更新日令和4(2022)年9月30日

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令和4年度第2回柏市総合教育会議会議録

1 開催日時

令和4年8月29日(月曜日)午前10時から午前11時まで

2 開催場所

柏市役所本庁舎3階庁議室

3 出席者

(1)市長及び教育委員会

  • 柏市長 太田和美
  • 教育長 田牧徹
  • 教育長職務代理者 牧田謙太郎
  • 教育委員会委員 森秀夫
  • 教育委員会委員 氏田青津子

(2)事務局

  • 副市長 加藤雅美
  • 総務部長 飯田晃一
  • 生涯学習部長 宮島浩二
  • 学校教育部長 三浦邦彦
  • 学校教育部理事 原田明廣
  • 行政課長 橋本賢一郎
  • 教育総務課長 新井賢蔵
  • 学校教育課長 松澤元
  • 教職員課長 福島紀和
  • 指導課長 並木孝樹
  • 児童生徒課統括リーダー 石井剛範
  • 市立柏高等学校長 中村淳一
  • 行政課統括リーダー 鵜飼信行
  • 教育総務課統括リーダー 浦上義史
  • 学校教育課統括リーダー 野口初
  • 教職員課統括リーダー 桑原市郎

他4名

4 傍聴者

6名

5 議事

1 夏季休業明けの子どもたちの安全安心に向けて
(1) こどもの専用報告相談窓口「STANDBY」の取り組みについて
(2) 市立柏高校の部活動活動方針

2 その他

3 事務連絡・次回の開催について

6 議事(要旨)

議題1 夏季休業明けの子どもたちの安全安心に向けて

事務局(学校教育部長及び児童生徒課統括リーダー)から資料に基づき説明を行った。主な協議内容及び委員からの意見は次のとおり。

(牧田委員)「STOPit」自体は柏市がかなり全国の先頭を切って導入したという経緯があるが、なかなか子供たち自身には浸透しないという長年のジレンマがあったかと思う。だから子供に浸透するということも一つそうだが、そこからせっかく来てくれた子供動向をどう受け止めるかという問題が非常に重要かと思う。資料の15ページにあるように、今相談には、課長、統括リーダー等々の主にスタッフが対応している。実際に子供からの相談というのは本当に多岐に渡り、一見冗談に見えるような、からかっているのではないかというのも、よくよく聞いてみると、実は深刻な悩みを持っていたりするということが多々あると思う。非常に専門的な児童心理に詳しい方にどんどんご協力いただいて、これを運営していくということが必要だと思うし、そのための人事、あるいは予算の措置を、ぜひ市長にお願いしたいと思う。本来であれば、地域のスクールカウンセラーなり、担任の先生なり、学校の部活の先生なりというところで、直接一対一であるとか、顔を見て対応するというのが理想かと思うので、まず、「STOPit」で、「STANDBY」で受けとめた後、最終的には地域の相談の方に誘導していくという流れが必要だと思う。地域に相談したらと割り切ってしまうと、非常に冷たくされたという気持ちになることもあるだろうし、メール一つ返すにも非常に高度な知識、技術がいるかと思うので、その辺の専門的な人材確保が必要だと思う。

(森委員)いじめが大きな問題であるということは皆さんご理解していただいている。今回の調査で課題が見えてきたもの、教員間、保護者も交えて共有し、共通理解を図れているところである。ただ、それをいかにして共通行動に移すかということが問題だと思うので、この「STANDBY」のアプリの利用を十分に認識していただいて、先生方、保護者等も巻き込んで、共通行動に移せるような取り組みをしていただきたいと思う。その中で最も大切なものは、牧田委員の方でも、担任の先生に面と向かって相談をする時間などの確保という話が出たと思うが、やはり担任の先生が一番近い存在になると思うので、生徒と向き合う時間を確保できるような働き方改革、そういう部分をもう少し市の方でバックアップをしていただいて、体制づくりを整えていただきたいと思う。二つ目にはすでに行われてると思うが、定期的なアンケートの実施、何らかの問題が感じられた場合には、それを速やかに担任の先生から管理職に報告をしていただくような、行動に移せる先ほどの共通行動、担任の部分で止まっていることで大きな事故につながった事例もあるので、そういった点も重視していただければと思う。あと、これは一つ提案というか、「STANDBY」は生徒が使えるアプリになっているが、保護者からも家庭で何か変だと、そういった様子が見受けられたら、保護者からも連絡できるアプリがあってもいいと思ったので、保護者対応アプリも構築していただけるとよいのではないかと思う。いずれにしても、ありとあらゆる手段を使って、生徒の事故を防ぐような対策を強化していただければと思う。

