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更新日令和7(2025)年12月3日
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令和7年度第2回柏市文化振興審議会会議録
開催日時
令和7年10月17日(金曜日)午後2時から午後4時
開催場所
柏市沼南庁舎5階 501会議室
出席者
委員
鈴木將勝委員(会長)、林久美子委員(副会長)、安久津素子委員、田嶋勉委員、野尻幸子委員、波木香里委員、福永明子委員、本間明委員、山田潤一委員
事務局
田牧徹教育長、宮本さなえ生涯学習部長、吉田敬文化課長、大滝典子主幹、江藤隆博専門監、大神美帆副主幹、小野一眞主事、花島礼奈主事
内容
- 開会
- 生涯学習部長挨拶
- 協議事項「第六次柏市芸術文化振興計画策定について」
- 閉会
会議概要
協議事項「第六次柏市芸術文化振興計画策定について」
○事務局
資料に基づき、第1回審議会からの変更点について説明を行った。
○鈴木將勝会長
事務局による説明を踏まえ、専門的な見地からのご意見はもちろん、1人の市民としてのお立場から、率直なご意見やご質問をいただきたい。
○山田潤一委員
計画案は非常に分かりやすい。
アンケート結果から、芸術文化活動や音楽の認知度が低下している傾向が見られ、コロナ禍や人々の忙しさが影響している可能性がある。
市立柏高校では体育会系の生徒が多く、芸術に触れたいが、機会が少なく、参加しづらい状況がある。県立高校全体では異なる結果になるかもしれない。
高校生は感動を求めており、受け手としてだけでなく、発信者としても活動している(例:ダンス、ファッションショー)。
芸術文化活動は頑張っているが、広報が不十分で認知されにくい。ネット広報は限界があり、目に留まる工夫が必要。
駅前など人目につく場所に芸術文化の拠点があると認知度向上につながると考えられる。
学校施設を活用し、感動を共有できる場を増やすことが望ましい。
○田嶋勉委員
今回の計画案の文章は非常にわかりやすく、ストレートな言い回しで印象的だった。
自身は元教師で、現在は幼稚園に勤務。市立柏高校でも教えていた経験がある。
芸術文化に関心のある生徒も多いが、体育会系の生徒も多いという実情がある。
柏市には優れた若手音楽家が多数育っており、全国レベルで活躍している例も多い(例:サクソフォン奏者、オーボエ奏者、パーカッション奏者など)。
地元出身の音楽家たちが市のイベントにも関わっており、地域とのつながりが深い。
柏市には文化財も豊富で、土器や文学・美術に関する歴史的資産がある。
偉大な芸術家(例:髙島野十郎)も柏で晩年を過ごしており、誇れる人物や作品が多く存在する。
これらの文化的価値をもっと多くの人に伝え、認知を広げていきたいという強い思いがある。
○福永明子委員
「共晶点」という企画展を14年間継続して開催しており、柏の文化の継承と発展に貢献しているという自負がある。
柏の葉アトリエが開発により年内で立ち退きとなり、柏市内で代替施設が見つからず、我孫子市内の廃屋を改装して移転を検討中。
田中北小の廃校を暫定利用できないかという相談を議員等にしてきたが、柏ゆかりの作家が柏市外に移ることが寂しい。
今回の計画案は、とても分かりやすく作られていた。
若者を巻き込む動きについて、アートラインかしわでも結構行っている。
アートラインかしわはNPO化し、若者向けの補助金を活用して駅前通りでライブペインティングを実施予定(11月2日)。道行く若い子に、任意で参加してもらい、二番街のフラッグにする作品の制作に加わってもらう。
通行人が偶然目にする芸術活動が市民の関心と評価を高めると考えており、「今年もこの季節が来たのね」という言葉が聞けるようになることが大切。市民が自然に芸術に触れられるような計画を立ててほしい。
○安久津素子委員
学校での合唱活動が少ない中、合唱団が子どもたちの音楽体験の場として機能している。
小さな活動ながらも、子どもたちに音楽を届ける一助になればという思いで継続している。
演奏会の準備では、沼南のホールが使えなくなり、リハーサル場所の確保に苦労。最終的には団員の幼稚園を借りて対応した。
現在は音楽環境を度外視してでもスペースを確保する必要があり、今後は音楽活動をするにあたり、より整った環境で活動できる場の整備が望まれる。
○本間明委員
今回の計画案は図表が多く、非常に読みやすく分かりやすい内容だった。
自身はアートラインかしわの活動に関わっており、先週末にワークショップとツアーを開催。
アートラインかしわは20周年を迎える長期的な活動だが、一般への認知度はまだ十分ではないと感じている。
参加者の募集には関係者の協力が不可欠で、参加者からは「楽しかった」「参加してよかった」と好評。
展示作品は通り過ぎられてしまいがちだが、ツアーで人が集まり説明があると、通行人も足を止めて関心を持つ傾向がある。
文化活動全体においても、いかに人々に気づいてもらい、関心を持ってもらうか、どうやって参加してもらうかが大きな課題であると実感している。
○林久美子副会長
参加者の意見を聞きながら、自身も文化活動に積極的に関わっていきたいという思いを強くした。
アミュゼ柏で開催されている柏市文化祭は今もなお市民にとって重要な行事であり、参加者からも高い期待が寄せられている。
幼少期に柏市文化祭でピアノ演奏を経験したことが、現在の自分の原点であり、文化祭が人生に与える影響の大きさを実感している。
