更新日令和4(2022)年1月5日

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令和3年12月開催 柏市行政不服及び情報公開・個人情報保護審議会会議録

1 開催日時

令和3年12月9日(木曜日)午後3時00分から4時40分まで

2 開催場所

ウェブ会議による開催

3 出席者

委員

神谷会長、中村副会長、飯森委員、廣田委員、大野委員、宮本委員、釼委員及び守屋委員

事務局

芳賀担当リーダー、坂田担当リーダー、前原主査、吉澤主事、武石主事及び西島主事補

諮問庁

健康増進課:木戸主査、高島主査、渡辺主査、関根主事

4 議題

  1. 個人情報の取扱い及び事務届出について(報告)
  2. オンライン結合による保有個人情報の提供について(諮問)
  3. 保有個人情報の部分開示決定に対する審査請求について(第7回)
  4. 公文書部分開示決定に対する審査請求について(第7回)
  5. 部会長の選出

5 議事(要旨)

議題(1)個人情報の取扱い及び事務届出について(報告)

事務局から議題1資料に基づき報告を行った。特に質疑はなかった。

議題(2)オンライン結合による保有個人情報の提供について(諮問)

ア 事務局から諮問の概要を説明し、諮問庁より資料1~5-4に基づき説明を行った。

主な質疑は次のとおり。

(中村副会長)配布資料5-4追加接種予約システム案について説明がなかったが、これはどのようなものか。

(回答)➀番(集団接種)、➁番(市の予約システム)、➂番(医療機関ごとの自院の予約システム)と番号を振っており、今回諮問した追加の場所は➁番である。➁番は予約システムでオンライン結合し、予約システムを通して市民はインターネットから予約をするというものである。

(中村副会長)➂については医療機関に強制するものではなく、残るという認識でよいか。また➂の医療機関は、今回のシステムを導入しても、一定の割合残るような見通しなのか。市の目標としてどの程度導入したいと考えているのか。

(回答)➂については残る。また目標としては、半数程度導入ができれば、かなり良い方だと思っている。実際、医療機関向けに説明を行ったところ、感触が良かったため、半数近くは賛同してくれるのではないかと思う。しかしながら、システム導入に抵抗のある医療機関もあるので、半数程度は➂が残ってしまうと考えている。

(神谷会長)集団接種の予約システムで、運用開始後、個人情報の漏えいや、その他のトラブルについて、発生したもの、確認された事例はあるか。

(回答)本市では運用開始から確認していない。また同システムは全国で300の自治体、千葉市や流山市といった近隣市でも運用がされているが、個人情報の漏えいやシステムの不具合等は報告されていない。

(神谷会長)市の予約システムに加入する医療機関も、市の予約システムを通じて予約を受ける流れと、直接予約を受ける流れが、並行してあるようなイメージか。

(回答)認識の通りである。

(廣田委員)この予約方法だと、市民が自身で名前を入力し、予約システムの情報が出来上がるが、システム上での名前と本人の実際の名前が異なる場合はあり得るのか。

(回答)原則ないと思うが、例えば、本人が打ち間違えてしまうと、異なる場合が出てしまう可能性はある。

(廣田委員)システムに入力した名前と本人の名前が異なる場合、確認する方法はあるのか。接種会場に行った際、保険証や身分証明書で確認するのか。

(回答)接種当日に関しては、身分証明書と接種券を持参してもらい、それを用いて本人確認ができるようになっている。

(廣田委員)本人確認の際、システム上で入力されたものが間違っていた場合はどうするのか。

(回答)基本的に、仮に名前を打ち間違えていたとしても、生年月日及び接種券番号で確認するので、ある程度担保はできると考える。
 接種場所で接種券、予診票を確認するが、追加接種に関しては、既に氏名が入ったものを市から送付する。それを合わせたマイナンバーカードや免許証等の氏名、生年月日が入っているものにより、本人確認をした上で接種を行う。打ち間違いのあった予約システムは、接種自体に問題は残らず、打ち間違いがあったということで終わる。