(氏田委員)森委員、牧田委員とほぼ同じだが、子供が成長する過程では不安やトラブルというのはある意味では当然のことかと思う。それがあって成長していくのかと思うが、その不安とか悩みを一人で抱え込んで、一人で傷になっていくようなことがあってはならない。その見守る体制が私たち大人の責任だと思う。そういう意味では、この「STANDBY」というアプリは、相談しやすいという点では非常に効果があると思う。こういう「GIGAスクール構想」等が随分浸透してきているので、小学校の低学年から高校生まで、これを使って自分の悩みなり自分の成長の過程に道具として使えるようになっていければ本当にいいと思う。ただ一つ思うのは、いつの時代でも、子供たちの相談事の多くは、学校関係、学校生活のこと、友達のこと、家庭生活のこと、ほとんどが人間関係に起因するかと思う。この相談が、普段の生活の中で、いかに人間として成長できるようなことも、学校生活の中もそうだが、そういう指導、それから学校の教室内の雰囲気、そういうことが非常に大切になって、目に見えた解決はなかなかいかないかもしれないけれども、地道な人間関係づくりの取り組みが必要かと思う。それと、先ほどもあったように、相談を受け止める側の充実がこれからはとても必要になると思うので、その辺をよろしくお願いしたいと思う。

(教育長)とても良いシステムが柏市では構築されていると思う。今度高校生にも導入されるということでとても喜ばしいことであると思う。昔からいろんな相談体制がある。柏市でもやまびこ電話、県でもいのちの電話というようなものが昔からあるが、一番相談でいいのは、対面で直接話を聞くことだけれども、悩んでいる人というのは、対面でいくのは相当な勇気がいると思う。電話でもなかなか話すことまで行けない。電話でも躊躇してしまう人は結構いると思う。この「STANDBY」はメールで、今の子供たちはメール世代なので、メールだと比較的安易に、簡単に相談できるという点ではとてもいいやり方だと思う。私がこの報告書を見てとても安心したのが相談相手の一番が学級担任である、まだ学級担任が信頼をされているんだということでほっとした。次が保護者、これは当たり前のことだが、3番目に友人というのが来ている。先ほどご報告にもあったが、周囲の人たちが傍観者にならないようにするという点では、この友達が気付いて、友達もこの「STANDBY」を使って相談できるということがとても大切である。授業でやっているということなので、これはとてもいい。本人だけではなくて、周りの子供たちも巻き込んで相談できるような状況を作っていくということを柏市でこれからやっていく必要があると思う。いろんな委員がおっしゃっていたが、受ける側の資質能力、担任が一番多いわけだが、担任に相談したけれども何の解決にもならない、軽くあしらわれたということだと、子供たちは二度と相談しなくなると思う。ちょっとしたことでも親身になって聞いてあげるという担任の受け止め方がとても大事になってくると思う。今、若い教員が多いので、やはり気付いてあげる、相談される前に気付いてあげるという、こちらから声を掛けるという姿勢がとても大事だと思う。重要な緊急性の場合に、どこへつなげていくのか、どうすればいいのかという、こういう学校へのいろんな啓発、指導、研修、こういったこともこれから大事になってくると思う。一番大事なのは、相談した人も、相談してよかった、メールをしてよかった、「STANDBY」でアクセスしてよかったというふうに思ってもらえるような体制を、これから市として、教育委員会として力を入れていく必要があると思った。

