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柏市立土南部小学校コミュニティ・スクールが文部科学大臣表彰を受賞!
柏市立土南部小学校のコミュニティ・スクールの取り組みが、令和6年度「コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進」に係る文部科学大臣表彰(令和4年度より隔年実施、今回で2回目。今年度被表彰取組数107件)を受賞しました。
市では引き続き、子どもたちの学びを豊かにするため、地域・家庭・学校が協働して子どもたちを育てる、「地域とともにある学校」を目指し、コミュニティ・スクールの活性化と地域学校協働活動の推進を進めていきます。
<表彰式(R7.2.28)の様子>
<表彰授与の様子>
<令和6年度 土南部小学校運営協議会委員>
1 受賞団体
柏市立土南部小学校運営協議会(土南部小学校地域学校協働活動本部)
2 取組概要
- 教職員アンケートや校内参観等、学校現場の実態を基に、必要な活動について協議。
- 「安全」「環境」「学習」「生活」の4つのグループに分かれ、地域住民・団体等と連携をとり、ニーズに応じた地域学校協働活動を実施。
主な活動
- 登下校の安全対策、業間・昼休みの見守り
- 校内整備、岩石園の復活
- プリントやドリル等の丸付け
- 昔遊びやミシン実習の補助等の教育課程における学校支援等
土南部小学校コミュニティ・スクール通信
<令和6年度>
<令和5年度>
3 成果・効果
学校に「地域」が入ることが子どもたちにとって日常となり、学校にとって欠かせない活動となっています。
また、教育課程においても学校支援ボランティアとして多くの地域住民が参画した他、近隣のコミュニティ・スクールと協働した稲作体験や、研修講師に地域人材を活用する等、社会に開かれた教育課程にもつながり始めています。
今後も「~地域の力を学校に~みんなでつくる楽しい学校」を土南部小学校コミュニティ・スクールの合言葉に、学校・地域・家庭の三者で連携を図り、子ども達の豊かな学びの実現に向け、地域とともにある学校づくりに取組んでまいります。
4 柏市教育委員会より
市では、令和元年度に本コミュニティ・スクール事業の導入・推進を開始しましたが、同年度末に流行した新型コロナウイルス感染症の影響を受け、学校現場は激変し、年4回の学校運営協議会の開催もままならない時期が続きました。
そのような中で、市内でもいち早く、学校現場の実態を基に協議を進め、実際の活動にむすびつけたのが当該協議会でした。
中でも、教職員へのアンケート調査、文部科学省が発出している「学校における働き方改革特別部会資料」を参考にした分析、またこれを共有した上での学校参観により、学校運営協議会はコロナ禍の学校現場を充分に理解・確認した上での会議となり、まさにその内容は「学校運営に関する協議」そのものとなりました。
また、「地域の力を学校に」を合言葉に、学校として欲しい力と地域の力を組み合わせた、安全・環境・学習・生活の計4グループへ組織分けについても、グループ別となったことで小回りが利き、学校ニーズに応じた協働活動を即時実践し易くなったことも、市内好事例の一つとなりました。
「まずはできることからやってみる」からスタートし、形を変えながら継続される様々な取り組みは、今では学校にとってなくてはならない教育活動の一部となっています。
引き続き柏市教育委員会では、市内の先進例・好事例等の周知・情報共有を積極的に図り、各協議会毎のニーズに応じた伴走支援を行うことで、市全体を挙げた「地域とともにある学校」の実現を目指してまいります。
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