更新日令和5(2023)年11月27日

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第10期第1回柏市行政改革推進委員会会議録

1開催日時

令和3年3月23日(火曜日)午前10時~12時10分

2開催場所

柏市役所本庁舎庁議室

3出席者

(1)委員

石橋委員、影山委員、髙橋委員、寺本委員、花里委員、前田委員、柗冨委員(7人/7人)

(2)市・事務局

鬼沢副市長、飯田企画部長、稲荷田企画部次長兼経営戦略課長、長妻企画部次長兼情報・業務改善課長、他8名

4傍聴者

(1)傍聴者

2人

(2)傍聴の状況

傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。

5議題等

  1. 正・副会長の選出
  2. 柏市第五次総合計画の施策評価
  3. 各分野・各施策の内容
  4. 柏市行政改革推進委員会の進め方

6配布資料

7議事要旨

(1)副市長あいさつ

第10期行政改革推進委員会では、「施策評価」をテーマにご審議いただく。平成28年度からスタートした柏市第五次総合計画は、市の重要な方向性を示すものであり、限りある資源を真に必要な施策や事業へ「選択と集中」して実践してきた。

本年度は10年間の計画期間における前期基本計画最終年度であり、これまでの取組に対する自己評価とともに、外部の方から客観的な評価をいただくことで、5年間を振り返り、今後の施策に繋げていきたい。

また、本評価を進める中で、後期における施策評価のあり方、進め方についてもご意見をいただきたいと考えている。

(2)委員紹介

事務局より、委員名簿に沿って委員を紹介した。

(3)正・副会長の選出

会長に前田委員、副会長に柗冨委員が決定された。

(4)柏市第五次総合計画の施策評価について

事務局より、資料2・3(補足資料含む)・4に基づき説明し、主に次のような質問や意見が出された。

(前田会長)

「分野1こども未来」の施策1の取組の1つめ、活動進捗率は93%となっているが、基準値3.26%に対して、H28以降のすべての年度で3.26%を上回っているのだから、進捗率100%ではないのか。

(事務局)

基準値3.26%というのは「成果指標」の基準値。活動進捗率が表しているのは「活動指標」。本日の資料にはないが、事前に配付した中間年における施策評価報告書では151ページ以降に「事務事業一覧」が掲載されている。152ページを見ていただくと、取組1のところに事業数13、進捗率86%とあるが、13事業の進捗率を足し上げて13で割った数値が86%となっている。これが「活動指標」で、市役所がどんな事業を抱えて、活動をしてきたのか、その進捗の度合いを表したもの。

施策評価シートに戻って、「指標名」とあるのが、活動ではなく、「成果指標」となっており、どのような効果があったのか測っている。また、成果については「目標値」ではなく、「基準値」を設定し、基準から上向き、下向きと目指す方向を示している。この事業を進めていくことで、学ぶ意欲と学ぶ習慣の測定値が上がっていくだろうということを想定しているため、この数値が上がっているということは、効果が出ているだろうということになる。

(前田会長)

その成果が、7のレーダーチャートに表れているということか。

(事務局)

そのとおり。また、市役所がやってきたこと、活動について表しているのが、6のレーダーチャートで、この2つのレーダーチャートを掛け合わせることで、活動は100%やっているのに、成果が出ていない事業があるとすれば、そのことについて、担当課としてどのように考えているかを自己評価として記載する。

(前田会長)

おおよそ理解した。確認だが、成果については7のレーダーチャート、活動については6のレーダーチャートで示していて、今回の評価は最終年度だから、このチャートが100%になっていることが望ましいという理解でよいか。

(事務局)

最終年度ではあるが、年度途中でもあり、令和元年度までの実績となっているため、実際には4年間の評価をしていただくことになる。

(前田会長)

(当日配付資料は自己評価欄が空欄になっているが、)自分たちが外部評価をする際には、自己評価が埋まった状態になるという理解でよいか。

(事務局)

現在、それぞれの担当課で記載しているところで、3月末を目処に送付させていただく予定。

その際には、先ほど説明させていただいた事務事業一覧、取組ワークシートも送付する。

(寺本委員)

判断の根拠となる数値に関しては、みんなで共有できる形で文章にしておく必要があるのではないか。一度シートについて説明してもらったが、進捗率や基準値など、数値の根拠、1枚のシートでこの数値はどこから持ってきているというようなことを全員で理解していないと次からの議論が進んでいかないと思う。

(前田会長)

(例えば、分野1施策1の)「学ぶ意欲と学ぶ習慣」をどうやって測定したかということか。

(事務局)

どこから持ってきた数値なのか、どのようにはじき出したのかを明確にしておくようにということと理解した。

(寺本委員)

計算式を知りたいという意図。具体的な理解が促されるように、具体例として、例えばこういうデータがあった時にこの部分を足して割ったというような説明をしてもらえるといい。

(花里委員)

評価をする時には、事務事業一覧も見て評価していくということがわかった。

例えば、「学ぶ意欲と学ぶ習慣」の全国平均がいくつかということが示されると、それと比較してということも考えられると思う。

シートの活動進捗率については、前回は2年分の平均だったのが、今回は4年分と解している。目標値をどのように設定したのかが重要だと考えており、それによって、この進捗率はいかようにも変えられてしまう。目標値は毎年度変わる可能性があるのか、4年間分を見据えて設定したのか、目標値設定のプロセスを伺いたい。

(事務局)

5年間の計画という前提で考えてはいるが、事務事業シート自体は毎年見直すことは可能となっているため、年度で変わっているものもある。

(花里委員)

成果を見る時に、目指す方向が達成できなかったものについて、アンダーバーをつけるなど見やすくしていただけるといい。

このあと、実績・成果・懸案・今後という自己評価を踏まえた評価をしていくが、少なくとも柏市が課題と感じている指標については、他自治体との比較があるといいのではないか。検討いただきたい。

(事務局)

アンダーバーをつける等は速やかに対応するようにしたい。他自治体への照会等は時間の都合もあり、どこまで対応できるかはわからないが、何らかの形はお示ししたいと思う。

(髙橋委員)

柏市にとって、増税のためには大きな企業誘致も必要だろうが、中小企業に対してもこういったことをやっているというのが示されるといいのではないか。手賀沼についても、その場所の改革も重要だが、そこまでの道の整備もあると道の駅にも人が集まるようになる。

(事務局)

具体的事業については、事務事業一覧で示していくところではあるが、全部の事業を紹介することはできないので、特に力を入れてきたものについては実績等で書いていく。重点的に力を入れているのに、効果がないというご指摘もあるかとは思っている。

(影山委員)

事務事業、中間評価を見ながら評価させてもらう。「地域のちから」は非常に広い分野で、他の分野にも関係するところも多いことから、他分野のかたからもご意見いただければと思う。

(前田会長)

なぜこういう基準値になっているのかということについて、自己評価の実績のところで、わかる範囲でも示してほしい。そうすると評価がしやすい。

マネジメントに関しては、目標額と実績値の乖離が激しいため、評価していく中で別途伺うことがあると思う。

8次回開催日時(予定)

次回は6月2日(水曜日)午前10時から正午の開催とする。

開催方法・開催場所については、その時の状況により決める。


 

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