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更新日令和3(2021)年2月26日
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第6回『本の世界』「雪国」
「雪国」 装幀本 川端康成
この雪国の装幀は、当時意外の好評をうけ、この頃からおいおい出版社との縁が出来た様に思います。増版に次ぐ増版で用紙の強製紙が間に合わなかったと聞きました。この案は考えあぐみ締切りの前夜、窮余鼠色の強製紙を取り出し、胡粉(ごふん)(補足)と黄土(おうど)の線を引いて試みたものの中から撰んで決めたものです。(以下略)
(補足)顔料の名称でカキの殻を粉にしたもの。
(芹沢銈介自身のコメント「芹沢銈介装幀集」付録より)
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