更新日令和8(2026)年7月21日

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令和7年度第3回柏市在宅医療・介護多職種連携協議会会議録

1開催日時

令和8年3月13日(金曜日)午後7時から午後9時まで

2開催場所

柏地域医療連携センター(Webと参集のハイブリッド形式)

3出席者

  1. 委員
    松倉座長、古賀委員、織田委員、石橋委員、金江委員、寺田委員、藤田委員、齊藤委員、大塚委員、ワーファ委員、佐野委員、土谷委員、狩野委員、小林委員、堀田委員、西田委員、志村委員、中村委員、横尾委員、柴田委員、宇佐見委員、笠原委員、日笠委員、中川委員、青柳委員、飯島委員
    (欠席)土橋委員、辻委員、荒木委員、高林委員
  2. 行政
    高橋健康医療部長、宗得健康政策課長、竹本高齢者支援課長代理、小出地域包括支援課長、鞍橋救急課長
  3. 事務局(地域医療推進課)
    岡村次長兼課長、熊井専門監、林専門監、飯塚副主幹、井上主査、野﨑主任、吉田主事、山本主事、山田主事

4議事等

  • 柏モデルガイドブックの改訂内容について
  • 報告
  • 団体トピックス
  • 総括

5配布資料

6議事 要旨

(1)柏モデルガイドブックの改訂内容について

事務局

資料1に沿って説明

古賀委員

 たくさんの方々のご意見をいただきまして、今のこの三部作ということになっています。発行までそんなに時間はないんですけれども、少しでも発行までの間に、良いものを作ろうと思っています。少しでも改訂できることがあれば、少しずつ変えていきたいなと思っていますので、ぜひ皆様のご意見をいただければなと思います。まず市民編は、広く置いていただいて、元々似たようなリーフレットがあったので、それを今回、柏で在宅医療を上手に受けるためにはどういう風にやったらいいのかという「取扱説明書」のようなイメージで作成しています。どうしたら在宅医療を利用できるのか、どういう人が利用できるかをわかりやすく書いているものになっていると思います。それから、多職種編については、これまでの第2版までに記載がありますが、そこを活かしながら、新しく見方を変えつつ、4場面ごとの約束ということで、入退院の時にどうしようか、日常の療養支援についてこういうことを大事にしましょうという点を中心に、従来のルールをわかりやすく絵も含めて書いています。初めのパートに、今までも使っていた病院と訪問のルールについてもしっかりと書いてあります。加えて今回施設の方にもご意見いただいた中で、今までに内容として入っていなかった、救急隊を要請した際にどういう風に対応するのかといったことだったり、こういうことを伝えましょうということやチェックリストも入れています。この部分は、救急隊のかたや施設のかたのご意見をいただいた上で作っています。また、最後の部分にある柏市の在宅医療の取り組みについては、これまでやってきたことだったり、今までの歴史も踏まえつつ、第1版、第2版を引き継いで作っています。また、第3章の部分には、在宅医療を推進するための体制ということで、今回新しく医師会、歯科医師会、薬剤師会を中心にたくさんのかたに作成をいただき、それぞれの団体紹介の内容を作っています。全体として、市民編は市民の方にたくさん見ていただくということ、多職種編は専門職に見てもらう内容、総論編である在宅医療の取り組みはボリュームが大きいので、配布はあんまりしないと思いますが、QRコードで見れる形にしておいて、市民のかたでも多職種のかたでも見てもらえるようにしておき、特に多職種のかたには研修に使ってもらってもいいのかなという風に考えて作っております。私からは以上です。

松倉座長

 ありがとうございました。一番最初のワーキングで動いたコアグループの中で話をしたときに、当時在宅を一生懸命やっておられた平野清先生が辻委員と同じ歳でよく話題にはなりましたけど、立ち上げのときはみんな凄い熱量があり多くの先生や多職種の皆様を集めて、1症例1症例を話し合ったり、また東京大学も入ってくださっていろいろ検討しました。そういう熱量をこれからもう1回作るのはなかなか難しい部分もありつつも、それをきちっと踏襲してやろうという話が1つ。もう1つは、施設も多様化しており、サ高住や老健等様々な施設ができてくる中で、外国人も入ってきたりしており、そういう今の時代に合ったものを作らなければいけないということです。古賀委員を座長として、いろいろな多職種や行政と一緒に作成に取り組んでくださっております。顔の見える関係会議の中ではいろいろな意見を出すかたもいて、文字ばかりでつまらないと言われてみたりとか、歴史のところはいらないんじゃないのかという意見もありましたが、やはり歴史を踏まえた上でやっていかないと、例えば、私も参加しましたが主治医副主治医制度というものも意味があるのかみたいなことを聞かれたりするんですけれど、これは元々柏モデルを作ったときに国が考える方向性にも入っていたものですから、そういうのはちゃんと残しながら、一方で、新しいものを取り入れてということでやってきたんですといった話があります。ぜひ、いろいろな皆様からの意見を取り入れて、古賀委員の元で、しっかり作ってくださればと思っています。それでは、医師会からなのでまた古賀委員になりますがいかがでしょうか。

古賀委員

 ありがとうございます。作っている側ではありますが申し上げます。これ(改訂版)を作成した際には2040年を見据えて始めています。実際第1版を作り始めた当初は、医師会、柏市、UR都市機構とで話し合っていた時代ですが、在宅医が全然いない中で、どのように在宅医を育てるかということを考えいました。主治医副主治医でみんなで支えましょうだったり、自院がかかりつけになった患者が動けなくなった際には訪問しましょうとか、その先生1人だと本当に大変だから多職種も患者を支えるために一生懸命やっていきましょうということでできたものが柏モデルだと思います。3月の初めに厚労省から新しい診療報酬改定が出ており、その中の厚労省が作っている2040年に向けた具体的な形は少し違うのかなと最近感じるところではあるんですけれども、ただ、現在の柏市をみても、今後在宅の高齢者が増えることは確かなので、そこに対して、多くの診療所が行くのか、あるいはかかりつけ医がちゃんと診ていくのかという点は非常に大事な問題だと思いますし、柏モデルは、このモデルとして素晴らしい形がありますので、その点はこのような場でしっかりと伝えていきたいなと思っています。

松倉座長

 ありがとうございました。続いて柏歯科医師会の寺田委員、よろしくお願いいたします。

寺田委員

 ありがとうございます。柏歯科医師会の寺田でございます。今回の改訂で、前回までの内容で少し見にくいと感じていた部分があったので、見やすく変わったということと、訪問歯科診療もこれから確実に増えていく分野でありますので、歯科衛生士も三人体制にしてというところ、さらには訪問歯科診療ができる開業医が増えていかなければいけないので、そういった勉強会を今始めているというところでございます。以上でございます。

