更新日令和6(2024)年6月10日

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令和4年度第3回柏市廃棄物処理清掃審議会議事録

1 開催日時

令和4年12月26日(月曜日)午後2時から午後3時40分まで

2 開催場所

柏市 上下水道局4階 大会議室

3 出席者

(委員)

林(晴)委員(会長)、磐田委員(副会長)、相田委員、糸井委員、佐藤委員、鈴木(清)委員、鈴木(實)委員、円谷委員、林(伸)委員、古川委員、望田委員

計11人

(事務局)

環境部 後藤(部長)
廃棄物政策課 原(課長)、小泉(統括リーダー)、阿竹(統括リーダー)、棚田(担当リーダー)、谷本(主任)
計6人

4 審議会

審議事項

柏市一般廃棄物処理基本計画策定について

  1. 事務局より当該基本計画について資料に基づき説明を行い、各委員から意見を求めた。
  2. 質疑応答

【円谷委員】

何グラム減らすというのはなじみがない。分かりやすい表現を。

【事務局】

イメージしやすいような身近な事例を計画内に掲載する。

【林(伸)委員】

今回の計画は前回の目標達成までの状況が反映されているか。

【事務局】

令和3年度の実績はコロナの影響は別として残念ながら目標達成できなかった。また、少し目標設定が高すぎたと思っている。
家庭系のごみ減は頑張っていただいているので、そういう現状を踏まえた目標設定とした。一方で事業系はもう少し頑張らないといけないと思うので、まず本市の事業系ごみの把握から始めていきたいと考えている。

【佐藤委員】

レジ袋を指定ごみ袋として使う事例があると聞き良いと思ったが、柏市はどうか。

【事務局】

そういったお声も実際頂いている。今後実施の方針である。
ただし、まずはプラスチックを使わないマイバッグの使用を優先とし、忘れてしまった際に無駄にならない方策として考えている。

【林(伸)委員】

紙が減少傾向にある中で、総資源率のプラス目標は現実的か?

【事務局】

家庭系の可燃ごみの組成調査を基に、可燃ごみに入っている紙などの資源化できるものを分別することで目標達成を見込んでいる。
また、ごみの総排出量も減らし、資源化率の向上を目指す。

【林(伸)委員】

市民に過度な負担を与えないように取り組みを行ってほしい。

【磐田副会長】

非常に分かりやすくなり分別協力率によって協力依頼すべきところが見える化された。分別協力率の設定の仕方次第と思うが、ジャンプアップが必要な項目などについては後の重点施策と関連しているか。

【事務局】

委員おっしゃるとおり強弱をつけている。協力率の割合はこちらで設定し、その中で家庭系古着は低めに、紙類・食品ロスは高めに設定した。食ロス・紙類は国の動向や本市の組成調査で削減余地があり、一方で古着は他の人に使われるのを好まない方もいらっしゃることから低めに設定している。
一方で事業系のリサイクルの実態が見えにくいため、まず10%~15%の協力率を設定し、今後様子をみて見直しする。

【林会長】

重点施策の基準は。

【事務局】

重点施策の考え方については事前に送付した素案の77ページに記載している内容をベースにしている。家庭ごみは減量が進んでいるが、紙や食品ロスに減量余地があるためこの部分を重点的に取り組む。事業系は実態の把握を行うとともに、割合が多いと思われる紙・食品ロスの削減に取り組むことを盛り込んでいる。また、特に本市の課題と思っている事業系ごみの分野や懸案事項、最近のトピックから重点施策を設定した。

【林(伸)委員】

  1. 古紙リサイクルの情報発信では弱いと感じる。具体な施策はあるか。
  2. 施策にあまり大きな変化がないと感じる。高齢化に関連し、高齢者施設での紙おむつのリサイクルに取り組むのはどうか。
  3. 食品ロスについて、例えばインセンティブを与えるような取り組みを入れ、喜んでやってもらえるような仕組みが良いのではないか。

【事務局】

  1. 古紙の情報発信については、家庭系ではざつ紙袋の制作の周知や配布を行っている自治体もあるので今後具体的なところを検討する。事業系では、市内に民間事業者で無料で古紙回収をしているところがあるため、3R推進事業者にし民間事業者に推奨しやすいものにしたい。
  2. 新たな資源化については難しいところもあるが、まず第一に製品プラスチックの資源化を検討したい。世の中の新たな動向を踏まえ進めていきたい。
  3. 食品ロスのインセンティブについては、まずは生ごみ処理容器の補助金だが、その先の発展が課題である。生ごみ処理容器で出来た肥料を持っていくと野菜がもらえるといった取り組みを行っているところもあると聞いているので、市民にやりたいと思ってもらえる取り組みを考えていきたい。

