更新日令和5(2023)年2月6日
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妊娠してから、お口の中に変化を感じていませんか?
妊娠期はお口の状態が変わりやすい時期です。
ママと赤ちゃんの健康のためにもこの機会に、お口をのぞいてみましょう。
さまざまな体の変化がありますが、お口の状態にも変化があります。
ホルモンのバランスが変わり、唾液が酸性になります。
十分に歯みがきが出来ない妊娠中は、むし歯や歯周病になりやすい要因がそろってます。
□お口の中がネバネバする
□お口の渇きが気になる
□冷たいものや熱いものがしみる
□歯ぐきから出血する
□歯ぐきの腫れや痛みを感じる
□口臭が気になる
□気分が悪くて、歯みがきが簡単になってる
□間食や飲み物で甘いものが増えた、回数も多くなった
□たばこを吸う
□歯の間に食べ物がつまる事が増えた
□以前治療した歯が痛む、むし歯がある
□1年以上、歯科に行っていない
むし歯、歯周病のリスクが高いでです。
まず、丁寧な歯みがきを心がけましょう
念のため、受診をお勧めします
妊娠している女性が、歯周病に罹患している場合、低体重児および早産のリスクが高くなることが指摘されています。そのリスクは約7倍であり、タバコやアルコール、高齢出産などよりも高い数字です。歯周病は、治療可能なだけでなく、予防も十分可能な疾患です。生まれてくる赤ちゃんのために、歯周病予防を行いましょう。
NPO法人日本臨床歯周病学会HP参照
1~2時間は、飲食は控えましょう
お口の中の全ての歯垢をきれいに除去できた状態を100パーセントとするなら、歯ブラシで磨いた場合はたった約60パーセントしか、歯垢が落とし切れていないってご存知でしたか?
歯ブラシでは、ブラシが届く歯の表面しか歯垢を除去できないため、ブラシが届かない歯と歯の間は、まったく磨かれていないことになります。
そのため、日頃のデンタルケアには、歯ブラシが落とせない歯間部の歯垢をしっかり落とすデンタルフロスが必要になります。糸状のデンタルフロスは、狭い歯間にも入り込むことができるため、歯みがきの際に歯ブラシと併用することで、歯垢の除去率は80~85パーセントほどにアップします。
(注意)歯間ブラシは、歯肉が下がり隙間があいてきてから使うようにしましょう
妊娠中に歯みがき指導をうけた場合は、受けなかった場合に比べ、子どものむし歯の発症は3分の1に減っているといわれています。
歯科医院はこちらを参照(柏歯科医師会ホームページ)(外部サイトへリンク)
妊婦歯科検診は全額自己負担となりますが、駅前すこやかプチルームでは、歯科衛生士による歯科相談を実施しています。予約制となっていますので、詳しくはこちらをご覧ください。
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