更新日令和5(2023)年10月20日

ページID36146

ここから本文です。

令和5年度柏市教育福祉会館運営協議会第1回会議録

開催日時

令和5年8月18日金曜日午後2時から午後4時まで

開催場所

ラコルタ柏4階集会室3

出席者

(1)委員(8名)

山﨑委員(会長)、牧野委員(副会長)、青柳委員、赤松委員、坂上委員、金子委員、髙市委員、富山委員

※欠席(1名)野島委員

(2)関係部署(8名)

谷口福祉部長、宮島生涯学習部長、渡辺福祉部次長兼障害福祉課長、牧野中央公民館長、柏市社会福祉協議会高橋地域福祉課長、柏市社会福祉協議会地域福祉課岩田氏、影山ラコルタ柏コーディネーター、二瓶ラコルタ柏コーディネーター

(3)事務局(8名)

古川中央公民館副参事、高橋福祉政策課主幹、片岡生涯学習課主任、吉田福祉政策課副主幹、鷺坂中央公民館副主幹、吉野中央公民館副主幹、石田福祉政策課主査、中村福祉政策課主事補

議題

(1)柏市教育福祉会館(ラコルタ柏)及び協議会の概要説明

(2)令和5年度事業計画及び実施状況

ア事業計画

イ実施状況

ウラコルタ柏フェスティバルの進捗報告

(3)報告事項

アオープンスペース及び空き部屋の活用

イ公共施設予約システム

ウ情報発信及び広報

(4)グループワーク

テーマ:情報発信方法について

議事(要旨)

「柏市教育福祉会館(ラコルタ柏)及び協議会の概要説明」

福祉政策課石田主査より3ページから6ページを用いて説明。

 

「議題1令和5年度事業計画及び実施状況」について

二瓶、影山コーディネーターから7ページから12ページを用いて説明。

(牧野委員)

中央公民館、福祉会館がこの館には入っていたが、耐震工事をきっかけに融合できる使い方を検討してきた。事業推進委員会で市役所及び公募委員が実際に運営を進めていく上で、どのようなことに取り組んでいくか検討している。そして、この協議会がそれを統括及び確認する場となっている。

議題1について、委員から表明された主な意見は次のとおり。

(青柳委員)

ふるさと協議会でも様々な催し等に取り組んでいる。地域でイベントを開催する際、講師等を探さなければならないが、講師料の問題点がある。また、市の北部地域や南部地域では地理的な条件からラコルタで開催されるイベントへの参加が難しいこともある。このことについてどのように考えているか教えてほしい。

(福祉政策課石田主査)

ラコルタ柏のコンセプトを「みんなが集まり、繋がり、地域へ広がる」としている。現在リニューアルして3年目となり、「地域で広がる」ことを意識して努めていきたい。

(山﨑委員)

この協議会の目的はなにか。貸室の利用率を上げる等の取組は目的ではなく手段ではないか。各委員が委員会に対して期待すること及び委員の方向性等、個人の意見を伺う時間が欲しい。

(福祉政策課石田主査)

本協議会は、教育と福祉の各分野における連携及び協働並びに会館の自立的な運営を推進するために設置している。開館以降、生涯学習と福祉の融合施設となっている。リニューアル前は教育の分野、福祉の分野がそれぞれ取組を行っていたが、リニューアルを機に連携して様々な取組を試行錯誤を繰り返しながら進めている。

(牧野委員)

ここで出た意見はどのくらい今後の取組に反映されるのか。

(生涯学習部宮島部長)

運営協議会は条例で定めている付属機関である。ここで出た御意見は最大限尊重していきたいと考えている。また、最大限尊重していくために、事業推進委員会の中で具体的に検討していく。ラコルタ柏は、柏という街をどのようにしていきたいのかを考えて実践するための場所である。ラコルタ柏での取組が良ければ地域に広げ、逆に地域での活発な事例は取り入れ、柏全体に広がっていく動きをする等、関係性を作りながら取り組んでいきたい。

(牧野委員)