松倉座長

 ありがとうございます。前回の連携協議会でも言いましたけれども、我々が15年前にスタートしたときに、すでに歯科医師会は在宅や高齢者の指導をしておられました。我々が逆に参考にさせていただいたところもありますし、一緒に歩んできた仲間でもありますので、ぜひ引き続きよろしくお願いしたいと思います。続きまして柏市薬剤師会の齊藤委員お願いいたします。

齊藤委員

 柏市薬剤師会の齊藤です。この資料を見させていただいて、本当に皆さんのご苦労というか、知恵を出し合って作ったんだなっていうのが凄くよくわかりました。3部作に分けるというのも凄く斬新だなと思いました、例えば内容に2次元コードを入れたりして、わかりづらい部分はそちらでさらに細かく見れるようにするというのは、非常に良いなと思っております。薬剤師会としましては在宅医療に関して、先程お話にあったワーキングの中でも意見としてありましたが、ケアマネジャーとの関係が薄いというようなご指摘があったりしたので、そういうところをしっかり我々も取り上げて、自分たちの活動に生かしていけたらいいなと考えております。特に、知ってもらうというところから今一度、進めていこうというような話し合いを理事会でもしております。以上です。

松倉座長

 ありがとうございます。各職能団体の中でも、過去の経緯を知らない人たちも実はたくさんいて、そういう意味でもこういうものを通じて、先ほど古賀委員が仰られたように、研修会などにも利用してもらえば良いのではないかという話が出ています。もちろん介護職の方々の研修会での活用というのも想定していたんですけれども、それだけでなく様々な場で見ていただくと良いのかなと思います。ありがとうございます。続きまして訪問看護ステーション連絡会のワーファ委員よろしくお願いします。

ワーファ委員

 ありがとうございます。救急搬送時の注意事項など、必要な情報がかなりわかりやすく掲載されているので、慣れない訪問看護師などが救急搬送の対応をする際や、施設の方だけではなく地域で活動する訪問看護師にとっても、すぐに活用できる内容になっているなと思いました。また、先日精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの検討会議に参加したんですが、8050問題や精神疾患の人も地域での生活体験をより進めるという観点から、こちらでの会議と同じように幅広い連携が必要という意見が多く出ておりました。訪問看護は高齢者施設、それから精神身体障害、小児など多岐にわたる支援と連携をこれまでも展開してきており、その必要性を感じています。元々取り組んできた地域包括ケアシステムだけでなく、様々な分野との連携が、この改訂の中で多く謳われており、そういう視点が盛り込まれているというのは、先ほど委員の方々が仰られたように、2040年に向けた新たな柏モデルとして、とても意味のあるガイドブックができてきてるなと感じました。以上です。

松倉座長

 ありがとうございます。救急隊とのやり取りの部分にはいろいろなものがあります。例えば施設自体に1人しか職員がいない場合はどうするのかといった話だったり、救急隊自体がこういうことをわかっておられない場合もあるので、お互いを知るということが、本当に柏モデルにおける多職種連携のいいところかなと思いますし、これから高齢者が増えてくると、そこには当然意思決定支援の話や、救急搬送をどうするのかといった話も出てくると思います。様々な問題をはらんでいると同時に、国の方向性としては、小児と障害という分野に対しても、地域包括ケアがやらなければならないということになっているので、行政においても、地域医療推進課だけではなく、他の部署も含めて一緒にやっていかなければならないのかなと思います。ぜひ皆、情報共有をしてお互いを知って、なおかつ知恵を出し合ってということかなと思います。ありがとうございます。続きまして柏市介護支援専門員協議会、狩野委員よろしくお願いいたします。

狩野委員

 いつもお世話になっております。柏市介護支援専門員協議会の狩野です。今回柏モデルガイドブックの第3版ということで、率直に非常にトリセツとして見やすくなってるなという印象を受けております。かつ、市民編、多職種編、総論編の3部構成が予定されているということで、目的に応じてそれぞれの冊子が手に取りやすくなっているという印象を受けております。特に多職種編では、約束という表現を用いていて、行動に結びつきやすい内容が整理されているなという風に思いました。全体を通しまして、この資料から、在宅医療介護の連携を円滑に進めていくためにはやはり情報共有が不可欠であることと、利用者、ご家族のご意向を尊重しながら、多職種のかたと連携を深めていく必要性であったり、ケアマネジャーとしての役割の重要性を改めて再認識しております。今後このガイドブックの内容が、現場の実務と直結して利用者や関係者にとってわかりやすいものになることに加えまして、新人が入ってきた場合の新人教育であったり、職員研修での活用も期待しているところでございます。介護支援専門員協議会としましては、これからも安心して暮らせる環境を整えるために、情報共有であったりチーム連携を積極的に行いまして、ケアマネジメントの質の向上を、これからも継続していきたいと思っております。以上です。

松倉座長

 ありがとうございます。今回のガイドブックを見ていただくとわかるんですが、ガイドブックではなく、トリセツであったり、場面ごとの約束という言葉が入ってます。ルールであったりガイドブックという言葉ではなく、そういった表現、言葉を選ばれたということは工夫されていると感じる部分です。今、委員から大切な情報共有の話をいただきました。実はケアマネジャーさんがお金のコントロールやプランを作っているということになりますが、本当は情報共有の中心になっておられる部分もありますから、ハブという言い方はちょっと冷たい言い方ではありますが、、情報共有の中心でいらっしゃるケアマネジャーがいろいろなところを、医師、看護師、家族、患者さんの情報共有しながら、いい医療介護を作っていっていただけるのかと思ってます。ぜひそういう視点でもこのガイドブックの見直しをしていただけるとありがたいと思います。続きまして病院側のコーディネートを中心にやってくださってる病院ソーシャルワーカーの堀田委員よろしくお願いします。

堀田委員

 よろしくお願いします。今回象ごとに分冊化したことによって、目的等が明確になったように感じています。特に資料の1-1いわゆる市民編ですが、こちらについて、在宅医療のイメージですとか、そういったものの緩和や利用ルートといったところが非常に見やすく、具体的になってるので、おそらく僕らも実際の業務の中で、こちらのトリセツを用いて、患者さんにご説明ができるようなレベルになってるんじゃないかなというふうに感じています。僕らMSWはどうしても入退院や外来での支援で多くの関わりがあるので、特に多職種編のトリセツというものを、各所属機関でどのように浸透させて機能を活性化させていくかというのが課題かなと捉えております。本年度も地域医療推進課の皆様と協力させていただいて、地域連携担当者会議などで協議を重ねていったという背景があるんですけども、どうしても人材不足が叫ばれてる中で、既存の会議体系を工夫しながら、なるべく多くの意見を取り入れてつつ、多職種編に記載されたルールを各所属機関の体制や規模、またMSWの立場なども鑑みながら、各機関で浸透させていけるように継続して取り組んでいきたいと思います。以上になります。

