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更新日令和5(2023)年11月27日
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第10期第3回柏市行政改革推進委員会会議録
1 開催日時
令和3年7月7日(水曜日)午前10時~11時
2 会議形式
WEB会議
3 出席者
(1) 委員
石橋委員、影山委員、髙橋委員、寺本委員、花里委員、前田委員、柗冨委員(7人/7人)
(2) 市・事務局
鬼沢副市長、飯田企画部長、稲荷田企画部次長兼経営戦略課長、阿部情報・業務改善課長、他7名
4 議題等
- 外部評価の最終案について
- 後期基本計画における行政評価について
- その他
5 配付資料
6 議事要旨
(1)外部評価の最終案について
(前田会長)
本日は、第2回の委員会で委員の皆様から頂戴した意見等を元に、事務局がまとめた「外部評価の最終案」について、確認を行う予定となっている。
外部評価の最終案について、事務局に説明を求める。
事務局より、資料2に基づいて第2回会議で頂戴した意見の反映について修正箇所の説明を行い、以下のとおり意見が出た。
- 分野1 こども未来
(寺本委員)
前回意見した内容について十分に反映がされている。入園保留者の総数について、年齢別に区分した分析をして、保育施設等の整備計画を市民に共有できたら良いと思う。 - 分野2 健康・サポート
特になし。 - 分野3 経済・活力
(高橋委員)
前回内容が修正に反映されており、問題なし。
(影山委員)
修正内容について、問題なし。 - 分野4 地域のちから
特になし。 - 分野5 環境・社会基盤
(前田会長)
前回意見のとおり修正されており、問題なし。 - 分野6 安全・安心
(柗冨委員)
よりわかりやすい内容に修正されており、問題なし。
(寺本委員)
修正内容について、問題なし。どういう方にアプローチするかわかりやすくなった。 - 分野7 マネジメント
特になし。
(前田会長)
第2回柏市行政改革推進委員会の議論について、外部評価に反映されていることを確認した。本委員会として、資料2「外部評価(案)一覧」の内容を施策評価における外部評価としてよいか。
(全委員)
異議なし。
(前田会長)
本委員会として、資料2「外部評価(案)一覧」の内容をもって、施策評価における外部評価とする。
(2)後期基本計画における行政評価について
(前田会長)
「後期基本計画における行政評価について」事務局に説明を求める。
事務局より、4月から始まった後期基本計画に関する概要及び前期基本計画における施策評価を実施して感じた課題、後期基本計画においては、どのように評価を行っていこうと考えているのかを説明し、以下のとおり意見が出た。
(前田会長)
計画モデルだけでは分かりにくいため、ケーススタディを含めた事例等があるとより分かりやすいと思われる。
(事務局)
経営戦略方針に示したプロセスはアウトラインであり、具体的な事業については、年度ごとに行財政運営方針に定めている。行財政運営方針は、経営戦略方針に示す経営資源の活用方針を具体化したものであり、6つの分野における主要な政策体系を整理している。なお、行財政運営方針は、市のホームページにおいて、各分野の成果指標などとともに公開している。
(花里委員)
後期基本計画の基本的な考え方については問題ないが、経営資源の活用方針について、目標設定及び計画はこれから検討していくのか。
(事務局)
行財政運営方針では、経営資源の4つの活用方針について、具体的な目標設定を行っていない部分はあるが、当該年度の現状認識や優先課題等の方向性は示している。例えば、令和3年度における方針1「生産性・効率向上」については、新型コロナウイルス感染症対策を含む庁内各種業務の見直しを行い、ICTの活用による有効性検証など業務の効率化に関する方向性を示している。
行財政運営方針を展開していくにあたっては、内部管理部門と事業部門が方向性を共有しながら、各分野において取組を推進し、市民サービスの向上を目指していく。
(3)その他
(前田会長)
今後の施策評価の流れについて、事務局に説明を求める。
(事務局)
今後、各委員から頂戴した外部評価を踏まえて総括を取りまとめていく。報告書が完成次第、各委員に送付する予定だが、新型コロナウイルスワクチン接種に関する業務を第一の優先業務として柏市役所全庁をあげて取組んでおり、経営戦略課においても集中的に保健所の業務をサポートする予定があるため、報告の時期が遅くなる可能性がある。
(前田会長)
報告の時期について、承知した。
柏市経営戦略方針について、チャレンジングな内容が含まれている。新型コロナウイルスや大規模災害の発生等の外的な要因により、5年計画を計画どおりに進めること自体困難になっている。そのため、計画としては前倒しにして、5年計画の最初の1、2年で大半のことを進め、それをもう一度繰り返すようなことを実験的にやってみて、定着させるようなことが必要ではないか。最初にビジョンを示して、そこに到達していくということは、外的な要因がありすぎる現在において、実行できないとなってしまう危険性が高く、予め外的リスクを想定した実行計画とした方が良いと思われる。
(花里委員)
外部評価を踏まえた総括を事務局で作成し、完成した報告書を外部委員が確認する流れだと思うが、総括の部分も大事だと思うので、報告書が完成する前に委員の意見を示す機会を設けることができるか確認をしたい。
(事務局)
当初、事務局で総括を作成し、完成した報告書を各委員に送付する予定であったが、最終稿の前に案を示して確認していただいく形でもよいか。
(花里委員)
問題ない。また、中間評価では達成した事業の数値等の記述があったが、数値に対する目標達成度を中心とした総括になるのか、目標達成度以外も含めた包括的な評価とした総括になるのかを示していただきたい。
(事務局)
中間評価を実施した際は、各事業の達成率や進捗率等の数値的な評価が多かった。最終評価については、数値以外の包括的な評価についても実施したいと考えているため、事務局で案を作成した後、各委員から意見を頂戴したい。
(影山委員)
今後のプロセスについて、理解した。前期総合計画では目標の達成度について重点を置いていたと思うが、後期総合計画では社会情勢の変化に対する迅速な状況判断や軌道修正に重点を置いており、チャレンジングの内容ではあるが、非常に期待している。
市民ニーズや市民の声をいかに取り入れていけるかということに加え、それが社会全体の潮流と合致しているかの調整も重要になってくると思う。社会情勢を踏まえた方針提示など、柏市が計画を進めていくことで、近隣市にも良い影響があるのではないかと感じている。今後も、外部評価等で柏市と協働する機会があれば、より良い街になるように協力したい。
(鬼沢副市長)
これまで、3回にわたりご審議いただき大変ありがとうございました。各員から頂戴した意見及び指摘については、今後の後期基本計画に反映できるように、職員一同で尽力していきたい。今回、コロナウィルス等に対する柔軟な取組をするべきと多くの委員から意見を頂戴したが、社会情勢にあわせた機動的かつ柔軟的な行政運営を進めていきたい。
(前田会長)
以上をもって、行政改革推進委員会第3回会議を終了する。
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