山﨑委員からもあったとおり、委員のみなさまのこの館への想いを語ってもらいたい。各団体を代表してではなく、市民としてこの館をどう活用していきたいか、ラコルタ柏にどんなことがあったらよいかをお話しいただきたい。

(金子委員)

私自身ここで生まれ育っているため、教育福祉会館ができた当時のことを少し覚えているが、できた当時は高齢者用のお風呂等もあったことから高齢者向けの施設というイメージが強かった。活動の中で、児童虐待の未然防止のために子育てサロンを立ち上げたが、活動場所がなく一般利用として毎回施設を借りている状態だった。その後リニューアルが行われ、親子が集える場ができたということはとても大きく感じている。今ではラコルタ柏にいつ来ても子供たちの声が聞こえるのが良い。若者たちが集い地域で何かを発信し始めている場所になっているため、地域間のイベント等での良いところを取り入れながら、進めていければよいと感じる。情報発信については通信で受け取れる人と、紙で受け取る人、いまだにどちらもいると感じているため、情報発信の仕方を考えていきながら試行錯誤していければよいのではないか。

(牧野委員)

改修工事前からラコルタ柏に関わっており、中央公民館と福祉センターは複合施設であるが、別々の施設だった。老人福祉施設としてつくられている場所もあり、温浴施設や多数の市民の方にあまり認知されておらず、特定の方しか利用されないような場所もあった。現在、全国的な動きとして国の政策もコミュニティをベースに動きが進んでおり、社会教育や福祉を分けることができなくなってきている。防災、子育て、保育または放課後事業等の様々な面で学びをベースに新しいコミュニティ形成をしていかないと地域が成り立たなくなってきている。ラコルタ柏が生涯学習と福祉が融合でき様々な世代の方がここでの学びを通してお互いに配慮し合い、結びついていけるような場所としてこの施設が作られた。リニューアル前と比べて雰囲気が変わったように感じる。これから新しい形で多様な取組が展開するなかで、会館の在り方がみえてくるのではないか。またその後地域に広がり、地域から汲み取る良い循環ができたら良いと考える。

(高市委員)

子育て団体として参加している。リニューアル前は年に1回きており、2階がとても暗いイメージがあったがリニューアル後は人も集まりとても明るくなった。また、以前ワークショップをした際に違うエリアの人とのかかわりから「人が集まり、繋がり、地域へ広がる」ことを実感した。子供が高校生になり学習スペースを利用しているため、様々な利用のされ方について興味がある。

(坂上委員)

私が所属しているママパパBOUSAIライフは子育て世代向けに防災情報を発信したり、ママ自身が防災について学んでいるサークルである。発災した際にその場にいる地域全員で協力して乗り越えないとならず、だれか一人が孤立しないことが重要である。このような点でラコルタ柏のコンセプトである、「みんなが集まり、繋がり地域へ広がる」と防災の活動がマッチしているなと思い委員として参加している。私自身コロナ禍で出産したため、親子の集い等のイベントが一斉に中止となり、孤独感を感じながらの育児だった。この経験を踏まえ地域の方がいかにつながるきっかけを得られるかが重要であると感じている。自分の子供がこの柏で育っていくことを考えたときに、中心となる施設がどのように運営されていくか興味がある。

(赤松委員)

7~8年前、手話講座でここに2年間通っていた。現在は2つの団体で活動しているがいまではアミュゼ柏をはじめとした沢山の公共施設等での活動も行っており、ここラコルタ柏からの「広がり」を感じている。

(富山委員)

我孫子市出身のため、ラコルタ柏よりもアビスタに馴染みがあるが、ラコルタ柏にもほかの自治体の活動も取り入れたいという話があったため、柏以外の我孫子市等の情報もこの場で共有していきたい。

(青柳委員)

学校運営協議会でも学校と地域が一体となって、子供たちや高齢者の見守りをしていく動きがでている。子供たちにどうしたら昔の地域のことを伝えていけるのか、逆に子供たちから地域に対してどのようなものが求められているのか協働しながら取り組んでいる。成り手の少なさが現在の問題点となっているため、ここで得たものを地域に持ち帰り地域に渡して反映されていく相互の関係を作りたいと考えている。

