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更新日令和7(2025)年4月2日
ページID42168
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令和6年度第2回柏市文化振興審議会会議録
開催日時
令和7年2月5日(水曜日)午後2時から午後4時
開催場所
柏市沼南庁舎5階501会議室
出席者
委員
鈴木將勝委員(会長)、亀岡浩美委員(副会長)、林久美子委員、中村眞知子委員、山田潤一委員、安久津素子委員、福永明子委員、波木香里委員、笹川浩一委員
事務局
宮本さなえ生涯学習部長、吉田敬文化課長、大滝典子主幹、大神美帆副主幹、小野一眞主事、柴田瑠夏主事
内容
- 開会
- 会長挨拶
- 報告事項
令和6・7年度芸術文化事業について - 協議事項
今後の柏市の文化振興について - その他
- 生涯学習部長挨拶
- 閉会
会議概要
(1) 報告事項 令和6年度事業報告及び令和7年度事業予定について
(事務局より資料1-1、1-2、資料2に沿って報告)
鈴木会長
事務局からの報告を受けて、意見をいただきたい。
〇笹川委員
令和7年度事業予定の「かしわミュージアム」について、美術作品のデジタル化を進めるということであるが、予算をつけるということはプロにお願いするということが主な内容になるのか。
事務局
作品のデジタル化ができていない現状にある為、まずは解像度の高い綺麗なデジタルデータを作るというところから進めていきたい。そこから「かしわミュージアム」をどんな内容にしていくかというところはまた次の段階で考えていきたい。まずはデータ化を一部でも進めていくというところを次年度取り組んでいきたいと考えている。
笹川委員
鮮明な画像のデジタル化とは、自作か外部発注どちらを予定しているか。
事務局
写真を撮るところからというよりかは、市が所蔵している作品については、ポジフィルムという形でものが残っている為、それをデータ化するというところで、専門会社に委託したいと考えている。すべての作品をデータ化できるまでの予算の確保が難しい為、まずは一部のものから少しずつ進めていきたい。
笹川委員
ポジフィルムは原材料が非常に優秀である為、全く問題ないと思う。やはり外部発注になると予算がかかる。それで今デジタル化という中では一番相性がいいのがSNSになるかと思う。今は自分のスマホでもできる素材はたくさんある。柏市の文化課のSNSを見ているが、あまり気張らずにLINEやSNS等の軽いところから発信し続けることが、まずファーストステップになるかと思う。その点をもう少し考慮していただきたい。
〇亀岡委員
まず1点目に、令和7年度の事業は基本令和6年度のものを継続するというように見られる。令和7年度事業において、ただ続けるのではなく、令和7年度はこのように変えていきたい・改善していきたいという点があれば伺いたい。
2点目、柏市は先日一般公開がされた染谷家住宅や旧手賀教会堂などがあるが、インバウンドの対応についてどのように考えているか伺いたい。
先日野田市の郷土博物館に取材で伺った際、外国の団体客がいた。それでも英語表記やもちろん中国語表記もなく、外国の団体客は何も分かるものがなく、ただ通り抜けるだけであった。柏市では、外国の観光客への対応やトイレの英語表記など着手する計画があるのか否か。SNSで誰かが発信したらどこで引っかかるかわからない。ぜひインバウンド向けの対応を進めていってほしい。特に染谷家住宅では、民間会社がインバウンド向けに人力車を使ったコンテンツなども考えている。中国の方を対象に考えているということなので、そのような人たちをバックアップするという点からも、ぜひインバウンド対応のことも今後入れていっていただきたい。
事務局
1点目の令和7年度の変更点について、例年6月に開催している管・打楽器音楽教室「かしわ塾」については、次年度も開催に向け調整を進めている。一方で、市内の小学校の吹奏楽部の廃止や顧問の先生がいないという問題などもある為、募集の仕方やグループ編成の仕方を変更して、市柏の吹奏楽部の先生方と調整をしながら、現在活動してない児童・生徒でも参加しやすい形がないか検討していきたい。部活動の地域以降も進んでいる為、小・中学校の先生になるべく負担をかけない形を検討していきたい。