【林(伸)委員】

生活排水、浄化槽汚泥の肥料化の取り組みもあると聞いている。簡単にできることではないと思うが、考えていってほしいと思う。

【円谷委員】

行政としては災害に強い処理体制の構築はかなり重点項目である。災害時にごみが捨てられないとまちが復旧できない、今後直下型地震の恐れもあるためしっかりやっていただきたい。

【佐藤委員】

宅地造成し開発行為を行った後にごみ集積所の設置に関してトラブルがある。建築確認時等に集積所に関する指導等はできるか。

【事務局】

所管の環境サービス課と情報を共有し、対応を検討する。

【望田委員】

コンビニの弁当容器を容器包装プラスチック類で捨てようとしたら、他の人にそれは汚れているから燃えるごみでいいと言われた。分別の周知はどうなっているか。

【事務局】

確かにジャッジが分かりにくい部分がある。ごみ出しカレンダーにおいて迷ってしまった際のチェック項目を示している。今回お話の合った弁当がらについては一部油が多量に付着しており、洗っても落ちない場合はリサイクルに適さないため、その方はそのように判断されたのかと思う。

【古川委員】

  1. 食品ロスは他自治体での参考となる事例はあるか。
  2. レジ袋をごみ袋で使うのはどういったイメージか。

【事務局】

  1. 食品ロスについては生ごみのたい肥化が挙げられる。現在補助金を出している物でコンポスト・EM菌・生ごみ乾燥機の3種類あるが、最初の2つを今後特に進めたい。生ごみ乾燥機は水分だけ飛ばすものなのでごみ減にはあまり寄与しない。たい肥化を進めたいが、肥料の使い道がないためやらない方もいる。肥料の使い道を上手く結びつけられるよう研究を進めていく。
  2. レジ袋兼ごみ袋については、名前通りであるが、販売しているレジ袋を指定ごみ袋でも使えるようにする。近隣では千葉市や市原市で行っている。指定ごみ袋をばら売りしてレジ袋販売スペースに置くイメージである。

【古川委員】

レジ袋については日常に関わるものなので丁寧に進めていってもらいたい。
コンポストについて、実際補助金を出した後、どのくらいの方が使っているのか。使い勝手が悪くて使わなくなったということも考えられる。購入後のその先のイメージができない。

【鈴木(清)委員】

生ごみの機械式乾燥機を使っていたが、電力をかなり使うため、昨今の節電の流れを鑑みると逆行しており使い辛い。他の製品等の周知はどうか。

【事務局】

10月15日の広報別紙に生ごみ処理容器の補助に関する記事を掲載し、興味を持っていただいている方も増えた。最近はバッグ型のおしゃれなタイプのコンポストも出ているため、我々も情報を収集し皆様にお知らせしていく。

【林(伸)委員】

ごみステーションについて。ボックス型はカラス被害が減り良いと思うが、導入の差がある。市として設置に関する考え方を示すことはできるか。

【事務局】

現状は集積所の設置及び管理は使用する方に委ねているため、市としてこうすべきということは言いずらいが、所管の環境サービス課とも共有し事例の紹介等の対応を検討したい。
費用の面については、資源報奨金として資源回収量に応じて町会に対し交付している。これを活用してボックス型の購入ができると考える。

【磐田副会長】

今回やらなければいけないことが明確化されている。実現するためにこの施策が必要というリンク付けが横並びになって見づらいため表現を工夫してほしい。

【事務局】

例えば食品ロス削減に結び付く施策が分かるような構成にすると良いか。

【磐田副会長】

どちらかというとこれを実現するためにこの施策を設定しました、というような流れになると良い。

【林会長】

御意見をお伺いしたところ内容の大きな枠組みの修正は無く、今回委員の皆様から頂いたご意見等を踏まえて、今回の素案を基に進めていくということでよろしいでしょうか。

(委員の皆様了承の意を示す。)

それでは今回の素案を基に、事務局は手続きを進めるようお願いします。改めて今後スケジュールについて説明をお願いします。

【事務局】

今後の予定は、微修正・装丁を整えたものを委員の皆様に送付し、2月上旬にパブリックコメントを実施。3月下旬に再度審議会を開催予定です。また、基本理念となるキャッチフレーズの候補についてもパブリックコメントでご意見を頂く予定です。

5 傍聴者

なし

お問い合わせ先

所属課室:環境部廃棄物政策課

柏市柏5丁目10番1号(本庁舎4階)

電話番号:

お問い合わせフォーム

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