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事業者のみなさまへ~ごみ減量のためにできること~
ごみを減らすために、事業者のみなさまができることをご紹介します。
一部は、市内事業者がすでに取り組んでいる事例です。あなたの事業所でも、今日から始めてみませんか。
1.事業系廃棄物の減量の取り組み
廃棄物減量の取り組みの優先順位は、「発生抑制・再使用・再生利用」です。
発生抑制編
作り過ぎない
生鮮食品やお惣菜等、消費期限の短いものを販売する際は、適量仕入れと適量製造が大切です。商品ロスを無くすよう努めましょう。
使い捨てをしない
事務用品等は詰め替え等をして長く使えるものを使用しましょう。
また、梱包材や仕入れに使用する容器などは、くり返し使用できるものを使用しましょう。
余分な紙を使わない
紙ごみの減量は、最も効果が出やすいといわれています。
- 電子データの活用 書類の共有化や一元化を図りましょう。
- 紙の節約 紙での配布が必要な時は、レイアウトの工夫や両面印刷等により枚数を減らしましょう。
- 紙コップの不使用 マイカップを使用できる自動販売機もあります。
再使用編
不用品は譲る
- 自分の部署では必要の無くなった備品や文房具などは、必要とする他の部署に譲って再使用に努めましょう。
- 業務用の備品を引き取ってくれる古物商(リサイクルショップ)もあるようです。
もう一度活用する
社内文書のやりとりには、使用済み封筒を活用するなど、使い終わったものも、もう一度活用するようにしましょう。
裏紙を利用する
内部の打ち合わせ資料やチェック用文書などは、ミスコピーの裏紙を利用するようにしましょう。
再生利用
リサイクルできる材料を選ぶ
リサイクルできる材料を選び、発生してしまった廃棄物は再生利用するようにしましょう。
(例)余ってしまった材料、成形不良により市場に出すことの出来ない成形品、成形加工上発生するくずや粉砕品等
生ごみはリサイクルする
発生してしまった食品廃棄物や残さを堆肥や飼料、燃料に再生利用することもできます。
- 柏市一般廃棄物処理業(処分業)許可業による堆肥化
- 食品リサイクル法における登録再生利用事業者による肥飼料化(外部サイトへリンク)(農林水産省ホームページ)
紙ごみは徹底してリサイクルする
カーボン紙や感熱紙、ビニールコート紙などの特殊加工紙や食品等で著しく汚れているもの以外は、リサイクルすることができます。
- シュレッダー紙 リサイクルすることのできる業者もいます。
- 機密書類 溶解後にリサイクルすることのできる業者もいます。
- メモ用紙・不要になった名刺など 小さな紙類も集めてリサイクルするようにしましょう。
分別ボックスを設置する
発生してしまった廃棄物を適切にリサイクルできるように、品目別に分別ボックスを設置して社員に周知しましょう。
2.拡大生産者責任にかかる発生抑制の取り組み
拡大生産者責任とは、生産・販売している製品・商品等が、消費者により廃棄された後においても当該製品の適正なリサイクルや処分について一定の責任を負うという考え方です。
小売業者編
バラ売り・量り売りを推進する
パック売りだけでなく、バラ売りや量り売りも行えば、消費者が余った食料品等を廃棄せずに済みます。
簡易包装を推進する
過剰包装を抑制し、簡易包装を推進すれば、消費者が開けた後の包装紙を廃棄せずに済みます。
詰め替え用商品を販売する
リターナブル容器を使用する商品や、詰め替え用商品を積極的に販売することで、消費者が廃棄する容器包装を減らすことができます。
レジ袋の削減
レジ袋の有料化やレジ袋辞退者への割引サービス・ポイント還元をすることはもちろん、消費者にマイバック利用の呼びかけをすることも有効です。
製造業者編
商品の耐久性を向上させる
耐久性の高い商品を販売すれば、故障や破損等によって消費者が廃棄する量を減らすことができます。
修理等できるサービス環境を整える
故障や破損があっても修理等のアフターサービスがあれば、消費者が廃棄する量を減らすことができます。
再使用・再資源化できる商品の自主回収に努める
消費者が廃棄してしまっても、再使用又は再資源化できるような商品を作りましょう。
また廃棄する際には自主回収するようにすれば、円滑な再使用・再資源化が実現します。
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