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更新日令和6(2024)年6月10日
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令和4年度第1回柏市廃棄物処理清掃審議会議事録
1 開催日時
令和4年8月25日(木曜日)午後2時から午後3時10分まで
2 開催場所
柏市役所分室1 2階 第1会議室
3 出席者
(委員)
林(晴)委員(会長)、磐田委員(副会長)、相田委員、市橋委員、糸井委員、内田委員、佐藤委員、鈴木(清)委員、鈴木(實)委員、円谷委員、林(伸)委員、古川委員、望田委員
計13人
(事務局)
環境部 後藤(部長)
環境政策課 田口(課長)
廃棄物政策課 小泉(統括リーダー)、阿竹(統括リーダー)、棚田(担当リーダー)、谷本(主任)
清掃施設課 太田(課長)
環境サービス課 小池(課長)
北部クリーンセンター 奥野(所長)
南部クリーンセンター 直江(所長)
産業廃棄物対策課 伊藤(課長)
計11人
4 審議会
部長挨拶・執行部交代
環境部長から挨拶を行い。本年度の環境部の体制を紹介した。
委嘱式
川嶋委員辞任による委員の交代があったため、新任の内田委員に委嘱状を交付した。
審議事項
柏市一般廃棄物処理基本計画策定について(諮問)
- 後藤環境部長が諮問書を読み上げ、林会長に手渡した。
事務局より当該基本計画について資料に基づき説明を行い、各委員から意見を求めた。 - 質疑応答
【林(伸)委員】
- 一般廃棄物処理実施計画はどうなっているか
- 今回の基本計画策定期間に柏・白井・鎌ケ谷環境衛生組合との共同処理は解消するのか。
- 他の中核市と比べ、処理経費が高い理由は何か。
【事務局】
- 実施計画は基本計画を基に1年間の具体的な本市のごみ処理計画であり、毎年度作成している。
- 共同処理の解消については、鎌ケ谷市との協議は始まっていないが、早期実施に向けて鋭意努力する。
- 処理費用について原因として資源品の処理方法が考えられる。本市では自前のリサイクル施設を持っており、管理運営及び資源品の収集を委託している。そのため、処理のコストが高くなる。一方で集団回収を実施している自治体は民間の回収業者が回収しており、コストは低いが、市況の影響を受けやすい。直近ではコロナで古着・古布の受け入れを停止した事例もある。歳出ベースでみると高く見えるが、資源品の売却益の歳入もあるため、実際の歳出はこれより少ない。
【林(伸)委員】
これは意見であるが、スローガンについては「スマート」を入れるのが良いと思う。
【事務局】
検討する。
【佐藤委員】
- 市民への周知や協力の面に関する内容の検討を。
- 施策や目標に対し、反省点を整理してほしい。
- 清掃工場の機能や将来体制についてどうなっているか。
【事務局】
- 周知の伝え方や伝える媒体を試行錯誤しながら行っている。
- 現行計画で定めた目標は高かったため、その反省を踏まえ現実的な目標設定をし、次回以降お示ししたい。
- 清掃工場については基本計画(原案)の54ページのとおり。
リサイクルプラザは基幹改良工事が完了し、次は北部クリーンセンターが基幹改良工事を予定している。将来の工場体制については課題・検討事項であるため、次回以降整理し、お示しする。
【磐田副会長】
- 次回以降の話かもしれないが10年計画なので人口やごみ量の将来予測について章を追加してほしい。現有施設の能力で将来処理可能かといった判断材料にもなる。
- 目標値は施策の具体的な積み上げで作ってほしい。
- 現計画も施策の積み上げとのことなので現施策の検証も必要であると考える。
【事務局】
- 次回審議会で盛り込んだものをお示しする。
- おっしゃる通りである。「詰め替え製品を使えばごみの量が〇グラム減る」といったような市民の皆様に伝わるよう具体的な取り組みを積み上げ、計画内で示す。
- 承知した。
【林(伸)委員】
- おもちゃなどのプラスチック製品を収集する際は実施計画にも盛り込むのか。
- バッテリー型の家電の捨て方で相談を受けることがある。バッテリー内蔵なのかどうか分からない物もあり、どのように処分すべきか。処分方法を示すことはできないか。
【事務局】
- 製品プラスチックについては基本計画で検討事案に位置づけ、実施が決定したら実施計画に落とし込む。
- 現時点ではバッテリーを外せるものは分けてもらいバッテリーだけ有害ごみ、外せないものは本体ごと有害ごみとして出すよう案内している。
【内田委員】
柏市は人口が増えていると思うが、平成27年まではごみ総排出量は減り、その後増えている。一方原案31ページの最終処分量は平成27年まで増加しその後減っているが、特別な理由はあるか。
【事務局】
東日本大震災の影響と考えられる。
【林会長】
- 資源化率等が上がっているわけでないが最終処分率が減った要因は何か。
- 生ごみ処理容器等購入費補助で機械式処理機が増えた要因は何か。
- 3R推進店は有効活用が課題である。取り組みの強化と具体的メリットを提示してほしい。
- 家庭ごみ有料化の検討についてはこれまでもずっと検討しているため、どこかで結論を。
- 施策を行うときは地域特性も重要である。全中核市の比較では広すぎると思う。関東近郊の自治体でも検証を。
- 52ページ、53ページの事業系ごみ、ごみ排出量、収集運搬の内容について、課題解決に向けた具体的内容を記載すること。
【事務局】
- 現在検証中である。
- 推測になるが、テレビショッピングで取り上げられたことと、コロナ禍で家に居る時間が増えたためと分析している。
- メリットの活用に関して店舗への周知が不足していた。市民・店舗への制度の活用を今後検討する。
- 有料化しなければならない程のごみ量の増加及び財政のひっ迫状況ではないため、現時点では行わないと結論付ける方向で進める。
- 検討する。
- 内容について改めて確認し、記載内容を検討する。
【糸井委員】
- ごみ減量には市民協力が必要。クルクルクリーンを見て良い物だと思ったが、新聞未購読世帯にも読めるようにできないか。紙で直接手に取って見れるというのも重要。
- 3R推進店について店頭掲示などを検討してほしい。
【事務局】
- クルクルクリーンは現状市の広報誌の一部となっており、配布は広報の配布方法に沿って行っているのが実情。広報の配布方法については広報公聴課でも検討していると聞いている。
- 事業者が推進店になるメリットを与えられるかが重要である。今後費用対効果を勘案しながら検討する。
【鈴木(實)委員】
旧沼南地域のごみ量等の数値の計上されているか。
【事務局】
ごみ量等の数値の計上については旧柏地域の数値のみとなっている。旧沼南地域の数値は柏・白井・鎌ケ谷環境衛生組合で算出している。しかし合算した場合も大きく排出量等の状況が変わるものではない。
5 事務連絡
次回審議会の日程調整及び今年度の審議会全体スケジュール感について説明した。
6 傍聴者
なし
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