松倉座長

 ありがとうございます。この分冊化については本当に思い切ったものではあったんですけれども、顔の見える関係会議の中で、このような3つの系統に分けた方がいいんじゃないのかというご意見が出ました。特にこれまでの取り組み部分については、もうちょっとボリュームを落としてもいいのではないか、たくさん記載が市民は読まないし、多職種の皆さんも最初にあると見ないよねという意見も出ました。一方で、こまでの成果や振り返りとして、形としては残しておきたいということで、分冊化し、作成に多大な労力を払った上で作り直したということが背景にあります。柏の良さは、顔の見える関係会議やいろいろな多職種の話し合いの中で、意見が出たことで良いと思ったらそれを取り入れて、やろうよという姿勢が取られることです。これはとても素晴らしいなと思います。お話の中でも仰っていられましたが、病院のソーシャルワーカーは実は人手不足で本当にお忙しい一方で、彼らがいるからちゃんと病院からシームレスに在宅に移行ができるんだというところもありますので、ケアマネジャーと同様大きな情報共有の中心的存在でおられますから、しっかりやってくださるとありがたいと思います。続きまして在宅リハビリテーション連絡会の西田委員、お願いいたします。

西田委員

 お世話になっております。トリセツに関しましては、皆様のご意見ありました通り、すごく見やすくなったことと、市民向けということで薄くなったので、やはり手に取って見やすいこともあり、見ていただけるんだろうなと期待をしています。リハビリ専門職の視点から言いますと、目の前の利用者さんや患者さんのことで日頃手一杯で、多職種との連携という頭はありながらもなかなか現場ではできないこともあるかと思います。その中で、こういったトリセツを使いながら多職種の皆様に見ていただきつつ、こういう風にできているんだやっているんだということがわかるというのはとてもありがたいなと思います。また、重度化予防という観点から、シームレスに在宅病院から在宅に、退院時においても入れるように共通の認識を持てるというところはすごく大事かなと思っておりますので、連絡会でもこのトリセツを周知していきたいなと思っております。以上です。以上です。

松倉座長

 ありがとうございます。市民向けの作成については、記載量が多いと読んでくれないよという意見もあり、作成が行ったり来たりすることもありました。2次元コードで見せればいいという意見もありましたが、本当に高齢者の皆さんが読み取りできるのかということもあったり、2次元コードを載せながらでもできるだけわかりやすく説明を載せようという話がでたりしました。一番最後のページを見ていただければ、非常に集約されておりどこに相談すればいいのかという質問の中で、はい、いいえ形式で選択が流れていくような、パッと見てシンプルな形になっていると思います。こういったものも、皆さんの意見の中で作られてきたものだと思います。同時に、西田委員はたくさんの訪問リハビリのスタッフと一緒に病院の中に入ってこられて、病院側のリハビリのスタッフも巻き込みつつ、当初から柏モデルのシームレスな連携について仰ってくださいました。確かに、リハビリがどこまでできてるんだ、家に帰ってからどういう生活ができるのかというのはとても大事ですし、そこをしっかりやっておかないと、せっかく引き上げた運動能力が落ちちゃったりしますので、そういうお考えの元、最初から取り組んでおられたことを活かしてくださってるんだろうなと思います。引き続きよろしくお願いいたします。続きまして認定栄養ケア・ステーション柏市連絡協議会、中村委員、よろしくお願いします。

中村委員

 やはり3部に分けて正解だったと思います。市民向けのトリセツで在宅医療を支援してくれる人ってこんなにいるんだということをまずわかっていただけることと、あと2次元コードから詳しい説明を見ていただけること、ご本人は無理でも、その担当になったケアマネジャーやキーパーソンのご家族のかたが見ていただけるというのはすごく良いことだと思います。今まで栄養士は顔が見えてないという風に言われいて、どこにいるの、何をやってくれるのということがなかなか浸透できていなかったので、市民のかたにご理解をいただけるんじゃないかなと思っております。それから、在宅医療は何なのかということがすごくよく記載されていて、費用はどのくらいなのかや往診と違うんだということが強調されているので、市民のかたにスッと入っていくのではないかと思います。在宅医療の取り組みと分けていただいたのはとてもよかったし、一番最初の1ページのところに、我が家と地域、病院と病室が記載された表を載せていただいたのはとてもいいことだなと思います。入院していなくても、「こうやってお医者さんが来てくれて多職種も来てくれるよ」というのが図解があってとてもよかったと思います。以上です

松倉座長

 ありがとうございます。本当に私自身も、この柏モデルの事業に携わらせていただいて、栄養士さんの訪問であったり協議会であったり、そもそもそういう職種の方がいらっしゃるんだということ自体を初めて知りました。国は、この栄養管理についてすごく大事に思っており、いろいろなところで加算をつけるなどの取り組みにをやってはいるわけですから、柏モデルにおいては、当然欠かせない存在だと思いますし、ここをうまくどう利用していくのか、ないしは各診療所で栄養士さんを抱えることは当然無理な話なので、連携をいかに取っていくのかということが大事だと思います。やはり最後まで自宅で美味しいご飯を食べられるという状態を目指しているわけですから、とても重要な役割かなと思っております。引き続きよろしくお願いいたします。続きまして柏市サービス事業者協議会の横尾委員、よろしくお願いいたします。

横尾委員

 この冊子を拝見し、3分冊にしたのは、それぞれの立場で内容を見ることができるので非常によかったかと思います。先日、地区の懇談会というものをふるさと協議会を通じてやったんですが、やはり市民のかたに聞くと、高齢者施設というと特養も含めてすべて1つみたいなイメージで、例えば、看護師と医師がいる老健、看護師など医療系の職種がいないグループホーム、特別養護老人ホームなど、実際は全然違うもののそのあたりが理解されていないいんだなということが、お話しをしていてよくわかりました。そういう意味では多職種連携も、今言った施設によって連携の仕方が違うのかなということも感じているところなので、そのあたりも含めて、市民のかたにわかっていただけると非常にいいのかなと思っています。それから、せっかくいい冊子ができたので、先ほどもお話しがありましたけれど、どんどんこの地域の中で研修を含めて活用しながら理解を深めていくということが非常に必要なことかなと思っているので、これからどのように活用していくかとことを検討していく必要があるのかなという気はしております。以上です。