柏市文化祭についても、一部会場等の変更を見込んでいる。令和6年度から一般参加の申込のオンライン対応を始め、参加者からも好評をいただいている。他にもオンライン化進められるところがないか検討している。また、チラシでの周知なども参加者が共有しやすいように、SNS等を使用した共有の仕方を考えている。
芹沢銈介作品展については、次年度も開催する予定である。令和6年度の事業として市制施行70周年記念 柏市所蔵作品公開展を開催し、他の作家についても知っていただける機会となった。今後も、芹沢銈介をはじめ他の作家の作品も公開していきたい。
〇文化課長
2点目のインバウンドの対応については、検討はしているが具体的な計画はまだできていない。旅行会社や印刷会社など、都内で文化事業を提案するような会社からいくつか提案はいただいているが、文化課でも文化庁の補助事業の内容を検討して、県を通じて文化庁とも相談をしてる状況ではある。今回の染谷家住宅の公開に関し、インバウンドに向けた対応として、国補助を受けて外国語表記をできないかということは文化庁にも相談したこともあるが、柏の鷲野谷にどのくらい外国人が訪れるのか、具体的に示さなくてはいけない面もあり、難しかった。文化課の中でも各他市の事例を聞きながら確認を進めているという段階である。ただ少しずつ進めていきたいと考えている。
亀岡委員
国の補助金については、引き続きお願いするほかに、柏市にいる若い外国人のコミュニティを使うとか、無料のものでかつすごく身近なところを使うのも手であると思う。具体的に言えば、ウラカシ百年会やインフォメーションセンター関係など、身近なところでつながりのある人たちを巻き込んで、補助金を使う事業のほかに、そういうこともあわせて並行して進めてほしい。そうするともう少しスピード感を持って、今の時代に合わせられる可能性があると思う。
〇文化課長
引き続き進めていく。
波木委員
インバウンドの件で、柏市教育委員会の縁で多古町のラテンミュージックフェスタを見に行った。多古町の地域おこし協力隊の方が、JICAの青年海外協力隊でボリビアに行っていた方が就任されていて、そのご縁で外務省などを巻き込んでボリビアと姉妹都市となり、南米のアーティストを呼んだイベントを開催していた。
そこでは、ラテンミュージシャンと地元の高校生が一緒に演奏するというイベントがあった。実際のイベントではそこの部分が端折られてしまったが、そういった姉妹都市の海外の方と地元の高校生が一緒に楽器の練習をしながら、交流する機会もとても良いと感じた。アーティストのファンの方や地元の高校生のご家族なども来るきっかけにつながると感じた。
山田委員
どのぐらいの子供たちが吹奏楽をやっているか調べたところ、中学校柏市内21校+私立3校のうち20校と多く活動している。小学校は3校で小学校は土日の練習等も難しく、部活動ができていない状況である。かしわ塾をやっているが、小学生で楽器やってみようという子はおそらく吹奏楽をやってる学校だけである。その中で、一番困ってるのは初心者で入ってくる1年生ではないかと思う。かしわ塾では中学校2・3年が対象であるが、むしろ1年生をサポートしてあげた方がいいのかなというように思った。それから市内の高等学校にこれを投げるとおそらくやってくれると思う。高校生は小学生が大好きなので一緒に練習する。一生懸命やってくれると思いますのでもしよろしかったら架け橋になりますので、申し上げ下さい。
林委員
委員の皆様のお話を伺いながら、本当に新しい時代に変わりつつあるということを目の当たりにしながら、この先いろいろ開かれていくということが楽しみであるというように思いながら、伺っていた。
