トップ > 市政情報 > 市の情報 > 附属機関等(概要・会議) > 附属機関等の会議録・開催状況 > 生涯学習・市民活動 > 柏市公民館運営審議会会議録 > 令和6年度第1回柏市公民館運営審議会会議録
更新日令和6(2024)年8月23日
ページID39912
ここから本文です。
令和6年度第1回柏市公民館運営審議会会議録
1 開催日
令和6年7月29日(月曜日)午後2時から午後3時30分まで
2 開催場所
柏市教育福祉会館5階会議室A・B・C(柏市柏5-8-12)
3 出席者
委員
堀内委員長(議長)、阿部副委員長、伊藤委員、髙橋委員、鴇田委員、赤松委員、佐藤委員、宮川委員、矢澤委員、増田委員
事務局
吉田文化課長、坂口図書館長、高橋福祉政策課主幹、牧野中央公民館長、上杉主幹、鶴岡主事補、高野山生涯学習専門アドバイザー
4 次第
(1)開会
(2)委員長及び副委員長の選出について
(3)委員長あいさつ
(4)生涯学習部長あいさつ
(5)報告事項
- 柏市中央公民館利用状況(令和5年度、令和6年度(中間報告))
- 令和5年度柏市中央公民館事業実施報告
- 令和6年度柏市中央公民館事業実施報告(中間報告)
(6)協議事項
議題 中央公民館の情報発信能力の向上について
(7)その他
(8)閉会
5会議要旨
報告事項について、事務局から説明を行った。その際に表明された主な意見・質問は、次のとおり。
(佐藤委員)
「えがおのBUTUBUTU交換」という事業では、どんな品物が出たのか。
(牧野館長)
ラコルタ柏に来館し、気が付いた方が交換をされるためか文房具が多い。また、消毒液の補充用のパックや子供用の靴下など。スタートの品は、力作の折紙だった。
(佐藤委員)
実施時期は。
(牧野館長)
昨年度は年度末に実施。好評だったため、今年度は偶数月に実施を考えており、次は8月に実施予定。
(伊藤委員)
学生講師講座の「馬とふれあおう」は100名を超える応募者があったが、どのような抽選の仕方で行ったか。パソコンの抽選アプリを使用か。
(牧野館長)
ご応募いただいた方たちの名簿を作成し、名簿の番号と同じ番号札を箱の中に入れて番号札を引く方法。以前、ロビーで市民の方に番号札を引いていただくこともあったが、市民の方を煩わせるため、問題はないと判断して、機械的に職員が抽選を行っている。
(阿部副委員長)
中央公民館の利用状況は数字的には伸びていることは喜ばしい。この数年の間の利用の傾向に何か変化があったか。
(牧野館長)
数字的には伸びているが、団体の解散の申し出も若干あり、また、団体の構成人数が少なくなっていると感じている。
コロナ禍前より利用が伸びていると説明したが、最盛期の数字を超えるところまで届くかは懸念がある。
(堀内委員長)
団体数の減少は、所属する方々の高齢化などの影響があるのか。
(牧野館長)
新たに登録する団体もいるため、完全に減少しているわけでない。解散の届け出の際に、高齢化のため、活動ができないといったような声や記載がある。
(伊藤委員)
年齢層はどのあたりの層が多いのか。
(牧野館長)
頻繁に利用している団体は、比較的年齢層の高い方が多い印象である。
(矢澤委員)
よく公民館を使用しているが、音楽室がいつも使用されていて全然取れない。音楽室がもう1つあると利用され、利用率も上がると思う。音楽ができ、広くて使える部屋があまりない。
(伊藤委員)
よく使う団体と、なかなか使えない団体の差はあるのか。
(牧野館長)
登録団体の部屋の利用に関しては、毎月、システムで抽選になっている。
音楽の利用についは、前の審議会のときに、他に何か拡大はできないのかというお話をいただき、創作室というお部屋も音出しが可能な独立した部屋なので、音楽利用の方に拡大ができないかと考えたが、その矢先、その創作室からの音の漏れが気になるというご意見をいただいてしまい、利用拡大に関しては断念した。
音出しについては、音に敏感な方もいらっしゃるし、会議や講義の先生の話が聞きづらいといったようなこともあるので、防音を施さないとお貸しできないと考える。改装には費用が掛かるので、これ以上は厳しい。
(伊藤委員)
ホームページでホテルのように空室状況を提示して、予約を促してはどうか。
(上杉統括リーダー)
現在の予約システム上で空いてる部屋を確認することができるので、空いてる部屋を確認してから、利用されてる方もいる。
(赤松委員)
音が気になる方がいるとおっしゃっていたので、土曜日や日曜日だけなどの日をつくるのはどうか。フロアで音出しを分けることができないか。
(堀内委員長)
