トップ > 文化・スポーツ・観光 > 歴史・文化・芸術 > 展示・イベント・講座 > 開催終了 > 美術 > 第17回 芹沢銈介作品展 芹沢銈介の風 > 第17回「芹沢銈介の風」 鯛泳ぐ文臙脂地
更新日令和3(2021)年2月26日
ページID3176
ここから本文です。
第17回「芹沢銈介の風」 鯛泳ぐ文臙脂地
「鯛泳ぐ文臙脂地」(1960年)
縮緬地に鯛が泳ぐ姿を生き生きと表しており、斬新な意匠と鮮やかな色彩が巧に調和している。房総に伝わる大漁時に網元が漁夫に贈る祝い着(万祝)を思わせる。津村時代の代表作でもあり、フランス文化館の前館長で画家のバルテュスが、蒲田の工房を訪れた際に大変気に入って所望し、持ち帰った一点でもある。パリ展開催のきっかけになった作品といえる。
お問い合わせ先