(市長)一般的にいじめを受けた生徒や悩みを抱えている生徒が相談する対象としては、最初に友達や家族、そこに相談できない場合に教師、教師以外の相談者、スクールカウンセラー、そこにもできないときには学校外の相談電話とかネットというような形があると思うが、その中で最後の切り札というか、この「STANDBY」がその一つになるということで重要な取り組みであろうかと思う。ただ先ほど説明された中で私の方で思ったのが、いじめられた生徒の相談状況についての報告をいただいたが、「誰にも相談していない」という件数が平成27年度の問題行動調査で59件だったものが、令和2年度の柏市のいじめ調査では23件であったことをもって、件数の減少があったということにされているが、全体に対する割合のもとにそれぞれ5%なので、変化がなかったというふうに私は思っている。これをもってアプリの成果とすることはまだ早いというか少し違和感がある。これからの調査をしっかり行っていただきたいと思っており、子供たちの本音をぜひ引き出した調査を行っていただきたいと思っている。この調査が、いじめられたと認知された生徒の相談状況なので、実際必要なのは、いじめとは認知されていないが、現実にいじめられているのに何も言えない生徒の声を拾っていくことだと思う。この「STANDBY」という匿名報告相談アプリは、いじめを受けているが誰にも相談できないという生徒を一人でも減らしたいということで、当初、「STOPit」として導入されたということである。というのであれば、これからもし調査を行うのであれば、もしあなたがいじめられたとしたらどこに相談するかというようなアンケートを全生徒にとっていただきたい。そうすると、どこにも相談しないという答えを持ってる生徒が、私は非常に多いと思っている。学校や先生、家族にも相談しづらく、一人で悩みを抱えている子供に対して、この「STANDBY」という相談場所がその一つとしてあるんだというふうに思っていただけることが大事なのではないかと思ったので、話をさせていただいた。そしてもう一つ大事なのが、子供たちから見た「STANDBY」の評判だと思う。今、田牧教育長からもあったが、「STANDBY」を使ってみたけれども解決しなかったとか、使い勝手が悪かったとか、相談したときに子供たちがして欲しいことと対応したこととにギャップがあると、一度使ったけれど、もう使わない、そんなことがあってはならないと思う。「STANDBY」を使って問題が解決したのかどうか、あるいはなぜ「STANDBY」を使わないのか、また運用時間についても、生徒の評判といった調査もぜひ行っていただき、それに向けて、今後しっかりと市としても改善できることが初めて浮き彫りになってくるのではないかと思う。やはり子供たちからするとこの「STANDBY」に相談すること自体が非常に勇気がいることだと思う。その時に、相談員のスキルもそうだと思うが、まず相談してくれてありがとうとか、子供たちが少しでも心が軽くなったといった事例をたくさん、ぜひ作っていっていただきたいと思う。そして森委員からもあったが、私も保護者に対する相談窓口というのは同意見だ。今回のこの報告を説明していただいて、保護者も子供たちと一緒に成長していく、初めてのことにぶち当たっていくこともあって、悩んでいる方たちも多いと思う。その時に、保護者からも連絡がいくような、また保護者としてもどう対応したらいいのか、例えばこれから夏休みが明けて学校に行きたくないと子供が言ったときに、従来であれば、なぜ学校に行かないんだと問い詰めたり、学校に行かなければ駄目だと言ったり、ただ今は少しずつ時代の変化もあって、学校行かないことも選択肢だと保護者が言ってあげることもだいぶ浸透してきたと思うが、保護者も、子供たちの成長の過程で行われる行動についてどう対応したらいいのかということで悩んでいることもあると思うので、ぜひそういった窓口を広げていただければと思う。いずれにせよ、普段から子供と、家族、生徒とも信頼関係が必要になってくると思うので、夏休みが明けるこの時期、子供たちの変化を見逃さず、必要な対応とケアについてしっかりと準備をしていただき、その中で必要なこと、また、教育委員会、教育委員が気付いたことをぜひ伝えていただいて、子供たちのためになるような環境整備をしっかり作っていきたいと思っている。

ただいまの各教育委員、そして私の方から意見を述べさせていただいたが、さらにご発言があればお願いをしたい。

(意見なし)

事務局(学校教育部長及び市立柏高等学校長)から資料に基づき説明を行った。主な協議内容及び委員からの意見は次のとおり。

(牧田委員)第1回のときにずいぶん厳しめな意見で、結果としていろんな専門家の意見も含めて今回の案かと思う。私は、案自体を問題がないところのものと考えており、あとはこれをどうやって実現していくかというところかと思う。再三申し上げているが、部活をやりたい子、あるいは休みたい子、させたい親、あるいは心配している親、様々な意見があり、それでも一つのチームを作っていくことは本当に大変なことだと思うので、ここから先は校長先生であり、あるいは顧問の先生であり、少なくとも教職員の中では分断されることのないように、このガイドラインを一つの結束のバンドとして、それで共通理解した上で生徒、あるいは保護者の方たちをそこに巻き込んでいくという作業が必要かと思う。非常に大変なことだと思うけれども、よろしくお願いしたい。

(森委員)生徒にとって部活動の意義は、大きな意味で生きる力の育成であったり、自己肯定感の向上ということが挙げられると思う。部活動を通して自己肯定感が低下しては元も子もないので、重々その辺りを踏まえて練習を行っていただきたいと思う。今回の提案で校長先生から、再三、量より質を重んじるんだというような理念のもとにこの改善を行っているということなので、中身的にはかなり精査された内容になっていると思う。牧田委員の方からもあったが、指導者の意識改革、学校の顧問の先生の意識改革がかなり必要になってくると思われる。いくらルールが決まって、理念が素晴らしくても、それを指導する指導者がそれに従わなければ何も成果をあげられないので、先ほどのアプリと同じように、共通理解を図ったら共通行動に移れるように、校長先生の指導のもと、顧問の先生が一丸となってこのルールを守っていただければと思う。ネット等で見ても、スポーツ庁で紹介があるが、静岡県にある聖光学院中学校・高等学校という学校は、ラグビー部では全国大会に出場するほどの強豪チームとして知られているようだが、この学校の練習時間は2月から10月は90分、11月から1月は60分、日曜日は時期によって試合や練習を実施していて、朝練・昼練は禁止になっている。そんな中でも全国大会に出場している。2校目の広島の安芸南高校のサッカー部は、週に2回程度しか練習を行っていないけれども、かなり優秀な成績をおさめているという紹介も出ていた。そういった先進的な取り組みを紹介していただくとか研修していただくことで、学校の指導に役立てていただければと思う。本来の活動の目的を逸脱することがないように、勝利至上主義に陥らないように取り組んでいただければと思う。