いろいろな工夫はあると思うが、予算と工夫でしのげるところはあると思う。何か補足の説明はあるか。
(牧野館長)
フロアごとということは想定したことがないと思うので、考えてみたい。
なお、今年度の「お昼に届けるminiライブ」も、基本的にマイクは使わないやり方で、今のところ実行している。マイクを使わないとライブのスタートと終わりが曖昧になってしまうといったこともあるので、ライブの方でも音の状況を確かめつつ進めている。
(堀内委員長)
いろいろ試行錯誤をして、その結果を見て、またもう一度やるという、PDCAサイクルではないが、そういうやり方をとっていかざるをえないかなと思う、また推移状況をご報告いただきたい。
(伊藤委員)
令和6年度の中央公民館の利用状況が、昨年度よりも増えたのは、課題解決をした取り組みの結果か。
(牧野館長)
コロナ禍を脱し、皆様の活動が活発になってきたというところが大きい。
(宮川委員)
予約システムを確認したら、中学生以上が予約をすることができるということだが、小学生が使うとしたらどこを使うのか。保護者の方が予約をして使うこともあるのか。小学生は今、自由に遊ぶ場所が本当になく、街の建物の隅に座ってみんなでゲームをしていたりする。彼らの居場所ができたらいいと思い質問した。
(牧野館長)
団体登録については、主たる構成員が子供であっても、代表者が16歳以上、どなたか保護者の方がいらっしゃれば登録ができるので利用可能である。
また、3階のオープンスペース、また社会福祉協議会で管理している2階の多世代交流スペースなどは自由に使うことができる。実際に去年、1日小さなお子さんがいらっしゃったという事例があり、ラコルタ柏コーディネーターが心配して声をかけたところ、親御さんもこちらに来てることがわかっているという状況がわかったこともあった。
(宮川委員)
小学生に遊べる場所のアピールをし、保護者が「ラコルタ柏に行ってるんだね」と安心できる環境であればすてきだなと思う。
(阿部副委員長)
先ほどの音の問題だが、柏全体で見ると、近隣センターが23ある。こういう大きい施設では全館利用などは難しいかもしれないが、小さい施設だと1日、音出しのチームでだけで使わせてあげるとかはやりやすいかもしれない。
協議事項について事務局からの説明後、その際に表明された主な意見は、次のとおり。
(伊藤委員)
情報発信ツールというところから離れてしまうかもしれないが、現在の問題点のところで、講座参加者の年齢層60歳以上の方が全体の3分の2という結果が出ていた。本校の学校運営協議会で、昨年、会長や委員からは、中学生と話す機会を設けていただきたいという意見があり、オンラインを繋いでビブリオバトルを見学いただき、その後生徒会の子供たちと協議会の皆さんと、今後の学校や柏市についてとか語り合う場を設けたのがとても好評だった。公民館でそういった企画、昔遊びを教えるとかも高齢の方は得意なので、参考にしていただいて、そういう情報をXやホームページで発信できるといいのかなと思う。
(赤松委員)
ネットの情報は細かくてもいいが、紙媒体に関しては、色々なチラシがあるところで、見て、1回で、これは何のチラシなのかがわかることが一番。興味のあるものに対して皆さんは手を伸ばし、持って帰ってくれる。
文字を詰め込み過ぎると見づらく、チラシに手が出しづらい。特に細かい字が見づらい。
(堀内委員長)
最近は学生も文字量が多いとまず最初から見ない。申し込み制のものは、大体申し込むときに必要な情報というのが共通している。その辺り少し検討の余地がある。
(宮川委員)
この定数がいかなかったものは、そういうイベントを求められて実施したのか、それとも市側が必要と思われて行ったのか教えていただきたい。
(牧野館長)
公民館側の方で考えて企画した。
苦戦したものとしてご紹介したもので言えば、「思いを形にしてみよう」は、3階の突き当りの館内装飾について、ラコルタというところを市民の方が参加して、盛り上げる場所にしたいという、リニュアル時からの考え方があるので、関わってくださる方を増やしたいと考えたもの。
リンクワーカーの講座にしても、障害者の学びと活躍の場づくりのためと書いてあるが、従来多かった障害者の方に直接参加していただく講座だと単発で終わりやすいため、社会との繋がりを作っていってくれるような人を育てる、そういう役割を提案する、そういうことをやっていくべきではないかと考え、講座を実施した。
(宮川委員)