それと同時に私自身もパソコンがいまだに不得意というように思ってしまうところではあるが、これも時代の流れで、これからもいろんな形を展開し、新しい形を作っていくということも大事であると思う。その中でも、やはり生の音楽、生の絵というものを実際に目で、耳で直に感じていただきその姿勢が芸術の根本であると考えている。それを常に頭の中に置いておいてほしい。今の時代、パソコンで何でもできてしまう時代であると思う。それはそれでまた素晴らしいが、やはり芸術は人間の手で作り上げていくものということを忘れてはいけないと考える。
柏の中にも様々な芸術の会場もあり、先日パレット柏の早川義孝展も拝見したが、来場者数も多かった。生の芸術の素晴らしさを頭にいれながら、新しいことと同時進行に進めていきたいと考える。
(2)協議事項 今後の柏市の文化振興について
(事務局より資料3及び4に沿って報告)
鈴木会長
事務局からの報告を受けて、意見をいただきたい。
中村委員
アンケートの中から、92%の大人が、次の世代を担う子どもたちにとって芸術文化の鑑賞や活動が必要だと、大切なことだと感じている。しかし、自分が文化活動にも参加するかということになるとできない。
そういうことがすごく多かったということは、文化に触れる機会がないという問題があると思う。そう考える方たちにもわかりやすいようなワークショップなど、そういった機会は、子供たちだけではなく大人たちにもあれば少しは違ってくると思う。年齢的にお箏や三味線ではなくて新たにフルートやクラリネットなどに接することも必要なのではないかと思う。ただ見るだけではなくて、実際に触れてみる機会を考えてみたらどうか。
事務局
大人の方が楽器に触れられる機会として、2月8日、9日に音楽ワークショップとコンサートを予定している。今回はバイオリンをテーマに、8日と9日の午前中にバイオリンのワークショップを、9日の夕方にプロの方とワークショップ参加者が一緒に演奏する。今回のワークショップ参加者の中には、70代の参加者もおり、今後も続けていきたいと考えている。
〇安久津委員
このアンケートの結果が所属している少年少女合唱団の中の自分で感じていた数字とすごく合っていたので、当然といえば当然だと思うが、改めて驚きとやはりそうだったのかと思うところがたくさんあった。
まず高校生のところで興味はあるけれどやってみる時間がないというような感じであると思うが、まさに少年少女合唱団の中でも一番層が薄いところが今の高校生、大学生である。小学生に関しては、割合としてもどの年代も平均的にいるような感じではあるが、小学生に関しては、学校の合唱授業があまりないようである。探してはいるが、どこに行ったら歌えるのかがあまりわからないようで、きっかけがないという感じがある。もう少し私たちとしては裾野を広げる意味でも、自分たちのコンサートの中で、募集という形など小学生や学校にアピールできる形を模索している。そして、先ほど林委員からお話があったように、デジタルの方とアナログの方と今まさに狭間であって、子供たちはデジタル化であるが、コンサートにいらっしゃってくださる方の年齢層は高いので、来てくださるお客様はアナログの方が多い。チケットを買ってもらったりというのも、どちらもやはりペーパーとデジタルと両方作っていかないといけない。でないと認知をしてもらえない状況なので、2種類作っている。聞いてくださる高齢の方、楽器の活動をしているということでなくても、私たちの演奏を聞いてくださるだけで、いわゆる子供の声を聞いてもらう機会というのは、立派な芸術鑑賞になっていってるんではないかなと思っており、そういうように捉えてもらえるとうれしいと思う。
また、学校の行事としてのものが減っているので、練習会場の確保にもとても苦労している。当然あってしかるべきだろうという広さのところにピアノがないのに、今度は私たちが借りれそうもない小さな場所にはピアノがある。その為、広い会場で練習というのがなかなか難しい状況で、その辺の箱の問題も考慮してほしい。
福永委員