松倉座長

 ありがとうございます。仰るように、施設は特別養護老人ホームないしは老人ホームというイメージで皆さん捉えるんですけれど、特にサービスに関しては濃淡がとてもあって、看取りや緩和のところまでやっているところもあれば、サービス付き高齢者向け住宅のように1人だけが見守りだけをするところ、さらにはサービス付き高齢者向け住宅の中にも特定施設というのがありそこには看護さんがいたりとすごく複雑でわかりにくいので、救急隊ですら老人施設という風に一括りで見たりしますので、市民のかたがわからないというのは本当に仰るとおりかなと思います。地域の中で理解を深めるということがとても重要だと思いました。決して我々多職種だけではなく、市民の皆さんにもちゃんと理解をしていただいて、どのような利用をしてもらえばいいのかということがとても重要かと思いますし、もう1つ、その作ったものをどうを利用してもらうのかというお言葉は本当にそのとおりで、どうしてもいろいろなものを作ると、作るだけ作ってお終いになってしまうといくことも往々にしてありますので、そうではなく、いかに活用するのかというところを、本当にみんなでまた考えながら2040年まで使えるものを一緒に作っていけたらと思います。貴重なお言葉ありがとうございます。続いて、地域包括支援センター笠原委員お願いいたします。

笠原委員

 柏西口地域包括支援センターの笠原です。よろしくお願いいたします。ガイドブック改訂につきましては、各包括のセンター長さんにも意見をいただいております。まずは市民向け、多職種向け、総論編と分割したことで、明確な内容となって使いやすさが向上したという意見が多く上がっております。続いて具体的なことになりますけれども、市民編につきましては、コンパクトにまとまっていて要点がすっきりしてわかりやすくなったということが第1に意見として挙げられております。その一方市民編として、利用される側の目線で考えた際に気づいた点ですけれども、まず1つ目に、具体的な医療費について知りたいという相談を受けることがありますので、2次元コードを活用した具体例の説明があるとさらにわかりやすくなるのではないかと思われます。2つ目に、どんな人が利用できるのいうところで、四角の5つ目の、「お1人での通院が困難でご家族などの同席が必要なかた」につきましては、利用する際には、家族の同席を求めますという意味合いになるのかという疑問を感じました。3つ目に、どんなことができるのいうところですけれども、上2行の文章と、3行目の「医療保険を利用して病院と同じような一通りの医療を受けることができます」というのは、同じ意味合いのことだと思われますので、市民のかたに対してはシンプルにお伝えした方がわかりやすいのではないかと感じました。次に、多職種編につきましては、現行の第2版よりもとても見やすく、場面ごとの約束にあるように、「だからこうしよう」がとてもいいと思います。特に16ページの4、お互いを思いやる部分や退院日の調整についてはとても重要な部分であるため、この内容を見ることで各関係機関だけではなくて、本人やご家族とともに、退院後の生活について考えながら進めることができると思われます。他には、先に申し上げた「だからこうしよう」の次に続くページがちょっと見づらい感じがするであったり、多職種連携として障害や小児分野も加えてみてはどうかという意見も挙がっておりました。総論編につきましては、これまでの取り組みと、現状でどのような体制がとられているのかがよくわかる内容にまとまっていると思われます。またそれぞれの冊子に対する対象がわかりやすくなるように、例えば市民用とか、専門職用という表記があるとさらに使いやすくなるのではないかという意見も挙がっておりました。以上となります。

松倉座長

 ありがとうございます。市民の窓口でもあり、実際にいろいろな相談を受ける中での具体的なご意見をたくさんいただきました。この柏モデルは、それこそにいろいろみんなで考えて作ってきました。でも、15年経過しこれが当たり前となり、インフラとして柏に根付いています。それについて、実はこういうことを考えてやってきたんだとかこういう人たちがこういうことをやっているんだということをもう一度、現場にいらっしゃる皆さんが読んでそれに対して意見を言うというのは、知ることと同時に、これを改善するという点でとてもいいことと思います。各支援センターのセンター長が集まってお話しをされたということ自体が、やはり柏モデルだからできることなのかなと思いますし、そこで出てきたご意見はぜひまた取り入れていきたいと思いますので、今日ここでご発言いただいたこと以外にも、何かあれば事務局にお知らせいただければありがたいと思います。また少し大変かもしれませんが、頑張ってそれを取り入れてつつ、より良いものにしていけたらと思います。ありがとうございます。続いて社会福祉協議会の中川委員からコメントをいただきたいのですが、ここで欠かせないところは、市民の立場としての視点や、市民の一番の窓口になっておられるのは社会福祉協議会であるということです。相談件数を見ると、一番多くなっております。相談を受けているのは行政の窓口や地域包括支援センターなどいろいろなところがありますが、実は社会福祉協議会が倍以上相談を受けているところです。代表としてこの会議にずっと出てくださってる中川委員からコメントいただいてよろしいでしょうか。

中川委員

 よろしくお願いします。トリセツ3つのご説明がありましたけれども、私も非常にこれはいいかなと思っております。特に市民編について、こちらを今後いかに浸透させていくかということだと思います。実は在宅医療について私が住んでいる地域で在宅医療の講座をやっています。これは去年からやっており今年も1月にやったんですが、定員60名のところ、当日は100名ぐらいきたという報告を受けました。やはりこういったことを、地区社協やあるいは高齢者が集まる場、そういったところに来る方々に冊子を見てもらったり、在宅医療に関する講座をやることによって周知ができるんではないかなと思っています。他にも、例えばいきいきセンターなどの施設に送るなど、市民との接点が多い場所を上手く活用し今後周知をしていくかということが大事かなと思っています。以上です。

松倉座長

 ありがとうございます。まさに、市民編を浸透させていくということが、なかなかこれまで柏モデルでもできなかったことです。市民啓発という点では、啓発・広報部会というものがあり、織田委員から石橋委員、そして古賀委員もすごく工夫を凝らしながらやってこられたんですが、なかなか浸透には多くの課題があります。それを市民側から、市民講座だとか地区社協のお力を借りて広めていくというのがとても大切なのかなと思いますし、実際の相談件数を見ていても社会福祉協議会が一番多いので、社会福祉協議会の皆様の、在宅医療に対する理解と同時にこれを浸透させていこうという意気込みに、市民啓発の部分をかなり頼りたいなとも思ってますので、情報共有をしながらしっかりやっていけたらと思います。よろしくお願いいたします。最後に、前回の協議会でも、我々が作っている在宅医療広報誌「わがや」についてあまり見られていないということを、現場のご意見として辛辣ではありましたがとても重要なご意見としてくださり、こういう風にしたらいいよというアドバイスまでいただけました。ふるさと協議会連合会の青柳委員、よろしくお願いいたします。