私も、例えば、認定子供園で子供にとって今これが大事なんですよっていう話の企画をしても集まらない。そうではない、保護者が求めてるようなイベントをやり、さらに信頼関係ができてからであったり、そのイベントの中でそういう一部分を作ってしまったりする。
例えばSDGsって大事と思ったり、学校でやっていると言っても、自分からラコルタに行って勉強しようとなると難易度が高いかもしれないと思いながら聞いていた。こんな遊びができるんだよみたいなイベントがあり、楽しそうと言った先にSDGsがあれば、来るのではないか。また、そこから、今度はこういうイベントがあるからこっちも行ってみたらもっと深まるといったような方が、もっと人が集まりやすいと思う。
私はインスタグラムで発信をする係になっているが、どんどん文章を減らして、写真とデザインと色とで、工夫している。園もホームページのところにはお金をかけてわかりやすくしようとか、デザイナーにアドバイスいただいたりして模索している。
(佐藤委員)
お子さん方の遊び場の問題で、この2階にあるキッズルームはお子さんたちが遊びに来るとこなのか。子供たちが遊んでいるの見たことない。
高校生ぐらいの学生さんはたくさん来ているし、3階のオープンスペースも結構若い方たちが使っている。
お子さんの遊び場を小学生に開放してもいいではないかなと思う。大人が1人か2人ついてれば、迷惑もかけないと思うが、いかがか。
(高橋委員)
2階を管理してる立場からお話しするが、2階の親子スペースは安全面を考えて、乳幼児対象にさせていただいている。
ただ、夏休みは小学生が多世代交流スペースにいられることは少しずつ認知されつつあり、友達同士で宿題を持ってきたり、テーブルゲームを持って遊んでる子たちが少しづついる。
(赤松委員)
私は、夕方や夜間に来るが、結構あそこにお子さんを連れたお母様方とかが来て遊んでるのを見ている。使ってる時間が違うのかなと思う。お子様が自由にできるところがあり、いい場所だなと思い見ている。
(堀内委員長)
いろいろな利用を、年間を通して常にフル稼働するのはなかなか難しいだろう。対象年齢を絞る場合は、年齢で開催時期をある程度振り分けていくと言ったような工夫も必要なのかなと思う。そして、その情報発信の媒体をどうするのか、と。
増田委員などは、若い世代の目線として、そもそも広報をご覧になる機会があるのかどうかもお伺いしたいところだがいかがか。
(増田委員)
私自身こういう紙媒体で見ることはなかなか機会が減ってしまい、やはりスマートフォンで情報収集入手して友人に伝えることが一番多い。
SNSのXやインスタグラムの利用者さんが少ないのは、そのアカウントを作るのが、壁になってしまっている部分もあるのかなと思う。
先ほど、初めてのスマートフォン教室などの講座で、SNSのアカウント作り方などの教える場があったらいいのかなと思った。
(堀内委員長)
登録に係る手段をセットしたサービス提供というところだろうか。
(阿部副委員長)
私の活動主体はふる協だが、その中で、このツールが届く世界を考えていくと苦しい。町会・自治会のご年配の人はまだまだ紙媒体が届くし、若い世代にはSNSなどの形、ダブルでやるしかない。過渡期ということもある。
若い人を対象にする講座やプログラムと、高齢者を対象にするプログラムの広報の仕方を変えるということも考えなければいけないと思う。ツールを見直し若い人にダイレクトに届ける方法を考えていくしかない。学校を通すのも一つの方法。
(堀内委員長)
多様なご意見をいただいた。
情報発信の先を絞るのは、公益性などを考えると行政は難しいという特性もあるが、提供できるような形にするために、そのあたりも考えていかなくてはいけないということかなと思う。
また、人材養成講座みたいなものは、私の個人的な経験からは、人材育成したあと、この講座を受けた後でどこで活躍できるのか、逆に何をしなくてはいけないのかということがわからないと、そもそも問い合わせの段階で、結構職員が問い合わせに忙殺されてしまうこともあるので、そういった「さき」についても、わかりやすく情報提供するのも一つの方法であると考える。
6傍聴
傍聴者0人
7配付資料
令和6年度第1回柏市公民館運営審議会次第(PDF:46KB)
令和6年度第1回柏市公民館運営審議会資料一覧(PDF:33KB)
資料1.「令和5年度柏市中央公民館利用状況」(PDF:63KB)
資料2.「令和6年度柏市中央公民館利用状況(中間報告)」(PDF:61KB)
資料3.「令和5年度柏市中央公民館事業実施報告」(PDF:1,748KB)
資料4.「令和6年度柏市中央公民館事業実施報告(中間報告)」(PDF:640KB)
お問い合わせ先