アンケート結果で、「次世代を担う子どもたちにとって芸術文化の鑑賞や活動は大切だと思いますか」の設問に対し、とても思う・思うが92%というのは、これは情操教育として必要なんだという認識はみんなあると思う。これを見て思ったことは、この関心があることと自分が実際にやることは別なので、みんな携わらなきゃいけないわけではないと思う。向き不向きもあり、みんながやる方に回らなければいけないというわけでもないと思う。私自身も酒井根中学校出身であるが、ミュージシャンや画家など芸術方面で活躍する人も多い。考えれば、朝のホームルームと帰りのホームルームに歌声の時間があり、みんなで毎日合唱をしていた。2週間で1曲ぐらいのペースで、自主的に曲を決めて自分たちでそれをパート練習から始めて、みんなで歌って高い完成度になるということをそれを嫌だとも思わずに、3年間ずっとやってきた。それによって培われた感性みたいものがやはりあるんだろうなと思う。のちのちよくそれが見えるといえば、酒井根中学校の吹奏楽部が後にできて、やはり何か土壌があるなと思う。そういう日常に育まれる感性みたいなものを、教育委員会と通じてできたらなと思う。また、小学校の運動会でみんなで「柏おどり」を踊るというのも、柏愛を育むことにもなると思うし、みんなで作り上げて表現していくということが大事な教育だと思う。また、私が講師をしている絵画教室では、今子供たちが激増していて、そのぐらい興味ある子が増えている。学校でできないから習うのだろうが、何でそんなに興味があるかというと、アニメやYouTubeの動画を見て、自分で描くことをやってみて興味があるから自分が得意だと思って習いに行く。
それはもう世の中の動きなので、それをみんながやらないといけないわけでもないし、学校でやらないといけないわけでもないと思うが、そういう層はいると思う。このアンケート見て芸術文化という言葉と自分が好きなアニメとイコールになっていないなと思った。芸術文化というと、コンサートで音楽鑑賞や、美術館で絵を見るとか、そういったイメージなのではないかと思った。そういう意味では、カルチャーは割と気軽なことに括った方がいいと思った。また、インバウンドの話では、柏に縄文遺跡があったことをみんな知らない。打ち出したら今縄文ブームの中で、売りになると思う。それと何かカルチャーを絡めたら良いと思う。
鈴木会長
このアンケートを見て文化連盟会長として衝撃を受けた。まず、市民の方が「柏市は芸術文化活動が盛んだと思うか」という設問に対して、思う・やや思うの結果が32%というのは、これは全く思っていないということ。また、「芸術文化を鑑賞したいと思うか」という設問に対して、高校生は思うが29%、やや思う32%いるものの、あまり思わない19%、思わない11%と、これをはっきり言ってきた。文化連盟の会長として一生懸命やっているがこのアンケート結果は大変ショックである。はっきり言えば、興味がないというのが現状でないのかなと思う。個人的な考えとしては、アンケートを見ると、高校生はポジションがやはり見つからないんじゃないかと思う。高校生や一般の市民の方は、こういうとこでこういうクラブがやっていて面白いよという土壌と舞台を作ってあげないと、これは絶対に駄目だなと実感した。私自身も、ライオンズクラブに約40年在籍しているが、昨年柏市内の託児所、幼稚園にピアノを寄贈した。古いピアノを調律して、昨年一昨年は3台、これまで大体13台ぐらいになると思う。その子供たちの喜ぶ顔、そして私達を呼んで一生懸命歌うその姿に涙が出た。そういう土壌というのは、幾らこういうものをやろう云々というあくまでも空想的なものでなくて、今後柏市というものはこういう芸術でという考えが大切である。
私の発想ではあるが、市柏の吹奏楽部、そこに違ったジャンルの芸術も入れる、例えば太鼓の演奏を入れてもらうとか。そういうようなものも考えていかないと、ただやっていては、幾らやっても駄目なんではないかなと思う。こういった土壌を作る舞台、これが我々文化振興審議会でももっと真剣に考えていかないといけないのではないかと思う。吹奏楽もいいが、ただの吹奏楽だけであると芸術文化には全く興味ないという答えはこれ永続的に市民が思ってしまうのではないかと考える。今後も我ら文化連盟も市民それから中学生・高校生がやはりこの伝統文化にある程度興味を持つような土壌を作る、これを作らないと、このまま何年も同じことになってしまうと個人的な意見として思った。