青柳委員

 冊子を見させていただき、これだけのものが「わがや」のように仮に全世帯に配られると、読まれる率はどれくらいなのか、また個別に配布されると非常に読む機会が高まるなと今までずっと考えていました。今後もし全世帯へ配布となると、町会の役員さんが個々にポスティングしてくれると助かりますが、町会の回覧で一部ずつ取ってくださいというような形では読まないよなとか、そういうところは今もいろいろ考えてはいるんですが、「わがや」を例えに出すと、やっと近隣センター等にも置く、あるいは町会等への配布も個別にやってくれるようになって、少しずつ日の目を見るようになってきています。今皆さんのご意見聞いた中で、包括支援センターに相談に行ったときに、果たしてセンター全職員が、窓口で配布できるのかという懸案は残りますが、もし本当に窓口でも配布を行えるのであれば、市民は困ったときに包括支援センターへ行きますので、センターの職員の皆様にはぜひ配布に協力していただければ助かると思います。また、民生委員さんとの繋がりについては、社会福祉協議会の管轄になりますので、民生委員さんにも、例えば古賀委員から簡単な研修会をしていただくことによって、意識が変わるのではないかと思います。また一般市民の視点として、二次元コードは、高齢者でもスマートフォンを使っている人は多いと思いますので、こういう形とってくれるのはとてもありがたいなと思います。私共もいろいろな会議の中で周知を行っていきたいと思っておりますし、逆に私共が開催している協議会に対し依頼をしていただければと思っておりますので、これからも啓発活動についてしっかりと取り組んでいきたいと思っております。

松倉座長

 大変心強いお言葉をいただきました。実はガイドブックを3部編成に分けたのは最近で、予算としては当初の2部編成の印刷分しか取ってない状態でした。残念ながら1回目の印刷についてはそんなにたくさん刷れないんだみたいな話がありましたので、最初だけ回覧になるかもしれないですが、今後さらに増刷をして、できるだけ多くの皆さんの目に触れる形をとりたいと思います。同時に、今とても大事なことを仰っていただきましたが、対応する側にきちっと内容を共有しなさいということです。もちろん地域包括支援センターだけではなく、柏の在宅医療に関わる人たちが市民に説明する際に、説明者ごとに違うことを言ってしまうと、あの人はこう言ってるけどこの人はこういったという事態になってしまうので、ぜひこれは共有しておきたいと思いますし、同時に社会福祉協議会の皆様にも大変申し訳ないところではありますが、相当数の相談を窓口で受けてくださってるので社協の皆様も含めて、みんな一体となり、窓口側ないしは実際に診療、介護にあたる人たちの対し、各職能団体を通じて内容を共有できればいいなと思います。本当にいろいろな意見が出ており、参考にしつつ「えいやっ」というところも大分たくさんありましたが、この1時間の協議会の中でもたくさんのご意見をいただきました。残りの時間で改善していけたらと思いますし、この協議会が終わった後も、もしこうした方が良いというものがあれば事務局にいただけるとありがたいと思います。それらのご意見は、コア会議やワーキンググループを通じて検討改善していきたいと思います。みんなで作るという姿勢が、このガイドブックにはとても大事なのだと思います。それではその他、会場及びZoomでご参加のかたからご意見等ございましたらいただきたいと思います。いかがでしょうか。

青柳委員

 一番最後の資料、「災害に備え、食の見直しを」は非常に参考になりました。レシピが書いてあったり、これを揃えるのはこういうことだから揃えた方がいいですよという形で書かれており、とても参考になるなと思いました。先程ご意見で出たように、管理栄養士さんが関わるのは非常に大事な部分で、例えば誤嚥を防ぐための食事の仕方などを実際私も見ている中で、いざ災害時という場面を含めて検討をすることはとても大切だと思いました。私共も啓発をしていきたいと思っておりますけれども、このような資料が近隣センター等に並んでいると結構見られるのかなと思います。

松倉座長

 青柳委員ありがとうございます。団体トピックスの中で、中村委員から説明をしていただくんですけれども、多分、本日発表に出してよかったと思ってくれてると思います。現在はネット社会で、なんでもネットやAIで見たりということができますが、実は、皆さん地区社協及び地域包括とかに来て、我々が一生懸命取り組んでるものについて見ていただいたり、二次元コードも結構使えるんだよというご意見もいただきました。せっかく我々がこうやって作ってるものですので、しっかりと柏のリアルな情報として伝えていけたらと思います。議事については以上となります。

7報告

報告(1)各部会の取り組みについて

ア 多職種連携・情報共有システム部会

事務局

資料2に沿って説明

織田委員

 織田です。多職種連携・情報共有システム部会ですけれども、今回に関しましては2年間の1つの区切りということで、2年間のまとめということになっております。スライド7がこの2年間の流れとしまして、カシワニネットをいかに効果的に使えるかということで、現状分析をするところから始め、課題を出し、それに対して2つの柱を考え、操作とカシワニネットの活用という柱で今年はやってきたいうような流れになります。部会長としましては、やはり地道に少しずつ各取り組みをやっていく中で、カシワニネットID保有者数などが過去最高になってきているものの、ただ一気にわっと上がるようなものではないので、これからも地道に啓発活動を続けていく中で、必要性を感じていただけるようにしていくことが必要かなと思っております。事務局からもありましたように、今はカシワニネット以外の情報共有ツールもたくさんございますので、その中で、いかにカシワニネットをまず使っていただくのか、アンケートなどを見ますと、使ってみるとやはり使いやすいとか、使ってよかったという意見も多いので、まず触れていただく機会を増やしていくということを来年度以降も続けていけたらいいかなと思っております。以上です。

松倉座長

 ありがとうございました。カシワニネットについては柏で作られたものですので、ぜひ利用していただきたい一方、そうは言っても他のツールも利用されているということで、両面について今後の活用のあり方をご検討いただいてるということですね。ありがとうございます。では続きまして、研修部会について事務局から説明をお願いいたします。

イ 研修部会

事務局

資料3に沿って説明

古賀委員

 研修部会の古賀です。スライド3を見ていただくとわかるんですけれども、やはり、時間体によって参加できる職種が全然違うということが、今回本当に気付きになりました。いつも通りの19時から20時半という時間は、医療職が多かったです。一方で、夕方の時間は介護職がすごく増えており来やすい時間だったんだなということがわかりました。Zoomの開催方式にすることでいろいろなかたが来られたんですけども、医師、歯科医師など医療関係者にとっては夜の時間帯じゃないと参加できないなということもあり。今後、テーマによってだとか何をするかということによって開催時間を変えていくこと、あるいは夕方で行うのであれば、開業医の先生がたがお休みの日や水、木曜日あたりをねらってやっていけたらいいんじゃないかという意見が出てます。またこの点は来年度に活かしていきたいと思っています。また、eラーニングの方も進めています。今回なすびの会という施設看護師さん向けの研修を2回行いました。一番問題だったのは、施設での看取り、意思決定支援が施設ごとでなかなか進んでいないということです。看取りをやってる施設はちゃんとやれているのですが、やれてない施設があるということで、今回はそのような施設のかたに来ていただき、意思決定支援とはこういうことなんだよ、こんなことを知っておけばやれるよということを知っていただくことができ、とても良い研修会だったと思っています。私からは以上です。