(廣田委員)つまり医療機関から、予約システムのデータベースに間違いを訂正することは、行わないということで良いか。

(回答)行わない。

(廣田委員)医療機関ごとにIDとパスワードを付与するとのことだが、管理方法、権限及び環境について、何か指導やアドバイスは行うのか。

(回答)当然個人情報を取り扱うため、厳粛な管理をお願いする。現在予定しているものとして、パスワードとIDを適切に管理し、定期的にパスワードを変更する、個人情報関係であるため目的外で使わない、第三者に提供しない等の文言を記載した同意書を徴収する予定であり、こうした点について指導していく。
 また実際に操作する人を対象に、研修を予定している。4回に分けて、扱う機関はほぼ全員参加してもらう形を取る。その中で個人情報を取り扱う章を設け、同意書を取り、さらにアカウント権限の使い方なども操作練習を行う。その中で、先ほどのように市民による個人情報の入力間違いがあった場合でも、編集等をすることは厳禁として、操作研修を行う。

(飯森委員)予約に関して、図の中の➀、➁、➂、集団接種の場合と市の予約システムで受ける場合と医療機関が自院の予約システムで受ける場合とがあるが、この3つの種類のデータを一括管理しているのか。それとも別々で管理しているのか。

(回答)➂に関しては、市で管理する管轄ではないため、ここは別途と考えていただきたい。現状あるのは➀番で、今回の諮問を経て、正式にオンライン結合を可とする答申が出れば➁番を追加するが、➀番と➁番については一括して管理する形になる。

(飯森委員)今後ワクチン接種は3回目に移るが、例えば東京での自衛隊の集団接種は、今のところ話が出ていないので行わない可能性がある。そこで接種を受けた人が、今度は市で受けるのか、あるいは医療機関で受けるのか、➀、➁、➂が連携していないとデータの管理ができない。つまり3回受けた人が柏市民で何人いるのか分からなくなってしまうのではないか。どこがその答えを持っているのか、答える責任の所在、情報の管理者がどこなのか分からなくなってしまうのではないか。

(回答)あくまでこれは予約管理システムなので、接種の記録はVRSという別のシステムで管理している。今回予定しているのは、予約システムに関しては3回目、追加接種のみで考えているため、VRSのデータで3回目の対象者を市の予約システムに流し込んで、接種を行うシステムを考えている。

(飯森委員)VRSのデータでは一括管理できるとしても、例えば前回市の予約システムから、市の指定する場所で接種を受けた人と、医療機関で接種を受けた人と、それぞれに、今何回接種を受けているのか、次は何回目なのかというような連絡を取る方法はあるのか。またその予定はあるか。

(回答)VRSの情報を基に接種券を作成するので、今の仕様だと、いつ2回目の接種をしたのか、その後、現状6か月という話も出ているが、8か月前後で接種券を送り、3回目の対象者であるという形で通知を行う予定である。
 VRSというのはワクチン記録システムというもので、国が一括で接種記録を管理している。先ほど予診票、接種券に名前が入っていると申し上げたが、VRSの情報を基に名前と既に打った1、2回分の接種記録が入っているものである。その記録のある人に対して、接種券を送付し、接種券を受け取った人のみが市の予約システムでログインができるよう制限をする、かつ2回打った人で接種券を持っている人のみがログイン、予約ができるという、制限した人だけの情報を持つ市の予約システムとなっている。

(飯森委員)つまり医療機関で2回受けた人については、そのVRSで、市からは特に連絡しないということか。

(回答)市は特に連絡はしないが、接種券、予診票に2回分の接種記録が入っているので、それを見て医療機関が確認する。

(飯森委員)市民が自分で自分を管理するということか。

(諮問庁)1回目、2回目ともに、本人の予診票の申告となり、その流れは変わっていない。

イ 質疑終了後、審議を行った。

  • セキュリティーに関して、4回にわたって研修を行うなど、教育が丁寧に行われる予定となっており、データやシステムの使い方に関しても、十分に時間を取って教育しているため、問題ないのではないか。
  • データの整合性について、市民がシステムに名前を誤って入力しても、システム上の管理は接種券番号と生年月日で行われるので、医療機関等では入力の訂正を行わないとのことであったので、支障はない。

オンライン結合による個人情報の提供について、特に異論はなく、可となった。

議題(3)保有個人情報の部分開示決定に対する審査請求について(第7回)

不開示情報を取り扱う可能性があるため、非公開で実施した。

議題(4)公文書部分開示決定に対する審査請求について(第7回)

不開示情報を取り扱う可能性があるため、非公開で実施した。

議題(5)部会長の選出

柏市行政不服及び情報公開・個人情報保護審議会条例第6条第2項の規定により、廣田委員を部会長に選出した。

6 傍聴人

0名

7 次回開催日時(予定)

令和4年1月28日(金曜日)午後3時00分から

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所属課室:総務部行政課

柏市柏5丁目10番1号(本庁舎2階)

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