山田委員
アンケートで高校生はほぼ関心がない・参加したくないというのも、彼らは受け手であって送り手ではないと思っている。ただ実は、SNSではたくさん発信している。自分でバズる写真や動画撮影などをやっている。芸術文化としての送り手では自分はないというように思っているのではないか。作り手ではなく、受け手で毎日YouTubeで面白い動画を探している。QRコードを駅前に1個貼っておくとそれだけでもデジタルは入口になる。呼ぶ入口にはなるので、そういうようなものがあると良いと思う。駅前に絵が飾ってあるとかトンネルの中に中学生が絵を書いていて、いいなと思って通るとそこは全然暗くない。そういうものが芸術に繋がるのかなと思う。これは非常に言いにくいことではあるが、芸術文化を広げていかないといけないのではないか。端的に言えばダンスとゲーム。どこか暗い場所でゲームをやっている人たちを見ると、若者たちは食いついてくる。芸術文化の伝統的なものとプラス新しいものを取り入れていく。おそらくここにダンスとゲームという要素を入れると、アンケートの数字もはね上がったのではないかと思う。
先程波木委員のお話にあったように、コラボレーションがすごく大事だなと思っている。アンケートの中で書道の項目があったが、“書道パフォーマンス”と変えるだけで大きく変わると思う。書道の太い筆でのパフォーマンスとブラバンに演奏してもらうというのも面白いと思う。コラボレーションが大事だなと思う。また、吹奏楽とダンス、アートと音楽、そのようなことを取り入れていくと、より良いものができると思う。
安久津委員
私が墨田区の第九を歌う会という5,000人の会の中の小学校のピアノを担当していたことがあり、今コロナ化で中止になりなくなってしまったが、全国レベルのものだったので、各都道府県から歌いに墨田区の両国国技館まで来るというイベントを何十年も続けていた。すごくそれがよかったなというのが、区の全部の小学生で希望校は参加できるというところと、第九は大人も子供も歌えるということで全世代を巻き込むイベントであった。第九みたいなものであれば、吹奏楽も、管弦楽も合唱も、そしてプロのソリストも、全員巻き込めるイベントになる。
笹川委員
山田委員・林委員からもお話があった、やはりリアルで楽しんでもらうというのは芸術や文化だと思う。私がデジタル化やSNSと言っているのは、このアンケートの中で特に市民が一番多いのはやはりきっかけや機会がない、まさにこのきっかけづくりのための素材である。それが動画であり、画像である。それから山田委員のお話にあったように、今の若い世代はTicTokなどもあるがやはり幅広くカバーできるのはYoutubeであると思う。そこからみんな情報を拾っていきたい。一番多いのは日本人でもアクティブユーザーが90%いるLINEやX、そういうところから、山田委員の話にもあったようにQRコードをうまく使ったり、或いはイベントの案内を定期的にYouTubeで髙島野十郎シリーズのように開催のプレ案内をしている動画もあるが、素晴らしい素材が既にある。定期的に同じものを何回もやってもいいと思う。もちろんいつどこでというのは外さないようにしないといけないかもしれないが、そういう意味では、そこで上手くSNSを使うと、さっき言ったきっかけや機会づくりに役立つと思う。高校1年生・中学1年生の子でもやはりやりたいと思ってる層はいると思う。例えばオンラインで先生がZoomなどで、講師をやるとか。そういったオンラインを活用するのも、これから一つの手だと思う。特に山田委員の意見は非常に大賛成である。きっかけづくりのQRコードや案内をとにかく定期的にやっていくというのが大切であると考える。文化課も非常に頑張っていて、私自YouTubeやXを見ていて、Xの場合は市の公式ページがリポストしていたり、登録者以上の効果があると思う。作ったら定期的に小さいことでも必ず継続していくことが大事であると思う。
亀岡委員