松倉座長

 ありがとうございました。参加者が減ってくる、ないしは固定化してくる中で、熱量が減ったとかいろいろな感覚をどうしても持ってしまうので、みんな参加してくださいという声ばかりかけても集まらないんだいうこと。相手の立場になって、時間や対応を工夫すれば集まってくれるんじゃないかという新しい取り組みは、部会長が変わって随分取り組んでくださってるんだなと思います。いろいろな職種が参加しやすくなったことはとてもよかったなと思います。ありがとうございます。それでは啓発広報部会からご説明お願いします。

ウ 啓発・広報部会

事務局

 資料4に沿って説明

石橋委員

 石橋です。ただいま事務局から報告がありました通りですが、「わがや」についてです。先程もお話しに出ました認知度について、地域医療連携センターと同様に認知度は25%未満というちょっと悲しい結果でした。10年以上在宅医療情報誌として「わがや」を発行しておりますが、この認知度を上げることを私の中で最優先としてこの数年やっていければと思ってます。わがやは相当な部数を発行していますが、それが効果的に市民の皆様の手に取られていないということ、また以前の協議会の際に、青柳委員からも見たことないという衝撃的なご意見をお伺いし、部会の中でより効率的に皆さんの目に留まるような配布場所や配布の仕方、また展示の仕方について、より効率的な紙面の作成とはどのような形か、皆さんに効果的に届くようするための方策を、部会で話し合いました。また、出前講座に関しましては、先程中川委員からもやってもらえないかというお話しがありました。報告のスライドにもありますが、コロナ前の平成30年ですと、今の3倍ぐらいの数を実施しておりましたが、コロナ禍では実施されておらず、現在はコロナ前の開催数には戻っておりません。今まで出前講座については、どちらかいうと受け身で、依頼があれば行うという形式でしたが、これからはこちらからもこういう出前講座をやっていますということを広報活動していきましょうというお話しが出ております。また、映画ピア上映会に関しましては、来場されたかたはおそらく在宅医療にもともと興味があるかたが大半なのではないかと思いますが、このようなイベントを繰り返し行うことで、草の根活動が継続できるのではないかと思いますので、上映会場のキープであったり、著作権の問題もありますけれど、在宅医療に関連した映画上映会のようなものがまたできるといいなと思います。先日の部会の中で出た意見で、特定健診などの案内にわがや同封したらどうかという意見もありました。この点は、担当の市役所の部署がOKであればぜひ実行していきたいなと思います。それに加えまして、今回議事でありましたトリセツについて市民編についてもより多くの人の目に触れられるために、「わがや」同様配布する方法についていろいろ考えてもいいのかなと個人的に思っていますので、これからまた話し合っていきたいと思います。以上です。

松倉座長

 本当に精力的に市民啓発に向けてやってくださっていてありがとうございます。映画上映会に私も伺った際、楽屋での会話の中に面白いなと思ったことがありました。このような素晴らしい映画なんですが、僕はもうボロボロに泣くんですけども、その中で市民のかたや患者さん、家族に見てもらうと同時に、若い人たちにも観てもらい介護者に加わってもらうであったり、実際介護者の高齢化がとても進んでいて、同じくらいの歳の人が患者さんを見ているようなこともありますので、若い人たちにこんなに素晴らしいことなんだよということを観てもらう。つまり介護をやる側のかたにも啓発をしていけるんじゃないかといった話が委員から出ていて、凄いなと思いました。今回の取組を含め、ぜひ今後も広報啓発をやっていただければありがたいと思います。続きまして、令和7年度生活満足度調査の中間報告についてです。よろしくお願いします。

報告(2)令和7年度生活満足度調査中間報告について

事務局

資料5に沿って説明

松倉座長

 柏モデルとして理想を掲げ、みんなで取り組んできた内容ではあるんですけれども、実際に在宅で生活をしておられる患者さんであったりご家族がそれを良いと思ってくださってるのかというのはとても重要なことですから、こういった評価を通じて、また改善点があれば見直しをしていくという姿勢はとても重要かと思います。引き続きよろしくお願いします。続きまして報告3地域BCP策定に向けた検討状況についてご説明お願いします。

報告(3)地域BCP策定に向けた検討状況について

事務局

資料6に沿って説明

松倉座長

 ありがとうございます。大事なことは、厚生労働省委託事業のモデル事業として行っているということ、もう1つは、災害医療検討会も行っていますが、人工呼吸器使用患者さんについて、これまでは個人情報保護法の関係もあり、どこに人工呼吸器使用患者さんがいるのかすら把握できない状況だったのが、古賀委員をはじめ在宅の多職種や行政の皆さんの協力のもとで、救急隊がある程度把握して動けるということです。地域としてこれだけしっかりと情報共有ができるところはなかなかないと思いますので、柏市が1人の命もこぼさずに災害時に対応できるような取り組みをしているという現れかなと思っております。連携して動いてくださってる皆様、訪看さんやケアマネさんがしっかりと個別避難計画も作ってくださってるということを改めて知れたということでありました。続きまして市内病院地域連携担当者ソーシャルワーカー等の連絡会議についてご報告お願いします。

報告(4)市内病院地域連携担当者(MSW)連絡会議について

事務局

 資料7に沿って説明

松倉座長

 柏モデルは本当に多職種の皆さんが連携して動いているんですが、病院がなかなか、規模が大きいのと人がどんどん変わるということもあって情報共有がされてないということ。ガイドブックの存在すら知らないということや利用されていないということもあるので、ソーシャルワーカーの皆さんに窓口になっていただいて、院内でも使えるようにしていただくというようなイメージですね。よろしくお願いいたします。続いて報告5在宅医療推進のための多職種連携研修会についてお願いします。

報告(5)令和8年度在宅医療推進のための多職種連携研修会について

事務局

 資料8に沿って説明

松倉座長

 ありがとうございます。令和7年は一旦休止をして内容について再検討し、来年度また行おうということで古賀委員を中心に検討を進めていただいてということですね。より新しい形で参加しやすい、参加者が増える形でできればということです。続いて報告6地域包括ケアシステム研修会についてお願いします。

報告(6)地域包括ケアシステム研修会について

事務局

 資料9に沿って説明

松倉座長

 ありがとうございます。各病院長が集まる病院連絡会議がつい最近あったんですけれども、その中で柏市立柏病院の院長からも、とても素晴らしい会だったと言っていただきました。在宅の先生がたは、両方出なければいけなかったりで大変ではあるんですけれども、病院との連携という点では素晴らしい取り組みだと思います。どうもありがとうございます。報告事項としては最後です。柏地域医療連携センターの相談体制について、お願いいたします。

