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更新日2021年2月26日
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21世は「使い捨て」の社会・経済システムに別れを告げ、地球からいただいた大切な資源を上手に使う「循環型社会」の形成に取り組む世紀ではないでしょうか。
今、私たちは、ごみ問題に直面しています。それはモノに富み、便利で豊かな現代社会とちょうどコインの裏表の関係にある問題です。
この問題への取り組みは、大量生産・大量消費・大量廃棄という経済活動・ライフスタイルの見直しにほかなりません。
私たちには、祖先から引き継いできた環境を良好なまま将来の世代に確実に引き継いで行く責務があります。
そのために、みんなでごみ減量に取り組む必要があるのです。
(環境省「循環型社会への挑戦」より一部引用)
【イメージ画像】
ここでは、柏市の廃棄物行政の現状や社会背景を含めてご説明します。(数値は平成24年3月策定「柏市一般廃棄物処理基本計画」より引用しています)
旧柏地域におけるごみの焼却処理は、平成16年度まで柏市清掃工場(以下「北部クリーンセンター」)で行ってきました。
しかし、ごみ量の増加により、柏市第二清掃工場(以下「南部クリーンセンター」)を建設し、平成17年度から本稼動を開始しています。
北部クリーンセンターの焼却炉の計画処理能力は222t/日、南部クリーンセンターの計画処理能力は175t/日となります。
平成22年度のごみ焼却処理量は、北部クリーンセンターで39,431t(108t/日)、南部クリーンセンターで49,909t(137t/日)です。
なお、旧沼南地域に係るごみの、クリーンセンターしらさぎにおける焼却量は、平成22年度で11,807t(32t/日)でした。
旧柏地域・旧沼南地域ともに、数値上は余裕があるように見えます。しかし、施設老朽化や環境への負荷という問題もあります。
今後、人々が資源品を分別するなどの配慮もせずに、ごみを出し続けたら…。ごみが増え続けたら…。
そのようなことのないように、資源循環の観点からも、ごみの減量に取り組む必要があります。
ごみを処理するのにもお金はかかります。
旧柏地域におけるごみ処理に係る経費(減価償却費を除く原価)については、36億円から40億円の間を上下しながら推移しています(平成16年度~22年度)。
この経費が大きくなりすぎないように、今後もごみの減量に取り組む必要があります。
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