(氏田委員)一番は実効性が大切だと思う。生徒、教職員、保護者の方たちに、こういう見直しの案がきちんと周知されて、誰が見てもわかるような、今日はこういう活動でこんなふうにやっているんだというのがわかるような活動になってもらえればいいと思う。まず学校が一丸となって、これが実行されるように取り組んで、私たちも見守っていきたいと思う。

(教育長)今、国、全体の流れとして、この部活動をどうするかという論議が活発に行われている。このあいだ私が出た会議で、文科省の方が学習指導要領そのものに部活動の記載をやめるという案も出ていると聞いた。さらに、全国大会とか全国コンクールの見直し、果たして本当にそういう大会が必要なのか、地区ごとの大会、関東エリアとか東北エリアぐらいの大会でおさめてもいいのではないかという意見も、多数、他の教育長から話が出た。全国の大会があるからそこを目指してどうしても過激になっていく、過密な練習スケジュールになっていくという、全国大会のあり方もこれから話題になってくるのではないかという話だった。確かにそういう方向に行くと思うけれども、今回のこの市立柏高校の部活動方針の見直しについては、これは市柏にとっては非常に大きな改革だと思う。おそらく創立以来初めての見直しだと思う。でもこれはもう今世の中の流れで、市柏だけが特別なことをやっているわけではない。ただ先ほどいろんな委員から話があったように、作って終わりではなくて、これがスタートであるということだと思う。決して市立柏高校だけに遵守しろ遵守しろとせめるのではなくて、これはもう委員会の各担当部局がチェックをして、市立柏高校をサポートして、同じようにチェック機能を働かせていかないと駄目だと思っている。一番大事なことは今校長先生から話があったが、十分な休養をとって、効率のある練習スタイルに変えていく。そして、学校生活、高校生活を楽しむというのが一番大事なことだと思う。この後、高校が2学期が始まったら、教職員はじめ保護者、生徒にこの内容を説明していくと思うが、十分時間をかけて理解していただければと思う。教育委員会としてもできるだけ応援していくのでよろしくお願いしたい。

(市長)まず5月の第1回の総合教育会議では、部活動の改革の必要について、私は厳しい意見を申し上げた。改めて市としては、自ら命を落とすような生徒が再び出ないために、全力でこの問題に取り組んでいかなければならないと思っている。事故の痛切な反省に基づいて、二度と繰り返されることがないように、調査報告書に込められた思い一言一句に真摯に向き合うべきであるということを、改めてこの場所で再確認させていただきたいと思う。その上で、私の発言については一定の理解をいただき、アドバイザリボードの意見も十分踏まえて、今回提示された部活動の活動方針であり、改革の意思と姿勢について示されたものだと思っている。しかし、部活動のガイドラインは高校を原則適用となっていることから、高校を例外とすることなく遵守させることが必要であるという私の考えは今でも変わらない。活動時間や休養日の設定について、ガイドラインどおりの運用が望ましいということは申し上げてきたとおりだが、現状の試合やコンクールのスケジュール、また急激に見直しを図ることの弊害など、一律に現行のガイドラインに当てはめることは難しいということが理解できる。この活動方針の数字についても、適切であるかどうかはさまざまな意見のあることだと思うが、まずは激変緩和としての一定の見直しの方向として、これで進めていただければと思っている。その中で、教員、生徒、そして保護者に対して意識改革を図るための丁寧な説明もお願いしたい。市としては、高校版のガイドラインの策定について、近日中に国への要望を予定している。部活動の改革については継続ということでお願いをしたいと思っている。

ただいまの各教育委員、そして私の意見を踏まえて、さらにご発言があればお願いしたい。

(意見なし)

議題2 その他

(市長)それでは「その他」について、教育全般について意見交換をしたい。ご意見のある方はお願いしたい。

(意見なし)

(市長)それではこのあたりで協議の時間を終わりたいと思う。夏休み明けに子どもが発する異変のサインを見逃さないように、本日の協議を踏まえ、教育委員会でしっかりとした対応をお願いする。また、市立柏高校の件においては、報告書を受けてから5か月が経過している。本日の協議、そしてアドバイザリーボードからのご意見も踏まえて、スピード感をもった対応をお願いする。

議題3 次回の開催について

事務局(行政課)から、次回の総合教育会議の開催について確認した。第3回の開催日程は改めて調整することとなった。

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