育くむことができ、大自然に行かなくても身近な自然、園庭、近くの公園でも楽しむことができる自然体験プログラムです。お散歩に行く道で、また園庭の外遊びで、もちろん室内での何気ない時間でも取り組むことができます。

グループ活動や分かち合いを通して育まれる「協力して作る力」、優劣や正解を問わない中で、安心して自分が主体的になる「楽しみながら考える力」、五感を通して自分の感覚と感性で「自然を観る力」、自然と自分の対話による「自然への愛着」、繰り返し体験することで自分や周囲の気づきが導かれ「他者への配慮」がネイチャーゲームを実践することで育まれていきます。

目的

  1. 保育に必要な「気づき」「想像力」「観察力」を養うこと。
  2. ネイチャーゲーム体験を通して、心動かされる体験の結びつきで、子どもの豊かな体験を積み重ね、「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」に繋がることを意識してもらうこと。
  3. 横の繋がりを形成すること。

参加者

柏市内の認定こども園、認可保育園、小規模保育施設、幼稚園に従事する若手保育士、保育教諭、幼稚園教諭32名

研修内容

ネイチャーゲーム体験(野外)

  • オリエンテーション
  • アイスブレイク(この指とまれ・グループ分けとして)
  • フィールドビンゴ
  • 同じものを見つけよう
  • カモフラージュ
  • ミクロハイク
  • フィールドパターン
  • おちばがお(室内で実施)

室内製作

  • 葉っぱのふくわらい(落ち葉でかお制作)

講義

  • 幼児期における⾃然体験の意義と実践
  • 質疑応答
  • 本日の振り返り

研修の様子

 

フィールドビンゴ2フィールドビンゴ

グループでカードに書かれた自然を見つけます。

 

フィールドビンゴフィールドビンゴ

アリさんはどこにいるのでしょう。みんなで探します。

 

バッタ

バッタカモフラージュ

みんなで隠れたバッタを探します。

 

おにぎり

森の美術館

自然の中からオリジナルのおにぎりを作ります。

色々なおにぎりができました。

 

 

ルーペ

探検ルーペ

ルーペの向こうは何が見えるでしょうか。

 

おちばかお

おちばがお

顔に見える落ち葉を拾ってどんなことを喋っているのか想像します。

 

講義

室内制作

おちばかお

「幼児期における自然体験の意義と実践」について講義を受け、落ち葉のかお

制作も行いました。

参加者の声(アンケートより抜粋)

  • 実践を通して、子どもの気持ちや感性に気が付くことができて良かった。他者の作品や気付きを共有することで、新たな考えや見方ができるようになった。
  • 普段、何気なく歩いている道でも、1つのテーマを決めて歩くだけで様々なものが見れ、いつもの何倍も楽しい道になりました。今まで、色々損していたなと感じました。
  • 子どもになったようで遊ぶ事が出来て楽しかった。保育中は子ども達を安全にと、子ども達の様子に目がいきがちだが、少し視点を変えて子ども達と楽しむ事も大切であると思った。
  • 普段色々な自然に触れる機会がなく、いろいろな種類の自然と触れ合うことができて楽しかったです。散歩の下見でいつも歩く道(下ばかり)みていて上まで見ていなかったので、園でも伝えていきたいです。
  • 外に出て実践するのがとても楽しく、子どもの気持ちになったように参加させていただけて、良かったです。又、自然に関するだけでなく、保育全体にかかわってくるお話もとても参考になりました。
  • 自然と触れ合うことで、「きれい」「癒される」と感じることとは別に子どもたちの中で思いやりの心や想像力等の様々なことが育つのだと改めて感じた。

お問い合わせ先

所属課室:こども部保育運営課

柏市柏5丁目10番1号(本庁舎別館3階)

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