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更新日2021年2月26日
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高齢化が進展していく中で、今後、医療・介護のニーズが大きく増大することが予測されます。現状の終末期医療では、自宅で亡くなる方の割合は1割程度ですが、実際は多くの市民が「自宅で療養したい」と希望しています。
在宅医療は、高齢になっても病気になっても障害があっても、住み慣れた地域で自分らしい生活を続けられるよう、入院医療や外来医療、介護、福祉サービスと相互に補完しながら、患者の日常生活を支える医療であり、地域包括ケアシステムの不可欠の構成要素であります。また、今後増大する慢性期の医療ニーズに対し、在宅医療はその受け皿として、さらに看取りを含む医療提供体制の基盤の一つとして期待されています。
柏市では、多職種連携を推進し、市民が安心した在宅生活を継続できるよう支援していきます。
身近に迫る超高齢・長寿社会に対応した「新たなまちづくり」を進めるために、東京大学高齢社会総合研究機構、UR都市機構、柏市の三者は、2009年6月に「柏市豊四季台地域高齢社会総合研究会」を発足し、2010年5月に協定を締結しました。この協定に掲げる取り組みを「柏プロジェクト」と言います。コンセプトとして「住み慣れた場所で自分らしく老いることができるまちづくり」を掲げ、取り組みを開始しました。
そして、柏市医師会を始めとして、多職種団体の代表からなるワーキンググループを開催し、議論を積み重ねてきました。こうした多くの関係者の努力により、多職種連携のシステムやルール=柏モデルがつくられていきました。このシステムやルールを基盤として、在宅医療提供体制を整備していきます。
柏市医師会(診療所、病院)、柏歯科医師会、柏市薬剤師会、柏市訪問看護ステーション連絡会、柏市介護支援専門員協議会、在宅リハビリテーション連絡会、東葛北部在宅栄養士会、柏市介護サービス事業者協議会、地域包括支援センター、柏市社会福祉協議会、柏市ふるさと協議会連合会、柏市(事務局)
柏市の取り組みなどを柏モデルガイドブックにまとめています。詳細は柏モデルガイドブック(第2版)のページをご覧ください。
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