報告(7)柏地域医療連携センターの相談体制について

事務局

 資料10に沿って説明

松倉座長

 ありがとうございました。在宅プライマリ・ケア委員会の中でも相談件数の最初のスライドを見てだんだん減ってるねという話があり、今回調べてもらったところ、先程もお話が出てきまとおり、社協がすごくたくさん受けてくださってるんだということがわかりました。青柳委員からもご意見がありましたが、各窓口で言ってることが違うのでは困りますから、お互いが情報共有をして、しっかり対応していけたらと思います。ありがとうございました。報告1から7が終わりました。それでは次に、先ほど青柳委員も触れてくださった、団体トピックスです。認定栄養ケア・ステーション柏市連絡協議会から中村委員、ご説明をお願いします。

8団体トピックス

(1)認定栄養ケア・ステーション柏市連携協議会

中村委員

 中村です。2月18日水曜日に、パレット柏で、多職種向けに食と防災についての研修会を行いました。栄養から見た防災対策ということで行い、柏市危機管理部防災安全課長妻課長から柏の防災と備蓄についてお話を伺った後に、管理栄養士が「災害時に備え食の見直しを」という資料を用い説明を行い、全体で1時間半の研修会となりました。参加者のアンケートをとったところ、水分の摂取やおにぎりやパンなど炭水化物系を災害時にもらうことが多いので、それ以外に何を備えていたほうが良いのかいうことをお話しさせていただきました。実際に出てくる乾パン的なものやおかゆを作って食べていただいたりもしましたし、資料に記載のあるパッククッキングを実際に目の前で作ってみんなで試食したりしました。皆様からは「温かいものは嬉しいね」という言葉も出ましたし、いつも食べているもの、例えばカレーでも何でもいいんですけれども、レトルトのものも、災害時などの状況で食べればやっぱりおいしいと感じるんだとわかりました。日頃あまり食べていないパンや乾パン、お湯だけかければできるようなご飯というのよりは、やはりいつも食べてるものを召し上がれることのありがたさを皆さんに感じていただけました。また多職種向けに今回は開催しましたが、来年度は地域のかたへ、先程お話しいただいたように、いろいろな団体と繋がっていってこの柏フレイル予防プロジェクトの一環として、広めていけたらいいかなと思っております。また周知をさせていただきますので、その時にはぜひご参加いただければと思います。ありがとうございました。

松倉座長

 ありがとうございました。青柳委員からも、こういうものをぜひいろいろなところで手にとれるようにすればよいというアドバイスもいただきました。とても素晴らしいものを作っていただいたので、今後そういうものがあれば広報できればと思いますのでご協力いただければと思います。ありがとうございます。これで協議及び報告事項は一通り終わりました。それでは有識者の先生がたから総括をいただきたいと思います。まず、千葉県医師会の金江委員からお願いいたします。

9総括

金江委員

 千葉県医師会の金江です。私は在宅医療の取組を始めたときから携わっていました。これまでずっと見てまいりましたが、だんだんと進歩しているのはもちろんのこと、進歩の仕方が早いなと思ってます。千葉県のほうでも私は在宅地域包括ケア担当として8年間やっていますが、県ともずっと話をしているんですけども、なかなかここまでの協議会はどこも持ってないというのが現状だと思います。おそらく取組の当初、辻委員が仰っていたトップランナーというのも、私は今日のいろいろなお話を聞いていても、どこか異次元の世界に入ってるような感じがしました。県でもいろいろと模索しているんですけれども、特に房総の方では過疎化が進み取組がが全然進まないという状況もあります。最近なって感じ始めていますが、房総の方はもう在宅医療は少し難しいんじゃないかというような感じがしてきています。人もいません、スタッフもいません、それからドクター、在宅医療を担っている先生もいませんし、そもそも在宅医療を行うには移動距離がありすぎてしまい大変過ぎること、さらには収支も合いませんので、もう東葛北部南部、それから千葉市などのある程度進んでるところを中心に考えざるを得ないのが現状です。また、本日は多くの資料やデータを見せていただきましたけれども、いろいろな情報を細かく出していただいており、やはり行政の力はすごく大切だと思います。おそらく千葉県の中でもこれだけ行政が一生懸命やってくれるところはどこもないと思ってます。これからも頑張っていただきたいと思います。

松倉座長

 励ましのお言葉をいただきありがとうございます。15年前の立ち上げの際に金江委員が中心となりやってくださった中でずっと見てこられて、行政の頑張りを褒めてくださったというのはとてもよかったと思います。ありがとうございます。最後に東京大学高齢社会総合研究機構の飯島委員、よろしくお願いいたします。

