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更新日令和6(2024)年6月10日
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令和5年度第1回柏市廃棄物処理清掃審議会議事録
1 開催日時
令和6年3月27日(水曜日)午後2時から午後3時10分まで
2 開催場所
柏市役所 5階 第5,6委員会室
3 出席者
(委員)
林(晴)委員(会長)、磐田委員(副会長)、相田委員、阿比留委員、石井委員、市橋委員、糸井委員、内田委員、鈴木(清)委員、鈴木(實)委員、林(伸)委員、古川委員、望田委員
計13人
(事務局)
環境部 後藤(部長)
廃棄物政策課 原(課長)、松友(統括リーダー)、阿竹(統括リーダー)、棚田(担当リーダー)、山田(主事補)、鈴木(主事補)
清掃施設課 太田(課長)
環境サービス課 小川(担当リーダー)
産業廃棄物対策課 安達(課長)
計10人
4 審議会
執行部挨拶
司会進行の挨拶と配布資料の確認を行った。
新任委員紹介
円谷委員辞任による委員の交代があったため、新任の阿比留委員の紹介を行った。
審議事項
令和6年度一般廃棄物処理実施計画について
- 事務局より当該実施計画について資料に基づき説明を行い、各委員から意見を求めた。
- 質疑応答
【阿比留委員】
総資源化率が目標未達成とあるが、ごみの総量に対し、どれほど資源化可能な資源品が含まれているかを明確にしないまま話をしているような気がする。今後の見通しを教えてほしい。
【事務局】
資源品が減少すると、それに伴いごみの総排出量も減るので、ごみの総排出量の数字だけ見ると良いことのように思える。しかし、ごみの中に一定量(10%~15%)の資源化できるものが含まれていることがわかっているため、これらをきちんと資源化できるよう、啓発を行う必要がある。
【阿比留委員】
ごみの中に資源品がどれほど含まれているか、見える化できているのは良いこと。目標達成に向けて頑張ってほしい。
【林会長】
発生抑制の効果も出てきていることから、発生機会そのものが減ってきている。その中で、排出物に含まれる資源物をいかに資源化していくかが課題である。
【林(伸)委員】
- 使用済紙おむつのリサイクルについて検討できないか。焼却処理以外の方法で処理したい。家庭からでる紙おむつのリサイクルが厳しいようであれば、事業所や民間企業と協力することはできないか。
- 使用済油の回収について、基本計画では使い切ることを目標としており、実現困難なことを書いている。回収には課題が多いため、検討していく必要があると思う。
- 環境教育について。これまで小学生の環境教育の定番だったクリーンセンターの見学が、原発事故後減っていると思う。指定廃棄物の取扱いは難しい問題だが、外へ持ち出す等検討してもらいたい。
【事務局】
- 紙おむつを焼却する際は、中に含まれる水分が多いため、焼却開始時に助燃材を投入しているが、燃え始めると石油成分により高温となり、炉を傷め、修繕のコストが増えてくる。高齢者が多く住む自治体では、民間事業者と協力して紙おむつのリサイクルに取り組んでいるところもあるが、未だ自治体・企業の事例が少ない。市としては事例の研究を行う。
- 市内の保育園で独自に油を回収しているところがある。市として油回収を実施するとなると、回収システムの構築等の課題がある。先行事例の研究を行っていく。また、廃食油についてはリターナブル瓶を配布している自治体もある。引き続き、新たな資源品目として調査研究をしていく。
- ごみの焼却灰が指定廃棄物として各クリーンセンター、最終処分場にて適切に保管されている。近隣市と連携して国に対し、一日も早く国の責任の下指定廃棄物処分について要望を出している。
【林会長】
(フードドライブ事業に関して)こども食堂や生活困窮者への配布主体はどこか。
【事務局】
こども食堂や生活困窮者を担当する市の部局や団体へ渡している。こども食堂向けはリボン館から市職員が持ってきている。生活困窮者向けは支援団体が直接リボン館へ受け取りに行っている。
【林会長】
自治体がフードドライブ事業に直接絡む取組は非常に良いと思う。
北部クリーンセンターの長寿命化工事について
- 事務局より資料に基づき説明を行い、各委員から意見を求めた。
- 質疑応答
【林(伸)委員】
現在の工場を部分的に使用しながら改修を行うと理解した。総ごみ量の減量が見込まれ、鎌ケ谷との共同処理解消も検討していくことを踏まえて、今後のごみの処理についてはどのように考えているのか。
【事務局】
クリーンセンターしらさぎにおける鎌ケ谷市とのごみの共同処理解消についてはまだ未定だが、不燃ごみ・粗大ごみの破砕処理機は市内で北部クリーンセンターにしかないものなので、しらさぎでの共同処理を解消した場合は、沼南地域で発生した不燃ごみ・粗大ごみの処理は北部クリーンセンターで行うことになる。
【林(伸)委員】
発電機を変更するとのことだが、売電は検討しないのか。
【事務局】
現在の1,300キロワットの発電量は全て工場で使用してしまっている。ただ、さらなる発電に利用できる余剰蒸気があることから、2,000キロワットを導入した。
現在余剰電力を他の施設で使用できないか検討している。また、わずか(1,000メガワット)であるが売電している。年間1,000万円程度の売り上げである。
【相田委員】
交通事情について、近隣住民への影響を考慮し、ごみの搬入経路についても検討してほしい。
【事務局】
近隣に対しなるべく負担がかからないよう、工事車両の搬入制限・夜間作業を行う。
【相田委員】
工事中のみならず、工事終了後も搬入については考慮してほしい。
【事務局】
(長寿命化工事完了後も)清掃工場自体の処理能力は変わらない。今後沼南分のごみを持ち込むことになった際は、地域住民の方々の理解を得ながら進めたい。
また、道路を管轄する県、市部局と協議を行いながら、道路部門、ごみ部門それぞれで対策を講じ、渋滞発生抑制に努めたい。
柏市指定ごみ袋の統一について
事務局から資料に基づき説明を行った。
5 部長挨拶
審議会委員の任期満了に伴い、お礼の挨拶を行った。
6 傍聴者
なし
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