柏市文化祭を通じて、文化行事に関わる人が増え、地域文化がさらに発展することを願っている。
そごう跡地の活用に限ったことではないが、文化ホールの整備を望む声が多く、文化の発展にはホールの存在が不可欠である。
都内や他市の例から、ホールがあることで人の交流や文化活動が活性化し、地域の知名度や魅力も高まる。
小さなまちでもホールができると鑑賞の場としてはもちろん、発表の場として文化の発展につながる。そのような波を広げていくことが大切。
柏市でも文化の拠点となるホールが整備されることを強く期待している。
○鈴木將勝会長
文化課が作成した計画案は非常に質が高く、丁寧にまとめられている。
会議の効率化のため、事前に委員ごとに担当ページを割り振り、意見を準備してもらう形式にすべき。
議長が指名してその場で意見を求める現行方式は非効率であり、事前準備型の分担方式にすることで内容が濃く、時間も短縮できる。
この場で話す内容か悩むところではあるが、そごう跡地の話題が出たので少し触れたい。
柏市文化連盟として、市長へそごう跡地に500席以上の文化ホールの建設を強く望んでいる。
施設には日本文化の象徴であるお茶席や展示スペースを設け、若者や外国人との交流の場としたい。
署名活動も進めており、現在約7,000人分を集めている。
柏市内の既存施設(アミュゼ柏、柏市民文化会館など)は収容人数や立地に課題があり、文化活動の拠点としては不十分。
近隣市(我孫子、流山、鎌ケ谷)では駅近にホールを整備し、文化活動が活発化している。
流山おおたかの森のホールは若者の利用が多く、柏でも同様の文化拠点が必要。
このホールは市民の願いであり、未来の文化継承の基盤になると信じて活動している。
○田嶋勉委員
柏市民文化会館は、過去に著名な音楽家や団体が訪れ、文化の発展に大きく貢献してきた施設である。
立地条件には課題があるが、学校行事や合唱コンクールなどで現在も活用されており、文化教育の場として重要な役割を果たしている。
隣接する我孫子市ではホールがなくなり、合唱活動が衰退していることから、ホールの存在が文化活動の継続と発展に不可欠であると実感。
東京の「オペラ専用ホール」建設の際も、「そんなもの作っても日本人の誰が聞くのか」との話があったが、ホールができてから根付いていった。まず「箱(ホール)」があってこそ人と文化が育つという考えを強調したい。
そごう跡地に新たなホールが建設されれば、音楽だけでなく多様な文化活動が
さらに活性化し、柏の文化水準の高さを背景に大きな展開が期待できる。
○波木香里委員
文化施設のアクセスの良さが重要であり、特に子どもや身体の不自由な人が気軽に利用できる環境が望まれている。
スタンプラリーの運営経験から、公共交通機関で行きづらい場所への不満が多く、利便性の大切さを実感している。
さらに、柏市の情報発信の課題として、新たな観光案内所の機能が十分に発揮されていない状況が見受けられる。
市民活動やイベント情報に加え、アーティストの発表の場となる商業施設や、活動拠点となる空き家などをつなぐ情報発信の仕組みが求められている。
また、市の所蔵作品を活用する一環として、他美術館や市民に向けて所蔵作品の一覧等を公開し、広く周知していくことが望ましい。
○福永明子委員
情報発信の「繋ぎ役」として以前はインフォメーションセンターが機能していた。
柏駅前の開発については、そごう跡地にそのまま同様の建物が建つわけではなく、その他の商業ビルの再編も視野に、広場の案も含めた総合的な都市計画が進行中であると聞いている。
美術の立場からは美術館がないことが一番の不満。
ホールの建設ということだけではなく、まちづくりを広い視野で見た方がよい。
○鈴木將勝会長
柏市観光協会の話が出たが、波木委員のご意見は、こちらから発信したイベント情報について、柏市観光協会がもっとPRしていくべきということか?
○波木香里委員
「kamonかしわインフォメーションセンター」が今年の3月で閉館し、その代わりになっているのが「柏市観光案内所 まるっと柏」であると個人的に理解している。
以前「kamonかしわインフォメーションセンター」が担っていた役割を「柏市観光案内所 まるっと柏」にも担ってほしい。
○野尻幸子委員
デジタル情報に不慣れで、主に広報紙を通じてイベント情報を得ている。
広報紙は多くの人が目にするため、もっと積極的に活用し、芸術・文化関連の情報をより多く掲載してほしい。
また、駅前に情報を表示する仕組みがあれば、より多くの人にイベントの存在が伝わるのではないかと感じている。
○鈴木將勝会長
限られた回数の会議の中で、文化課が準備した計画案をもとに意見を出し合い、柏市の文化をより良い方向へ導くことが委員の責務である。
今後の審議に向けて再度計画案を確認してほしい。
○事務局
本日いただいたご意見を踏まえ、ホールの必要性を直接的に記載するのではなく、広い視野で文化芸術の発展のために鑑賞・発表の場の重要性を表現する形で計画に反映していきたい。
次回は事前に余裕をもって資料を配布し、委員の専門性に応じた意見を求めるようにしてまいります。
11月10日に計画案をパブリックコメントとして公表する予定であり、その前に委員へ公表案を送付します。
これにて令和7年度第2回柏市文化振興審議会を閉会します。
傍聴人
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