飯島委員

 ありがとうございます。感想チックなコメントばかりになりますけども、今、松倉座長に言っていただいたように僕も最初から一緒に学ばしていただいて、今回の第3版で大きくモデルチェンジというか、従来の歴史をちゃんと踏まえた上で、でも時代の変化にちゃんと対応していった新しいバージョンを作ってこられて、しかも今回は3部作ということで作られたことに本当に感動しておりますし、冊子を作る過程ではいろいろ方向からの熱いディスカッションがあったということも聞きましたけれども、せっかく作ったのであればみんなで今後磨き込んでいくということ、みんなでいろいろな場面でどう活用できるのかということについて知恵を絞っていくことが、いずれまた第4版作成の時期が来ると思うので、それに向けてのスタートではないかと思った次第です。また、僕自身大学の人間なので、厚生労働省を含めた国では、日本在宅ケアアライアンスという連合会が立ち上がっており、今は25団体が加盟してる連合体があります。先程松倉座長が冒頭、2010年から15年経ち16年目に入ってという話がありましたが、日本における、いわゆる地域包括ケアのいわゆる第2ステージというのをどのようにどこに位置づけるのかということが考えられています。供給が足りない、ドクターも増やさきゃ、こういうサービスも増やさなきゃという最初のステージから、これからは将来予測もやりながらちゃんと適切に、つまり無尽蔵に増やせばいいわけでもないということ。そこにQOLも含めて、満足度というところに焦点を当てていく、いわゆる質の部分です。そのような第2ステージということも言われてるので、まさにそこにも当てはまる三部作ではないかなと感じております。もう2点だけございます。ガイドブックはもう出来上がっているものなので特段どこかを直して欲しいという意味ではないですが、特に市民の方々が見るこのトリセツ冊子について、一番最初のページに、「在宅医療ってどんなこと」という内容が書いてあります。松倉座長が冒頭に言われた、みんなでエネルギッシュにやってた時代に作ったイラスト図も掲載されていますが、これ自体全く間違いではありません。ただ、やはり在宅医療の説明という点においては、通院ができなくなったときに使えるんですよということや、診療、治療、処置というのが自宅でも受けられるんですよということ、専門職種のかたが来てくださるんですよと書かれている点を、この冊子をリーフレットとしてうまく活用しながら、在宅療養は単に病院の入院機能の代替するものいう単純なものではないということがうまく伝えられればと思っています。在宅でちゃんと多職種の方々との連携を図りながら看取りまでできてというかたの満足度は、本当に全国津々浦々高いです。特に残されたご家族の安心感という点においても在宅療養の世界感というものがあるわけです。なかなか病院では醸し出せない重要な世界感だと思うのでそのあたりについて、こういう冊子を、一般市民のかたに手に取っていただいて読んでいただくときに、そんな安心感や世界感というのがあるんだっていう部分も添えていただきながら、周知を含めやっていただくといいんじゃないかなと思います。時に、もしかしたらさっと読まれてしまうと、単に病院で行う投薬とか治療点滴とかというものが、場所が変えてできるだけだと読まれてしまう可能性もあるかもしれません。それではもったいないので、最初のページにたくさん書き足していただく必要はないんですけども、そういう世界感のある物語のトリセツなんですよということを、口を揃えていただくといいんじゃないかなと思います。これが1つです。続いてもう1つは、この協議会に東京大学という大学の人間が入っている意義という点についてです。その意義については一応自覚しているつもりで、やはりホットな情報や、学術的な部分、今の最新の流れなどを話題提供できればなと考えております。例えば、よく食支援ということの重要性はどの専門職種も軽く見る人はいないんですけれども、特にこのエンドオブライフにおける食支援の部分についてです。当然、摂食嚥下障害だからしっかり食支援していこうということも重要なんですけれども、特にエンドオブライフでの食支援ではコンフォートフィーディングという言葉が使われていました。コンフォートとはいわゆる本人がとにかく心地よければいいんだよということ。これが駄目あれが駄目ではなくて、本人が食べたい、食べれるものだけでもいいんだからというコンフォートフィーディングみたいなものを、多職種みんなでどう考えるのかというのも、比較的トップイシューとして取り上げてますし、さらには4場面でトリセツが使われてるっていうことは素晴らしいんですが、もう1つ注目されてるのが「場面と場面の移行」です。トランジションといいますか、その移行のタイミングでちょっとぎくしゃくしやすいということですから、場面ごとにきっちり約束をというのも当然素晴らしい視点、資料だと思います。またそこに応用編という意味で移行がナチュラルにいくようにという視点も、みんなで考えていくテーマかなと思います。これは行政にすでに情報としてお渡しをしていますけれども、QOLを重視するというのは言うまでもないお話ですが、少し漠然とした部分があります。我々研究者側と、いろいろな団体が集まった大きな会で、QOLについて現在、「いのち」「くらし」「生きがい」という3つのライフに訳し、それぞれのライフが充実するようなQOL重視でいこうという議論をしています。今日は取り上げる必要はないんですが、徐々に今後話題提供できればなと思っています。あともう1つ、栄養口腔リハビリテーションといういわゆる三位一体というものも、厚生労働省が数年前からインセンティブを付けているところですが、それが施設であったり医療機関であったりというところなので、ここも在宅の現場ででどうかということがポイントかなと思います。さらにもう1つ、最後の話題になりますが、これはこの協議会でプラスになる話かちょっと自信がないんですけれども、とにかくこの在宅医療、地域包括ケアということになれば、上を見れば厚生労働省がおりますが、実は経済産業省もかなり力を入れています。経済産業省は今、AMEDというところにお金を投入しやってる介護DX、そして介護テクノロジーという分野がありまして、僕自身はプログラムオフィサーを担っておりますが、そこでも、高齢者施設という場面と在宅という場面、それを見据えていろいろな産業界、特にベンチャー企業の研究者もジョイントし大小問わず様々な案件が採択され開発されています。しかし、ちょっと筋がいまいちだというものもあれば、今後海外に出していこうというものもあり、粒度はバラバラです。ですが、今の時代の流れはとても速いので、徐々に介護DX、介護テクノロジーという分野が予想以上に早くいろいろな場面に出てくる可能性もあります。今後それを取り入れながら、また従来のベーシックなところはちゃんと残していくようなバランスの部分もまた、応用編を考えなければならない時期が来るのかなと思います。いろいろ言いましたけども、今後も学術的な部分や国の動きというものが情報提供できるよう頑張りたいと思っております。以上でございます。

松倉座長

 飯島委員ありがとうございます。15年ほど前に我々もただやみくもにやってきたわけではなく、いろいろ在宅の事業を学ばせていただいて、その当時の新宿モデルや長崎モデル、尾道モデル等々ありましたが、それらのモデルを見ると、本当に有名な1人のヒーローがいらっしゃって、そのかたが一生懸命頑張って構築したものをみんなで共有するみたいな形をとられていました。柏では、今もそうですが、本当に多くの多職種のみんながいろいろな意見を持ち寄り、また現場での経験を持ち寄って作っている会だというのがあり、この15年間やってきました。そこに東大の先生や厚労省の方がいらっしゃって、国の動きについても共有され、結果我々のやってることを国が方針として取り入れたりということで、本当に素晴らしいと思います。飯島委員が仰ったように、量を増やしていくという「量の時代」から満足度を上げえていくような「質の時代」のお話しと、世界感のある物語というお話しをされておられました。京大の先生の講演を聞いたときに、ナラティブベースドメディスンという言葉が最近言われるみたいことを仰っておりました。日本の医療がずっと突き進んできたのが、いわゆるエビデンスベースメディスンですから、こうすれば長く生きられる、こうすればがんが治るとか治る可能性が高いとか、そういうデータに基づいてやってきた今までの医療はそろそろ限界があり、そうではなくて患者さんとの物語というか、きちっと患者さんの気持ちに共感して進めていきなさいというような話です。決してシンパシーや同情ではなく、ナラティブという共感をして、患者さんと一緒に歩みつつそこにちゃんとした科学を持ち込んで医療介護を展開していくというのが重要なんです。それによって、余命2、3週間のガンの末期の患者さんが半年生きたというデータもあります。先程コンフォートフィーディングの話もありましたけれども、最後に満足のいくような、快適とまでは言わなくても満足のいくような食事をし、家族に囲まれてというような生活ができれば素晴らしいと思います。それを実際に我々がみんなで知恵を持ち寄って作っていくのが柏モデルなのかなとも思っていますし、同時に、いつもその十字架を背負って、我々は柏モデルをやっていかなければいけないとも思います。そしてそれを日本の1つのモデル事業として、あくまでも我々の中心は柏市民ですけれども、日本のいろいろなモデル事業に役立てていただいて、これからの高齢化社会が満足のいく形になればと思っていますので、みんなで力を合わせて、この事業を進めて参りたいと思います。本当に長時間に渡りましたけれどもたくさんのご意見賜りましてありがとうございました。それでは私の方からは座長としてマイクを閉じたいと思います。

事務連絡

令和8年第1回在宅医療・介護多職種連携協議会
日程:令和8年7月2日(木曜日)

お問い合わせ先

所属課室:健康医療部地域医療推進課

柏市豊四季台1丁目1番118号(柏地域医療連携センター1階)

電話番号:

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