(山﨑委員)

所属しているキャリアデザイン研究所で引きこもりをテーマに活動している。メタバースを活用し生きづらさを感じている若者を支援する開発を進めている。コロナ禍になって地方自治がようやく動き始めたと感じている。情報を届くようにするのが難しい中で、実際に活動している委員の方と共有ができる場所はありがたい。

(牧野委員)

国と地方が対等な関係になったことで、各自治体が自分で自治を行わなければならないことになった。国が制度をつくってもそれを地方に強制することができなくなった。逆に言うと市民の方々の自治が問われているということになる。その中で子育てや防災について市民が学び合うことによってお互いが環境を作り合いながら社会基盤をつくっていく、市民が自治を担っていくということを考えなければならない。それがこの館にも問われている。

 

「議題2報告事項」

福祉政策課石田主査から13ページを基に説明を行う。

 

議題2について、委員から表明された主な意見は次のとおり。

(青柳委員)

公共施設予約システムにおいて、クリアしないといけない課題とは具体的にはなにか。

(福祉政策課石田主査)

現在柏市では多数の貸し施設があり、施設によって料金や時間帯、予約可能期間等が違うことでカスタマイズが必要になる。カスタマイズするためにはお金も時間も必要になる。既存のシステムに追加することでシステムエラーのテストをする必要があるが現状では難しい。このことが課題となっている。

(山﨑委員)

現在柏市で一番使われているサイトが予約システムのページである。その予約システムに集客目的でラコルタの情報を載せることはできるか。

(福祉政策課石田主査)

できるかできないかの回答はこの場では難しいため可否について確認する。

 

「議題3グループワークについて」

(牧野委員)

情報発信についてどのような感触をもっているか。

(坂上委員)

利用者としての目線では、ラコルタ柏の近くに駐車場があることが、中央エリアに住んでいない子育て世帯からすると利用につながると考える。利用を促すのであれば、駐車場情報の発信等がよいのではないか。また、ツイッターの情報では中央公民館とラコルタ柏の2つのアカウントがありわかりにくい。またホームページのトップ画面ではイベント紹介のページが複数あるため、ここで何をしてるかの情報をまとめた形でわかりやすく表記してもらいたい。

(高市委員)

ワークショップで以前利用した際、5階の和室が部屋をわけたり大きな部屋でつかえたりすることができた。またその他の研修室等も収容人数が多いため、用途に合わせて活用できた。現在、ホームページが複合施設であるのに別れてしまっているため、うまく調べられないことがある。

(影山コーディネーター)

いただいた御意見を参考に情報発信に活用していけたらと思う。これまでの話で「子育て」「防災」「地域」等の様々なキーワードがでてきたが、委員のみなさまの御意見をこの館の運営に生かしていきたいなと考えているため、付箋に「ラコルタ柏を活用していただくために、発信の仕方やどのような取組が必要か」について御意見をいただきたい。最後に投票を行いまとめとする。

議題3について、委員から表明された意見の中で投票が多かったものは次のとおり。

(情報発信)

インスタグラムのストーリーハイライトの活用

発信はネットだけでなく紙でも発信して欲しい

子どもたちの口コミを活かす

学校との連携(チラシを子どもは信用している)

発信を一本化する

子どもたちの自習室をもっと発信する

(運営面)

団体優遇料金の設定

終了時間がはやい

(企画面)

子どもと大人の語り場

スポーツ観戦企画

小中高生の一対一の語り場

高校生等の若者と参加できる企画

その他

(山﨑委員)本会議を年2回ではなく、年4回開催してほしい。

(宮島生涯学習部長)年4回の開催ができるかどうか検討したい。

次回開催予定

令和6年2月13日火曜日午後2時から午後4時ラコルタ柏4階集会室3

会議資料

令和5年度柏市教育福祉会館運営協議会第1回資料(PDF:2,847KB)

お問い合わせ先

所属課室:福祉部福祉政策課

柏市柏5丁目10番1号(本庁舎別館2階)

電話番号:

お問い合わせフォーム