アンケートの中で芸術文化活動を始めたり、参加したいと思わない理由として費用がかかりすぎるという理由が4番目に多かった。やはり不況とか、お金がないと言っている中でやはり費用がかかる問題というのは避けて通れないと思う。
福永委員から絵画教室に習いに来る子供が増えているというお話があったが、やはりそれ相応の負担が実際に家庭にかかってるはずで、学校でもやらなくて、お金もないうちは費用の問題というのは何とか考えなていかないといけないだろうと思う。補助金を出してくださいというわけにはなかなかいかないので、先程笹川委員のお話にもあったように、WEBやオンラインで先生が指導するシステムとか、何かそういうものがあってもいいのかなと思う。その費用の観点というのは外せないところだと思う。ぜひそのことも忘れずに検討していただけたらと思う。
波木委員
年間スケジュールを見ていて、どれも年に1回や2回、多くても3回の事業が多いなと思った。何かもう少し短期スパンで仕組化できるような、軽めのイベントを定期的に行うと良いのではないか。例えば、毎月第何日曜日に、ここに行けばスケッチしてる人たちがいるから一緒にスケッチできるとか、第3土曜日にここに行けば歌ってる人たちがいるから一緒に歌えそうとか、何かそういったコミュニティみたいなものがあると良いと思う。例えば、コンテンツを企画して、集まる場となりそうな施設を管理しているUDC2やUDCKなどと連携するのも良いと思う。気合いが入ってると毎月できないので、ゆるくできるようなでも何か少し変化があるような、時折ジャンルを変えたり、何か違うものを取り入れたり、何かテーマ性を持たせたり。継続しやすく無理なく続けられるようなそういう仕組みができると運営する方も運営しやすいし参加する方法も気楽に参加できると思う。
〇鈴木会長
皆様、ご意見ありがとうございました。
〇文化課長
新年度はいよいよ次期文化振興計画の具体的な検討をお願いすることになる。
本日いただいたご意見を基に、次期計画のたたき台を文化課で作成していくが、まだまだ多くのご意見やキーワードとなるようなフレーズをいただきたいので、お電話でもメールでも、ぜひご意見をお寄せください。
〇生涯学習部長
この4月に生涯学習部に異動となり、文化芸術というものについて改めて触れ、文化芸術はやはり大事なものであると実感した。これをより多くの市民の方々に実感していただくことが大事だと感じる。委員の皆様においては、任期が2年間ということで、本日の会議がこの任期中最後ということになるが、今後も引き続き柏市の芸術文化の振興について、ご意見、ご助言等いただければ大変ありがたいと思う。
〇鈴木会長
これにて本日の審議事項をすべて終了とする。
傍聴人
2人
関連ファイル
令和6年度第2回審議会次第(PDF:43KB)(別ウインドウで開きます)
(資料1-1)令和6年度芸術文化事業報告(PDF:246KB)(別ウインドウで開きます)
(資料1-2)令和6年度芸術文化事業報告(ビジュアル編)(PDF:2,172KB)(別ウインドウで開きます)
(資料2)令和7年度芸術文化事業予定(PDF:1,007KB)(別ウインドウで開きます)
(資料3)協議事項(PDF:106KB)(別ウインドウで開きます)
(資料4-1)アンケート結果速報(一般、高校生)(PDF:605KB)(別ウインドウで開きます)
(資料4-2)アンケート結果速報(小学生、中学生)(PDF:343KB)(別ウインドウで開きます)
(資料4-3)アンケート結果速報(市民_単純集計表)(PDF:300KB)(別ウインドウで開きます)
(資料4-4)アンケート結果速報(高校生_単純集計表)(PDF:255KB)(別ウインドウで開きます)
(資料4-5)アンケート結果速報(小学2年生_単純集計表)(PDF:119KB)(別ウインドウで開きます)
(資料4-6)アンケート結果速報(小学5年生_単純集計表)(PDF:130KB)
(資料4-7)アンケート結果速報(中学生_単純集計表)(PDF:130KB)(別ウインドウで開きます)
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